FC2ブログ

2018年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2019年01月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

iDeCo、つみたてNISAをうまく使いこなすコツは、『投資に回すトータル資産』を把握すること


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

「iDeCo」と「つみたてNISA」って、
根本部分は【まったく同じ】です。

すなわち、

・長期で、
・投資信託を積み立て、
・あなたの資産を増やす
『税制優遇口座』なのです。


ところが、
こちらがゆっくり顔を近づけていくと、
両者の【性格の違い】が鮮明になります。


「iDeCo」・・
あなたの【年齢】に対応。

「つみたてNISA」・・
あらかじめ【期間】が決まっている制度です。

「iDeCo」は年金制度なので、
融通の利かない学級委員のように
いちいち「書類」⇒「届け出」。

チェックも厳しく、少々硬いです(^^;

いっぽう「つみたてNISA」の開設や、
掛金の変更は比較的カンタン。

20歳以上の人全員に
同じルールが適用されます。

※ ただし、
【期間】が予め決まっているので、

たとえば20代の人などは、
資産の取り崩し時期(65歳)が
20年の非課税期間の後に
なってしまいます・・。



why-is-yawning-contagious01-300x266.jpg


商品の本数は?


「iDeCo」は今年の法改正で、
商品ラインナップが
『35本以下』となるよう決定されました。

いっぽう「つみたてNISA」の対象商品は
『160本』近くに!

この【違い】って大きい・・。

「iDeCo」は商品数が限られるので
(100%満足ではないにせよ、)
商品(モノ)を決めやすい。

いっぽう「つみたてNISA」は
商品数がどんどん増えてきて、
ますます選びにくくなっています。

(だいたい↑
先進国株式インデックスファンドが
10本も20本も要るのでしょうか・・?)



資産管理のしやすさは?


「iDeCo」は
積み上がった資産ベースで、
投資信託を一部売ったり
そこから他のファンドを買い付けたりできます。

(そう、資産配分の調整
『リ・バランス』ができるわけです


ところが「つみたてNISA」では、
積み上がった資産ベースでの割合調整
=『リ・バランス』が出来ない!

ココ、大きな↑デメリットでしょう。


次に、
ちょっと冷めた視点で見てみましょう。

『制度』が厳格で、
かつ『商品数』が限られているので、

「iDeCo」はある意味、
「あきらめ」がつきやすい制度だと
わたしは思います。


「・・まあシンプルに、
長期でやるしかないよね」

と思いやすい・・。

(そう、60歳まで出せないため!)

これって↑
トータルで捉えると良いことだと思います。


9-遠くを眺める


一方の「つみたてNISA」は
文字通り
運用益に対して『非課税』となり、

投資信託を解約して、
いつでもそのお金を引き出せるため、

【いつ売るの?】
【それとも売らない?】という
悩みのタネ』を抱えやすくなるのです。


こうやって書き出してみると、
両者の性格はまるで違いますね。


実際に、相談業務で
お客様の声を伺っていても、

「iDeCo」のほうが、
制度そのものを
シンプルに捉えられているケースが多いです。

ふだんは意識せず、
【遠い存在】として
認識されている。

(この『距離感』とても重要です!)


また、
お客様のお話を伺っていると、

「iDeCo」「つみたてNISA」
それぞれの【入り口】を
別個のモノとして捉え、


それぞれ「独立した」感覚で、
「投資信託」を選んでしまっているケースが
目立ちます。


これって、
セレクト雑貨 Francfranc(フランフラン)で
「これが良さそう!」と
青地のバスタオルを買い、

その帰りに「ニトリ」に立ち寄って
なんとなく色目の似たバスタオルを
また買ってしまう・・、
というイメージでしょうか?


「急がば回れ」ではないですが、

まずは、
広く浅く、
あなたの資産運用【全体】を
捉えてみませんか?


これ、
【税制優遇口座】を利用する際に、
ぜひ心掛けていただきたいことです。


6686801_orig.jpg


(そもそも)
あなたは、

A 向こう20年間で、
毎月の貯蓄から「つみたて投資」に回すお金

B まとまったお金から「投資」に回すお金

この、
AとBの【足し算】を
してみたことがありますか?


まだ「したことがない」人は
ぜひトライしてみましょう・・。


iDeCo、つみたてNISAを
うまく使いこなすコツは、

これから先、
あなたが『リスク資産』を
どのくらい買い付けていくのか、

すなわち、
【投資に回すトータル資産】を知ること!
なのです。


(そして)
そこから、

1.向こう20年で「iDeCo」に回すお金は?
2.向こう19年で「つみたてNISA」に回すお金は?
を、概算として出してみます。


ここでは『一例』として、
限度額いっぱい拠出するものとしますが、

実際は、
あなたの毎月の収支に合わせて
拠出額」を決めてくださいね。


1.「iDeCo」
月の拠出額を2.3万円とすると、
計552万円になります。

(2.3万円×12ヶ月×20年間)


2.「つみたてNISA」は、
なぜ【19年】か分かりますね?

2019年から
「つみたてNISA」を始めるという前提だと、

投資資金を入れられるのは、
2019年~2037年の「丸19年間」となるためです。

こちらのほうは、
年間40万円入れるとすると、

計760万円になります。
(年40万円×19年間)



よん


繰り返しになりますが、
もっとも重要なのは
全体図】の把握ですよ!

あなたが向こう20年間で
【投資に回すトータル資産】を、

たとえば
3000万円」としましょう!


すると、
【トータルの運用資産】に対する、

「iDeCo」「つみたてNISA」
「特定口座」の、
それぞれの【資金の割合】が出せます。

(iDeCo)・・     552万円  約19%
(つみたてNISA)・・760万円  約25%
(特定口座)・・  1688万円  約56%

 (投資に回すトータル資産:3000万円)


というふうに・・。

先に『結論』を言いますと、
上記のように、

ある程度
『特定口座』の割合が高いほうが、

iDeCo、つみたてNISAは
あなたの運用に『はめ込みやすく』なります。


あ

なぜなら、

〇 特定口座での運用がメインとなるため、
〇「資産配分」(ポートフォリオ)は
特定口座で組み、

〇 iDeCo、つみたてNISAは
それぞれ「1本の投資信託」のみとすることが
可能になるためです。


「カンさん。リ・バランスは?」
もちろん、
特定口座で行うことになりますよ!


     19年1月19日()in 東京・田町

465-125.jpg




関連記事

| 確定拠出年金(iDeCo、企業型) | 18:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |