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2018年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年09月

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ちょっと油断すると、投資家向けのリターンは下がってしまいます


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

コストというのは
塵(ちり)のようなもの。

あるいは、
摂氏20度でほんの少しずつ
溶けていく氷(こおり)のようなものです。

要は?

要は「実感しにくい」!



特にけいぞく的にかかるコストって、
いつの間にか、
自身の背丈が縮んでいるような
そんな「恐ろしさ」を孕んでいます。

(コストはあなたのリターンを蝕むのです。)

ウォール・ストリート・ジャーナルで
以下のような記事を見つけました。

【バロンズ】投資家にとって最高のファンドとは


当然ですが、

〇 投資信託そのものの名目リターンと、
〇 ファンドを保有する投資家の
実績リターンは「異なります。」


私たちファンド保有者は、
売り買い時のコストを払い、
けいぞくコストを払い、
税金も払ったりしますね。

おまけに
ムダな売り買いをしてしまう人もいます。

残念ながら、
そわそわしている人ほど、
ファンドそのもののリターンから
遠ざかってしまうのです。


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上記記事内では、
米国モーニングスターの【調査】が
挙げられています。

分散型株式ファンドの
2016年12月31日までの

10年間における年率の
投資家向けリターン
(経費など控除後の投資家全体のパフォーマンス)は、

コストが低い方から
上位20%のファンドでは
4.59%だったのに対して

ファンド自体では5.83%で、
1.2%ポイント以上の差があった。


ナント・・。

諸々のコストが低いファンドですら、
投資信託自体のリターンに比べると
1%以上劣後していたのですね。


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次も引用します。

コストの高いファンドでは、

ファンド自体のリターンが
4.34%だったのに対して
投資家のリターンはわずか1.78%で、
約2.6%ポイントの差があった。


嗚呼・・。

これでは投資家側の
取り分】が少なすぎます。


(ところで、)
あなたの実績リターンを上げるためには?

〇 投資信託を保有したら、
意味のない売り買いをしない。

〇 できるだけ長く持ち続ける。

〇 (たとえば)つみたてNISAのような
税制優遇制度を利用する。


月並みですが、
地味で長続きする投資家になることが、
実績リターン向上の道なのです。


そしてもちろん、

けいぞくコストの高さと、
ファンド自体のリターンの高さには
「因果関係」がないわけですから、


スタートラインに立つ心構えとして、
コストが低いファンドを選ぶことが
(まずは)正解なのです。

〇 こちらの記事もご参考に!
売りたい病を克服するには、トム・クルーズの『ミッション・インポッシブル』を観るべし

あ




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| 投資信託をディープに理解する | 19:21 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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8月30日の「ひと言」


40歳を迎えたあなた。

これまでの時間の積み重ねは

これから興す物語の準備でした。

いよいよ今から『本編』が始まるのです。


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| 今日のひと言 | 11:48 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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家計の投資信託残高がなかなか増えない理由


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

まずは草食投資隊の
以下のコラムをご覧ください。
貯蓄から投資への流れが「幻想」だった理由

「えーっ、ホントなの?」と、
あなたは驚かれるかもしれません。

(わたしも驚きましたから・・(-_-;)

上記記事によりますと、

家計が保有しているとされた、
投資信託の残高が、

実はゆうちょ銀行など
金融機関が保有していることが判明し、

家計の保有分(残高)が
30兆円以上減ってしまったという、
かなりショッキングなニュースです(-_-;)


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(だいたい日銀って
こんなイージーミスをするものなの?)


投資信託のトータル残高は、
帳尻としては合っています。

が、しかし・・。

私たちの家計って、
誰かに強制されて
投資信託を買うわけではありません。

「未来の自分はこうありたい。」


という素朴な願いとともに、
自主的にリスク資産を持つわけです。


そういった確かな意思を持つ、
個々人の【流れ】(ムーブメント)が、

(純資産残高を見る限り)
実は起こっていなかったことが今回判明しました。

(かっ、悲しい。。)


ではどうして、
個人の【投資信託残高】って
なかなか増えないのでしょうか?

