FC2ブログ

2018年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年12月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

投資信託の分配金と定期解約って、どう違うのですか?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

長年こういう仕事
(相談業務)をしていますと、
コンスタントにいただく『質問』というのがあります。

たとえば、

投資信託の分配金と定期解約って、
どう違うのですか?


(たしかに)
これって分かりにくいですね。
ちょっと頭の体操をしてみましょう・・。


あなたがファンドを【解約する】場合!


〇 ファンドの「基準価格」は変わりませんが、
ファンドの「口数」が減ります。

あなたがファンドから
【分配金】を受け取る場合!


〇 ファンドの「基準価格」が下がりますが、
ファンドの「口数」は変わりません。


baby_haakuhansya.png

つまり、
欠けるところ】が違うだけで、
あなたが保有するファンド資産が、

・解約した分だけ、
・分配金をもらった分だけ「減る
という意味では【同じ】なのです。

投資信託の【価値】の出し方って、
【計算式】でいうと、

< 基準価格 × 口数 ÷ 10,000 > ですね。



今、あなたが
投資信託を【5万円分、解約する】
ということは、

< 基準価格 × 口数 ÷ 10,000 >
  口数が減る ↑ 要因です。

一方、あなたが投資信託の
【分配金を5万円分、受け取る】
ということは、

< 基準価格 × 口数 ÷ 10,000 >
基準価格が ↑ 下がる要因です。


また、
分配金(普通分配金)というのは
『配当所得』であり、

ファンドの解約は
『譲渡所得』にあたりますが、
どちらも税率は20.315%です・・。


pose_genki01_boy.png


では、次に
違う点】についてお話ししましょう。

【5万円分、解約する】と、
【分配金を5万円分、受け取る】で
違ってくるのは、

信託財産留保額」の存在でしょう。

投資信託を解約するケースでは、
ファンドによっては
「信託財産留保額」が課される場合が
あります。


(分配金ではこの種のコストはありません)


次に、運用会社の立場から
見てみましょう。

「分配金」を出すという作業は?


運用会社にとっては(本業ではなく)
プラスアルファの仕事、
という位置付けでは?

特に「毎月分配金」を出すタイプの
ファンドでは、

常に決まった額の『キャッシュ』を
準備しておく必要があります。

このような余計な仕事を
(運用会社に)させることで、

その分、あなたは
高めの【継続コスト】を
支払うことになるのです。



一方、ファンドを「一部解約」するとは?


運用会社にとって
(解約に備えるのは)
ルーチンの業務です。

(別にプラスアルファの仕事を
させるわけではありません)


実は、
『分配金』と『定期解約』の
もっとも大きな違いは、

どちらに【主導権】があるか、です。


ファンドの【分配金の額】は
あなた自身が決めたり、
変更したり出来ません。

(運用会社が『主導権』を握ります)

一方、ファンドの【解約】は
あなたに『主導権』があり、

〇 自分で「金額」を決め
〇 自分で「金額」を変更できます。



投資信託から
お金をもらうことって、

その目的も意図も
あくまで【個人的なコト】であるはず。。

自分でしっかりコントロールできたほうが、
シンプルな資産管理につながると思いませんか?


top_img.png


あなたはただ、
貴方の「ライフステージ」の中で
投資信託という道具を利用し、

ファンドを計画的に積み立て
資産を形成し、

そして「下り」の部分で、
ファンドを計画的に解約していくだけ・・。

(この包括的なプロセスを
資産運用』と呼ぶのです)


今、SBI証券が実施している
投資信託・定期売却サービス】がありますが、
これがさらに進化し、

「同口数解約」や、
「定率解約」という新たな選択肢も
提供してくれれば、なお素晴らしいと思います。

あ




関連記事

| 投資信託をディープに理解する | 13:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |