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『バロンズ』バンガード創業者が残した成功の秘訣より


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

最近は日経より
WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)を
読む時間が増えているのですが、

WSJから次の記事を見つけました。
【バロンズ】バンガード創業者が残した成功の秘訣

実はこの記事、
バンガードの創業者
ジョン・C・ボーグル氏が2007年に執筆した
未発表のコンテンツなのです!


Barrons.jpg


わたし自身、
氏のことばに触れるたびに、

余計な雑念、
装飾された情報がそぎ落とされ、

なんと言いますか、
「本質とは何か?」の部分に
戻っていく自分を再発見します。


たとえば、
氏の次のことば。

成功する投資には、
高度な知識や複雑さは必要ない。
必要なのは常識的な見方だ。


すばらしい・・。
潔く、美しい言葉だと思いませんか?


私たちが日常生活で培った
「健全な懐疑心」も、

(実は)投資の中で
自然に生かされるのです。

「投資」だからといって、
何も『特別なコト』が
必要なわけではありません!



無題


思い返してみれば、
ジョン・C・ボーグル氏が初めて
個人向けのインデックスファンドを作った頃、

氏は半ば
「狂人」扱いされていました。

ところが、
インデックスファンドの事業が成功を収めると、
一転して「時代の寵児」としてもてはやされ、

そして晩年には
「聖人」にまで祭り上げられました。

でも?

でも、
ボーグル氏自身が言っていることは、
(若い頃から)一貫しており、
実は何ひとつ変わっていないのです。



氏の物言いの部分で、
わたしがもっとも好きなところは、

既存の金融機関の
惰性、甘えを一喝するところ。

たとえば、
上記バロンズの記事内でも
次のように語っています。

ウォール街の金融サービス会社からは、
この自明の理を
少なくとも表立って聞くことはないだろう。

(※ 自明の理とは、投資には
高度な知識や複雑さは必要ないということ。)

その代わり、
投資は非常に複雑だということや、

自社のアドバイスやマネジャー、
リサーチ、専門性こそが
クライアントの投資目標を達成するために
必要なのだということを聞かされるだろう。



はい、
(いちいち)ワタシ頷いていますよw

既存の金融機関って、
投資がいかに難しいものかということを
いかにも難しく説く『集団』なのですね。

(残念ながら、ココは未だ変わっていません)



氏の『ウォール街』に対する批判は、
コスト(手数料)という核心部分を突きます。

ところが皮肉なことに、
彼らがサービスにかける経費は、

投資家が最大限にしたい投資収益から
差し引かれることになる。


はい、まさにその通り・・。


1616 マーケットのアップダウン


続いてボーグル氏が掲げる
「投資の四つの秘訣」をご紹介しましょう。

1. 経費に注目する
2. 広く分散させる
3. 慎重に配分する
4. 振り回されない


わたしが特に好きなのは、
「2. 広く分散させる」に関する
具体的な言及部分です。

株式市場に
明日何が起こるかは誰にも分からない。
来年のことなど言うまでもない。

どのセクター、投資スタイル、地域が伸び、
どれが遅れをとるのかも分からない。


この不確実性を踏まえた上で
もっとも理にかなった戦略は、
できるだけ広く分散して投資を行い、

米国(そしてグローバルな)企業から、
配当金の再投資を含めた複利の配当利回りや
長期的な利益成長の恩恵を受けることだ。

これこそが究極の勝者のゲームとなる。


はい、ごもっともです!


そして氏は、
「4. 振り回されない」のところで、

自分の感情(心の揺れ)と付き合い、
手なずけ、
それをコントロールすることの重要性を
説いています。


わたしはボーグル氏に生前、
会ったことはありませんが、

きっと投資の分野でなくても
氏は成功を収めていただろうと思います。

なぜなら氏は
「何が消費者にとっての便益なのか?」
という核心を、

いつも心の中に
抱き続けるタイプの人であったためです。

ありがとうございます、ボーグルさん。



バンガード現地視察

上記写真は2012年、
バンガード本社視察ツアーに
参加したときのものです。

〇 こちらの記事もご参考に!
【ジョン・C・ボーグル氏のこの言葉で、ビール3杯くらい飲めそうです(^^;】

あ




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