ここではちょっと
「マクロ的」に見てみましょう。


皆さんご存じの通り、

日本では60 歳以上の人が
個人金融資産の 6 割、
有価証券に至っては
およそ7 割を保有しています。

若年層のコツコツ投資が
広まってきたとはいえ、

投資信託においても
おそらく(純資産額の)6割程度は
60 歳以上の人が保有していると思われます。


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そう、
投資信託の残高は、
シニア動向の影響を強く受けるのです。


まあ、ふつうに考えれば、
71歳の鈴木さんは、
株式や投資信託を取り崩しながら、
楽しいセカンドライフを送りたいはずですよね。

ですので、
高齢者が保有する投資信託には、
持続的な【解約圧力】が生じるわけです。


あるいは、
以下の統計はどう捉えられるでしょう。

厚生労働省によりますと、
2017年1年間の

出生数は・・・94万人。
死亡者数は・・134万人でした。


つまり?

つまり、
2017年1年間で、
ちょうど「宮崎市」と同じ人口が
消滅したことになります。



露骨な言い方になりますが、
死ぬ人が増えるということは、

それだけ
相続の発生件数』が増すということ。

シニア層が保有していた投資信託を、
(相続によって)
毎年毎年、膨大な数の方々が
引き継いでおられます。

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その人たちのみながみな、
投資信託を持ち続けるのでしょうか?


わたしはそうは思いません・・。

ある人は生活のため、
またある人は投資に馴染まないため、
投資信託を『売却』することになります。

また、被相続人の中には、
資産が円滑に継承されることを願って、

生前に投資信託の一部、
または全部を売却しようと考える人もいるのでは。


【わたしの考え】

『超高齢化社会』が進む中、
シニア層が保有する投資信託の
潜在的な「売り圧力」はけっこう大きく、

それが
持続的な「買いのチカラ」を上回る状況に、
もしかするとなっているのではないかと推察します。

たとえば、
このまま超高齢化が進むことで、

銀行の預金残高も
減少に向かうことが指摘されています。

まさに日本には
人口動態の大変化』という
魔物が潜んでいるのです・・。

〇 こちらの記事もご参考に!
純資産額が右肩上がり ⇒ 安心の印です

あ




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| 投資信託をディープに理解する | 12:05 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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米ドルを持っているので、アメリカ上場のETFを買おうという発想は「×」です


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

セミナー、コンサルティングで
繰り返しいただく質問に、
以下のようなものがあります。

保険を解約して、
あるいは外貨預金を解約して、
あるいは駐在していた米国での給与が積みあがって、

けっこうな額の「米ドル」があるのですが、
これって一体どうすればいいのでしょうか?


という『質問』です。


日本円ではなく、
「米ドル」で持っているので、
そこに何か【特別な意味】があるように
感じてしまう気持ちは分かります。

でも、回答としては、

「米ドルにこだわらないこと」


(これが他の通貨の場合でも同じです。
ただしこの設問は
日本で居住していくという前提です)


こんな想像をしてみましょう。

あなたが日本国内の
「公募の投資信託」を買うとき、
ふつう「日本円」を出してそれを買います。


じゃあ、オーストラリアの人はどうでしょう?

オーストラリアにも
たくさんの投資信託がありますが、

かの地の人はふつう
オーストラリアドル」を出して、

たとえば「アメリカ株式ファンド」を
買ったりしているわけです。


ココ、伝わっていますか?


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つまり、
投資信託を買う時、売る時の
決済通貨」は、

原則、その国で使われている
通貨」ということになります。


ただ、それだけのこと。

あなたがたとえ「日本円」で、
「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」を買っても、

ファンドを購入した瞬間に、
当該ファンドが内包する
先進国22カ国の1,000銘柄を超える株式を
保有する人になります。

そう、
立派に「100%外貨建て資産」を持つ人ですね。

(通貨は?)
(10通貨近くに分散されます)


じゃあ、
シドニーに住んでいるギブソンさんはどうでしょう?

