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販売会社ごとの『投信の成績表』、定着して欲しいですね


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

投資信託、についてです。

さあ、
これからは『共通の物差し』でもって、
お客さんが投信を保有することで、

どれくらいの比率で
「損しているのか」「得しているのか」を、

各販売会社さんは
パーセンテージ(%)で
出してくださいね。
(これは毎年継続しますよ!)


というのが、
運用損益別・顧客比率】です。


以前、
投信は、投資信託とファンド保有者の合作!(運用損益別顧客比率から読み解く)

という記事内で、

〇 三菱UFJ銀行と、
〇 SBI証券と、
〇 セゾン投信の

【運用損益別の顧客割合】を
比較してみました。


本日の日経新聞電子版

投信「成績表」初の全社開示
「優等生」独立系で多く 積み立て投資が奏功

をご覧いただくと、

より詳しい、
金融機関別の
「運用損益別の顧客の割合」が
グラフで出ています。


nikkei.png


なるほど・・。

金融機関ごとで
けっこう違いますね!

(下位にランクされている
「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」については、

あくまで弊所のお客様から
伺った限りの情報ですが、
販売姿勢等で「よい噂」を聞いたことがありません)


あっ、もちろん、
この「グラフ」は
割り引いて見る必要はあります。

そもそも、
顧客割合を出すための
データの算出開始時期が、
金融機関によって異なるためです。

(ココも統一させる必要がありそう。)


同じく日経新聞電子版
投資家の「心の壁」壊せるか
の記事によりますと、

上記グラフの
『算出開始時期』は、

楽天証券が1999年、
大和証券が2004年、
野村証券は2013年となっています。

当然、データの収集期間は
ある程度「長い」ほうがよいですよね。

(上記のいっぽう、
三菱UFJ、三井住友、みずほの
3メガバンクは、
算出開始時期すら明示していないのだそう。)

これは、ダメです(-_-;)


gctv-mistakes.jpg


あと、扱っている投資信託の種類も、
金融機関によって異なります。

日経の
最初の記事から引用してみましょう。

野村証券は株式で運用する投信が
11本(55%)を占めるのに対して、
三菱UFJ銀行は4本(2割)にとどまる。

引用、終わり)


たしかに、

銀行って、
債券で運用する
「毎月分配型のファンド」が多いです。


野村証券は
(グラフ的には)
「顧客の77%が含み益」ということですが、

そもそも算出開始時期が
2013年ですし、

それ以降は
(日本をはじめ)
世界的に株価が上昇していますから、

「運用損益別の顧客割合」が、
良いほうに
かさ上げされている面があります。

(それに対して、
債券の成績はどうしても地味になりがち。)


あと、
ネット証券は、
成績がプラスの顧客割合が高いですが、

以下、引用)

30%以上の利益を得ている
顧客比率に限定すると意外に低い。

売買が個々人の判断に委ねられているため、
「利益が膨らむとすぐに
利益を確定する顧客が多い」(ネット証券首脳)
ことが理由とみられる。

引用、終わり)



尾瀬


ここも、
個人投資家にとって
いかに「バイ・アンド・ホールド」が
難しいかを物語っています。


そもそも、

個人投資家のリターンが、
投資信託そのもののリターンより
低くなってしまうのは、
無駄に売り買いをしてしまうためですね。



今後は、

〇 算出開始時期や、
〇 算出の対象とする投資信託の種類を
できるだけ「統一」させ、

毎年、
販売会社ごとの『投信の成績表』、
【運用損益別の顧客割合】の
グラフを見るのが楽しみ!


というようになって欲しいものです。

この種のデータは
長く継続」してこそ、
有用性が増すわけですから・・。

あ




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