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『損切り』という言葉から卒業しよう


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先日、お電話で
弊所にお問い合わせをいただきました。

昨年12月の市場の急落で
保有する投資信託を半分くらい
売ってしまった人からの問い合わせでした。

そのファンドを
仮に「ABCファンド」としましょう。

お話を伺った限りでは、

想定外の下落が発生し、
「ABCファンド」が良くない、
という判断に至られ、
半分を売却されたのだそう・・。


でも、です。

投資信託の価格が
下がってしまうことが

「良くないこと」では
ないですよね?


投資信託の値段は
ときに「下がり」
ときに「上がる」のがふつう。


たまたま12月は
市場全体が【10~20%】という
大きな下落に見舞われましたが、

これとて
たまに』起こること・・。


以下、
わたしの完全な私見です。

お問い合わせの方はもしかすると、

『突然見舞われた大きな下落』に対して、
市場から引き上げる口実が
欲しかったのではないでしょうか。


(いわく
「ABCファンド」が良くないからだ、と)


損切り】をしてしまうのは、
(市場の特性を見ずに)
金融商品のみを見ている証拠です。

行動の理由を
金融商品の優劣のせいにし、

自身のリスク許容度には
「フタ」をしてしまっているわけです。



sky-business-stock-bubble.jpg


また、
「ABCファンド」が良くないからだ、
という思いには、

別の、「違うファンド」を
うまく選ぶことができれば、

(もう)こんな理不尽な下げは
経験しなくてもよいはずだ、
という「思い」があります。



たしかに、
金融商品そのものが
「良くない」ケースもありますが、

損切りしてしまう
「もうひとつの理由」は、

今の例で言いますと、

その方が、
「ABCファンド」のみで
投資を捉えているためでしょう。



仮に、
「ABCファンド」と、
「DEFファンド」という

ふたつの異なるファンド(=面)で
自身の投資を捉えることができれば、


1個のファンドを売る、
(2つとも売る、)
だけではなく、

ふたつのファンドの
【保有割合】を整える、

という「まったく別の発想」も
生まれてくるはずです。



これが、

〇 ポートフォリオで投資を把握し、
〇 リ・バランスで資産を管理する。

という発想ですね。


自分の投資を「ポ」で捉えれば、
今の場合、

保有割合をもとに戻すという名目で、
価格が下落している投資信託を
買い増すことも可能になるはずです。


短期は「損気」です。
今一度、自分の長期的なニーズに
耳を傾けてみましょう・・。

「損切り」や「利確」という言葉は、

『ひとつの投資対象』
『ひとつの金融商品』だけで
投資を捉えていた、
昭和の時代の産物なのです。

あ




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