彼が「オーストラリアドル」を出して、
仮に同じ
「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」を買っても、

最終的に『何を保有するか』は
あなたとまったく同じですよね?


両者の違いは?
ただ「決済通貨」が異なっているだけ。


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「米ドル」を持っているから、
アメリカの個別株とか、
米国上場のETFを買おうという発想は、

保有している通貨をもとに、
「金融商品」を選んでしまうことであり、


そこでは、
【あなたにふさわしいかどうか】が
欠落しています。


(ちょっと危ないと思いませんか?)


〇 あなたにとってふさわしい「資産配分」がまずあり、
〇 あなたにとってふさわしい「金融商品」が続いてあり、

それらを買うために、

「円建て」でよいのか、
それとも「外貨建て」に変換する必要があるのか
というプロセスを踏むべきなのです。

くれぐれも、
保有する「通貨」を主人公にして
「金融商品」を選択してしまわないようにしましょう。

あ




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| 投資の発想法 | 10:35 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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あなたのカラダ以外は『分散』できるんです


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

実は先週あたりから
猛暑疲れのせいか、
胃腸炎になってしまい、
体調を崩しておりました。

今はもう、良くなっております(^^;

こういうとき実感するのは?

「自分の代わりっていないんだ・・。」


ということ。

私たちの体は、

カラダ A部分
〃   B部分
〃   C部分 みたいに分割して、

それぞれを
別個に機能させることができません。


あなたの身体は・・「ひとつ」なのです。


日常生活を振り返っても、

「あれ?これってけっこう集中してるかも?」


と気付くことがあるかもしれません。

たとえば、

ひとつの会社で、働いてるよ。
ひとつの場所に、住んでるよ。

そしてあなたは、
ひとつの国の、民であり、

ふつう、
ひとつの通貨のみを保有しています。


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私たちはさまざまな場面で
【1本の細くて長い木】に依拠して、
(=集中して)暮らしているのです。

以下、橘玲さんのツイートを読んで
そんなことを思いました。


橘さん ツイート


集中するとは、
そこに『頼っている』状態を指します。

※ 私たちは、ひとつ所に
頼りっきりにならないよう、
思考を『複線化』する必要があるのでは?



たとえば、
公的年金のみに頼ると、
国の政策に「おんぶに抱っこ」状態に
なってしまいます。

(老後のインカムにおいて、
自分に「主導権」がなくなってしまう)


ひとつの会社に頼ると、
その事業体と
運命共同体」的に歩むことを強いられます。

副業を行ったり、
セカンドキャリアを模索するのは、
定期収入の【分散】を図り、
複眼的な視野を養うことに他なりません。


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(ついでに云えば、)
共働き世帯は、
収益発生元の【分散】、
という観点から見ると分かりやすいでしょう。


あるいは、
海外にロングステイしたり、
移住したりするのは、

ひとつの国(制度)に依拠しない、
という【分散】の考え方です。


また、「英語」というスキルは
そのための手段という見方ができます。

上記、ロングステイや移住と
関連しますが、

住まいを「賃貸」にすれば、
ひとつの場所に依拠することなく、

変化に応じて、
さまざまな場所に(柔軟に)移動できます。


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わたしも50歳になって、
「リスク分散」を意識し始めています。

今の時代は
変化も激しいですが、
(本人さえその気になれば、)

収入源も、
住まいも、
どんな人と付き合って、
どんなコミュニティーに参加して、

誰に、どんな情報発信をするのかも、
【ある程度の分散】が可能になります。

あっ、もちろん、
【お金のあり様】も!


