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2019年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2019年09月

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iDeCoと住宅ローン控除のビミョーな関係?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

念のため・・。
つみたてNISAと住宅ローン控除の間には、
何の関係もありません。

しかし、
iDeCoと住宅ローン控除の間には
ちょっとした関係があるのです。

どちらも『控除』が売り物ですから・・。


仮にあなたが住宅ローンを組み
「ローン控除」を利用する予定なら、

住宅ローン控除と、
iDeCoを活用した所得控除の『違い』について
知っておいたほうがよいでしょう。

「カンさん、どちらがより強力なの?」
はい、それは『住宅ローン控除』でしょう。


なぜなら、
住宅ローン控除は、
支払うべき税額から直接「引ける」ためです。

(これを『税額控除』と言います。)


いっぽう、
iDeCoを用いることで得られる『所得控除』とは?

これは「通常控除の枠」であり、
「給与所得」から控除ができた分、
「課税所得」が低くなり、

その結果、節税になるわけです。

あっ、スミマセン、4文字熟語ばかりで・・(^^;)

ちょっと【図式的】に見てみましょう。


1.こみこみの年収 - 給与所得控除 = 給与所得!
2.給与所得 -【各種所得控除】 =『課税所得』に。

iDeCoを用いて得られる所得控除もココに当てはまる。


そして、

3.課税所得 × 税率 = 所得税額 となり、
4.所得税額 -【税額控除】 = 支払う所得税になります。

      ココが、住宅ローン控除に当てはまる。



もう、お気づきですよね。

「税額」から直接引ける
税額控除(住宅ローン控除)のインパクト
おそろしく大きいのです。

※ ただし『住宅ローン控除』が使えるのは
10年間のみです。


illust3678thumb_20171001123258ae1.gif


より具体的に見ていきましょう。

A iDeCoを活用した『所得控除』と
『住宅ローン控除』、
両方使ってもぜんぜん問題ないケースとは?


⇒ 以下、具体例です。

あなたは住宅ローンを4,000万円組んでおり、
住宅ローン控除で上限いっぱいの
『税額控除』年40万円が使えるとします。

あなたの納税額が、
上記40万円よりうんと多ければ、

iDeCoを活用した『所得控除』と併用しても、
問題は発生しないでしょう・・。


次です。

B iDeCoを活用した『所得控除』と
『住宅ローン控除』、
両者の関係が
ビミョーになってくるケースとは?


ズバリ、
iDeCoを活用することで(結果として)
所得税額が減り、

住宅ローン控除(税額控除)の枠が
そこそこ余ってしまうケースでしょう。

ちょっとだけ細かくなりますが、
お付き合いいただけますか?


friends_kids.png


あなたは今、
iDeCoに年20万円掛金を拠出しているとします。
(あなたの所得税率は20%とします)。

この場合、所得税額が4万円減って
「節税」になりますね。

いっぽう、
あなたは住宅ローンを3,800万円組んでおり、
「税額控除」年38万円の『枠』があります。


ここでは仮に、
あなたの「所得税額」が22万円としましょう。

〇 iDeCoを利用せず、
住宅ローン控除だけ使うケースをイメージすると、
所得税額22万円がまるまる控除できます。

さらに、個人住民税も、
上限額の13万6,500円までまるまる控除でき、
「税額控除」の枠で余るのは、2万3,500円のみです。



ところが、です・・。

あなたがiDeCoを用いて「所得控除」を受けると?


あなたの所得税額は
22万円 - 4万円 = 18万円に減ります。
(これ自体は嬉しいこと。)

あなたは住宅ローン控除を用いて
所得税、個人住民税から税額控除できますが、

(住民税は上限が13万6,500円なので、)
18万円 + 13万6,500円 = 計31万6,500円となり、

税額控除の「枠」が 6万3,500円も
余ってしまうことになります・・。


(※ ちなみにこの余った枠は
翌年に繰り越すことは出来ません・・)


soccer_goalee.png

これが、
iDeCoと住宅ローン控除の
ビミョーな関係なのです。

あっ、でも別に
「損になる類の話」ではありませんね(^^)

細かな、
どれだけ「税額控除の枠」を使い切れるか、
使いきれないか、という類のお話です。



そもそも、
「ローン残高」というものは
毎年減っていきますから、
「税額控除」の枠も徐々に減っていくことになります。

Bの事例に近い場合、
住宅ローンを組み始めた当初は
わざとiDeCoをスタートさせず、

ある程度「ローン残高」が減った頃を見計らって
iDeCoを始めるというやり方もアリだと思います。


(※ 当初は『つみたてNISA』の枠を優先させ、
そちらでつみたて投資を始めておくわけです。)


また、あるいは、
iDeCoを所得控除の器ではなく、
長期の「運用の箱」と割り切れば、

(どのみち、住宅ローン控除は
10年で終了するわけですから、)

粛々とiDeCoを続けるというのも
もちろんアリだとわたしは思います。

※ 要はそんなに気にし過ぎる問題ではないのです。


06.jpg

それより、
今日のお話の中に、
実はもっともっと大切なことが隠されています。

なんだかお分かりですか?


実は、
住宅ローン控除(税額控除)を利用することで、

10年にわたって、
余計に手元に残るお金を
あなたなら、一体どうしますか?


