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なんかヘンです・・ギリシャ国債の利回りがアメリカと同じくらいになるなんて


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

経済における象徴的な現象は、
メインストリーム(大通り)ではなく、

小路の奥で
「ポコッ」と起きるものだとわたしは思っています。

皆さんはギリシャ、覚えていますか?


かつてあれほど世間を騒がせたギリシャです。


『ギリシャ危機』が囁かれていた当時、
かの国の「長期金利」は30%を超えていました。

ギリシャの国債は暴落し、
その結果、長期金利が急上昇したのです。


長期金利

画像元:FT


国債が暴落すると、
ハイパーインフレが起こるぞ・・と
言われていたにも関わらず、

実際は・・、


物価指数

画像元:Tim Duy's Fed Watch


物価指数の推移を見ると、
若干上昇したのみで、

逆に2013年近くになると、
物価はマイナス、すなわち
「デフレ」に陥ってしまいました。


(この現象は示唆に富みます・・)


そのギリシャで先週末、総選挙が行われ、

投資拡大や高賃金の雇用創出などを
公約に掲げていた
野党の新民主主義党(ND)が勝利しました。

で、
ギリシャ国債が
さらに買われているようです。



「さらに・買われている?」

はい。

「えっ?、でもあのギリシャですよ・・」


ハイ。


ちなみにギリシャは最近、
「財政黒字」に転換したのをご存じですか?


黒字

画像元:TRADING ECONOMICS


こういうニュースって
あまり話題に上らないのですね(-_-;)


ギリシャ国債(10年物)はどんどん買われ、
先週末、どれくらいの利回りになったかというと、
2.03%程度に。

なんと一時的にですが、
アメリカの国債(10年物)より
『利回り』が低くなったようなのです。


なんだかヘンですね・・。

S&Pの格付けでは
ギリシャ国債はいまだ「Bプラス」です。

投機的債券・・。



でも、利回りは
2%強まで下がっているのです。

(ギリシャだけではなく、
東欧の国債も、
会社が発行する債券(社債)も
どんどん買われています・・)


sky-business-stock-bubble.jpg


あと30年もすれば、
日本は高齢者が主役の社会を迎えますが、
これって『人類初の出来事。』

一方、
日本、ドイツなどの10年もの国債の利回り
(長期金利)はマイナスで推移しており、

(国債を購入することで)
投資家が利息を支払うという
異常事態となっています。

これも『人類初の出来事。』

なんだかヘンですね・・。


個人的には、
米国の株価指数が高値を更新したことより、

金利が付かない、
あるいはマイナスに向かう世界のほうに、
居心地の悪さを感じます。

これまでの
「物的な資本主義成長のシナリオ」はもうおしまいで、

新たなイノベーション、
新たな成長のシナリオを書かないと
もう金利は上がらないよと
言われているような気がするのです・・。

あ




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