あなたの大事なおカネは、

お金  A部分
〃   B部分
〃   C部分 みたいに分けて、

それぞれを
別個に機能させることが出来ます。


このお金の優れた【特徴】を、
生かさない手はありませんよね・・。

あ




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| 人生をプランニングする | 13:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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商売人って悪い存在なの?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしが小学校低学年のころ、
(昭和51、52年頃)

自宅が面した路地は
まだ舗装されておらず、
(たしか)むき出しのだったと
記憶しています。

わたしが育ったのは神戸の下町、
工場街でした・・。

正確にいうと、
中小の作業所、内職の家、
ミシン場などが密集する区域でした。


みな貧しかったのですが、
その中でも格差、区別というのは
強烈に存在していて、

たとえば、
木造の長屋に住む子から見れば、

(たとえ路地の中でも)
コンクリート造の家というのは
もう「豪邸」に見えたものです。


子ども同士で
経済的な格差が表れるのは
お小遣い」でした・・。

皆で駄菓子屋に馳せ参じるのですが、

50円のモノが買える子もいれば、
必死に5円、10円のモノを
探している子もいました。

当時の親たちはおそらく
その日を生きるのに
精一杯だったのだと思います。


わたしが育った路地周辺は、
婦人靴、紳士靴の分業集積地で、
あと小規模な鉄工所もたくさんありました。

要は「職人気質」の親たちが
多かったのですね。

そういう人たちから見ると、
商売人というのは、
ちょっと「異形の姿」だったのでしょうか。

親たちはよく、
近所の商店主などの噂をしていました。

「あの家はね、
商売人だからかなわないよ」


とか・・。

「商売人だからかなわないよ。」


??

これって、
お金儲けをしている人に対する、
羨望というか、

ある種の「妬み」みたいなもの
だったのでしょうか・・。


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今となって思うことですが、
職人も自営で商売しているわけですから、
「同じ商売人」なんですけど・・(笑)

職人気質からすると、

「我々の仕事は金儲けだけじゃない、
誇りというか矜持があるんだ!」


みたいに思っていたのでしょうか。

「こっちは商売人とは違うんだ」


という、
ヘンな自意識が
あったのかもしれません。


そして面白いのは、
「お金儲けではないんだ!」
と言いながら、

職人さんの中には
お金に対してだらしなかったり、
酒やギャンブルに溺れる人も
いたように記憶しています・・。


商売(しょうばい)。

あなたはこの言葉を聞いて
なにを・感じますか?

あざとい、
ちょっとずる賢いような面を
感じてしまいませんか?

お金を儲ける(=商売)に対して、
日本人は今もどこかで、

後ろめたさ」のようなものを
抱いているのでは?


それが少なからず、
投資」という行いにも
影響を与えているような気がします・・。


商売(しょうばい)をして、
お客さんに
モノ・サービスを提供し、
それを買ってもらうとは、

お客さんに「価値」を提供することです。

お客さんのほうは、

「あれ?これって価値ないよ」


と感じれば、
二度と買ってはくれないわけですから。


繰り返し買っていただいて
受け取る「代金」は、

いわば「価値」提供に対する
対価です。

儲ける、利益を得るということが
「悪」ではなく、

適正な利益はむしろ
「立派な善」なのですね。



なぜなら、
適正な利益を得ないと、

お客さんに対して、
継続してモノ・サービスの提供が
出来なくなるためです。



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そして、
小さな商売がたくさん興れば、
やがてその中の一部が「ビジネス」となり、

それが「会社」になって、
多くの人の勤め先になったり、
それなりの税金を納めたり、

たくさんの人の「給与」を支払う
存在になれば、

それはもう、
社会に貢献する
「事業」と呼べるものになります。


こんにち、
何万人の従業員を擁する大会社も、

最初は小さな箱
(= 小さなひとつの商売)に
過ぎなかったわけです。

もっともっと、
「小さな箱」を興す人を評価してあげる・・。

そういう社会になればいいなあと、
最近思います。

あ



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