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2018年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2019年02月

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モーニングスターの『ネット証券・販売ランキング』を見て感じたこと・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今、どんなモノが売れているか?」は
常に「世相」を反映するものです。

基本、ネット証券のユーザーは

「自分の考えで、自分で決めて買う人」


ですから、

販売ランキングを見れば、
消費者の胸の内が
透けて見えてくるはずです・・。


以下、
『モーニングスター』の投資信託
ネット証券・銀行 販売ランキング」から
抜粋させていただきます。

(2018年12月度。
4つのネット証券、1位から6位までを抜粋)

まずは『SBI証券』


SBI.jpg


ニッセイアセットマネジメントが強いですね。
(1位と4位にランクイン)

今後は「eMAXIS Slim先進国株式」が
どのくらい順位を上げてくるかに注目。


続いて『楽天証券』


楽天


楽天・全米株式インデックス・ファンドが
第2位になっていますね。


ちなみに、
4大ネット証券の【口座開設数】って
今どうなっているのでしょう?


2018年3月末現在、

SBI証券
4,261,410口座(シェア 38.32%)

楽天証券
2,610,549口座(シェア 23.47%)

マネックス証券
1,514,702口座(シェア 13.62%)

カブドットコム証券
1,087,327口座(シェア 9.78%)


となっています。
(サイト「ネット証券比較」より)


SBI証券は変わらず強いです。

ただ、
年度別の『口座増加数』で見ると、
楽天証券も負けじと頑張っています。

翻って、
マネックス、カブドットコムは、
年度別の『口座増加数』が
「万人単位」であり、

SBI証券、楽天証券とは
一桁違っています。


実質ネット証券は、
SBI証券、楽天証券の『2強』に
なっていると云えるでしょう。


ゆえに上記2社の
『販売ランキング』の影響度が大きいのです。


続いて『マネックス証券』です。


マネックス

「マネックス・日本成長株ファンド」
が6位にランクインしています。


次に『カブドットコム証券』


カブコム

特徴的なのは4位に
「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」
が入っていること。


ところで、
上記ネット証券『販売ランキング』に
共通しているのは?


1.インデックスファンドが
ランクイン。


10年前の「販売ランキング」であれば、
ランクインは(せいぜい)
日経225のインデックスファンドくらいだったのでは。

投信の販売現場で
着実に「インデックスファンド」が
シェアを伸ばしていることが分かります。


2.ひふみプラスの存在感


ここ数年、投資信託の販売で
大きな影響力を誇ってきたのが
「ひふみプラス」です。

たとえば、
ある地銀では、

取扱いファンドの中で
「ひふみプラス」の販売額が
50%以上を占めるなどの現象が起こっています。

これは翻って見ると、
投信の販売を
「ひふみプラス」に頼っているとも言え、
懸念すべき点だと思います。


anxious-man-biting-nails-worried.jpg


私見ですが、
ひふみ投信の運用会社である
「レオス・キャピタルワークス」の、

東証マザーズへの突然の上場延期は
たいへん気になります。

(直前の上場延期というのは
きわめて異例であるため・・)



そして最後の共通項は?

3.日本株4.3倍型のブルファンドが
入っていること。


たとえば、
「楽天 日本株4.3倍ブル」というファンドは、

日経平均株価の
1日あたりの変動率に対して、

おおむね×4.3倍程度になるよう
設計された投資信託のことです。

月次レポートを見ると、
当該ファンドは
428.3%「日経225先物」に
投資していることが分かります。



baby-surprised-340x231_20170306144244226.jpg


⇒ ここで多くの人が陥る、
ブル型ファンドの勘違いを!

たとえば1年間で、
日経平均株価がプラス50%になったら、

『当該ファンド(4.3倍ブル)は、
+50% × 4.3倍程度のリターンになる。』


と思っている人、

それ、間違いですよ。


先ほど、
日経平均株価の
1日あたりの変動率に対して、

と述べた通り、

この種の『ブル型・ベア型ファンド』は、
長く持てば持つほど、
計算上の想定リターンから
どんどんかい離していきます。


もっとも
かい離が大きなパターンが、
以下の
市場そのものがアップダウンを繰り返す例。


レバレッジ

「楽天 日本株4.3倍ブル」
交付目論見書より。

上図では、
株価市場そのものは
その値が変わっていませんが、

ブル型ファンドは基準価格が
大きく下がっていることが分かります。

(たった10日でです!)


この種の投資信託は、
その印象と
商品の実態が
大きくかい離しているのです。


投資信託を選ぶ程度の
リスク選好者には、
とうていお勧めできる商品ではありません。


百歩譲って利用するにしても、

2~5営業日内で
さっさと解約してしまうべき、
超短期・トレード専用】の商品なのです。

(少なくとも4.3倍のようなブル型ファンドは、
公募投信として認可されるべきではないでしょう・・)



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