という点なのです。



10年だけ、
多めに残るお金を、
ごほうびとして使ってしまうのではなく、

貯蓄や投資に
意識的に回すことで、
将来のご資産(ストック)状況がまるで違ってくるはずです・・。

もちろん、iDeCoの所得控除で浮いたお金も、
「意識して」投資に回すべきなのです・・。



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465-125.jpg

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| 確定拠出年金(iDeCo、企業型) | 14:13 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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投資信託、入り口での優遇は整いつつあるが、出口(相続)での優遇はさっぱり・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

誤解を恐れずに言います。

国民にどのようなカタチで資産を持って欲しいのかは、
インセンティブを与えることで
国がある程度コントロールできるはずです。

正直、省庁の方々には
細かい話の云々より
グランドデザイン」を描いてもらいたいと思います。

いや、失礼・・。
「グランドデザイン」は
もう描き始めているわけで・・。


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具体的には、
iDeCoやつみたてNISAといった
「税制優遇口座」です。

お金を育てる入り口において、

「どうせやるなら、
こちらのほうが有利ですよ」と
国が公に宣言しているわけです。


これ、立派なインセンティブ。


では、出口の部分はどうでしょう?

90歳とか95歳になって、
次世代に資産を引き継ぐことを
考えるとき、

「ぜひとも投資信託というカタチにしよう!」
というインセンティブは、
働きますか?


NO、ですね。


なぜなら、
投資信託も、株式も債券も、

基本、相続税を計算する際に用いられる
「評価額」が、
【時価・評価】になってしまうためです。

要は「そのままの金額」です)


seminar1.jpg


・・ところで。

どうして日本では『不動産』が
こんなにポピュラーなのでしょう?

それは、出口(= 相続)において
他の資産よりも
「評価のされ方」が優遇されているためです。



たとえば「土地」なら
時価(取引価格)ではなく、
基本、路線価という物差しで
「評価額」が決められます。

(「路線価」は実勢取引価格より
低いケースがけっこうあります)。


あるいは、
被相続人が自宅としていた不動産は、
(相続後、売却するにしても)
3000万円の特別控除が使えるケースがあります。

(ものすごく大きな優遇です)

あるいは建物はどうでしょう。


建物は「固定資産税評価額」が
相続税を計算する際に用いられる
「評価額」となります(自宅の場合)。

また、他人に貸している建物(賃貸物件)は、

固定資産税評価額 ×(1-借家権割合(通常30%))で、
「評価額」が自用建物の7割程度になります。

(もちろん、賃貸物件に供する
土地の「評価額」も下がります・・)

leader.jpg

えっ、どうして「不動産」の評価法だけ、
こんなに優遇されているの?


まあ、貸家の例でいえば、
かつては「住宅供給」が絶対的に不足しており、

上記のようなインセンティブを与えることで、
良好な住環境の整備を
(国が)推し進めたかったからでしょう。

が、それって?
かつて」の話ですよね・・。

か・つ・て。


今は?
不動産が余っています・・。


誤解を恐れずに言えば、
もはや「不動産」における
数々の税制優遇は、
完全に『既得利権』と化しているのです。


冒頭、
国民にどのようなカタチで資産を持って欲しいのかは、
インセンティブを与えることで
国がある程度コントロールできると述べました。

これから必要なのは、

【不動産系】と、
【有価証券系】の
出口(相続)における「評価のされ方」の違いを
解消すること。



国民の財産をリスク分散させ、
かつ、その資産価値の長期的な成長を通じて、
国富の増大を目指すなら、

逆に、

投資信託など有価証券の
相続税を計算する際に用いる「評価額」を、
思い切って引き下げるべきではないでしょうか?



このような意思表示こそ、
国の「グランドデザイン」を示すことですし、
リスク資産(有価証券)の保有促進につながるはず。

今の状況を放置すると、
国民の資産の持ち方が歪んだままで、
ポートフォリオという概念など
永遠に普及しないのでは?と心配になってしまいます。。


追伸) そういえば、
保険業界も「政治力」に長けていますね。
死亡保険金の【非課税枠】は長らく死守されていますから。

あ




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| 投資信託をディープに理解する | 18:28 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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8月22日の「ひと言」



お盆休みに
旧友と楽しい時間を過ごした人も多いはず・・。

「よぉー、久しぶり! 7年ぶりぐらいだっけ?」

こんな感覚で
長期投資ともお付き合いください。


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| 今日のひと言 | 15:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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LINE証券に興味を持った、都内IT企業に勤める内海くん(27歳)へのアドバイス


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

昨日(20日)LINE証券がサービスを開始しました。

わたしは
LINEを通じて証券口座を開く人たちから
「かなり遠いところ」にいる
「一おじさん」なのかもしれません。

LINE証券の
(とりあえずの)サービス内容から推し量るに、

日本株を売ったり買ったりして
トレードを楽しむ人たちが多数派を占めることでしょう。
(それはそれで、良いのだと思います)


現状、当オフィスの投資ポリシーと
LINE証券という窓口は「重ならない」ので、
今から申し上げることは、

都内IT企業に勤める内海くん(27歳)と
「四十八漁場 日比谷パークフロント店」で
偶然隣り合わせていたら・・、
という架空のお話です。


四十八漁場


で、内海くん・・。

以下、LINE証券が
(サービス開始時点で)扱う主な銘柄です。


日本有名企業100社



ETFぞ

(ETFは↑あと、純金ETF、原油先物ETFもあり)


画像元:野村ホールディングスのリリース。
LINE証券のサービス開始に関するお知らせ

※ いずれも国内市場上場です。
※ 現状、投資信託の扱いはありません。


当然、内海くんも日本株に興味が行きますよね?

〇 身近ですし。
〇 誰もが名を知っている会社ばかりですし。


でも、これって、
『日常の範囲内』の体験で終わるかも・・。


内海くんにとって「投資」とは?
未知なるものです。

まったく違うベクトルで、
新たな行動に打って出るというのはいかがですか?

通常の思考から、
うんと離れたところにワープしてみるのです。


ズバリ言いますね。

ETFという銘柄の中に、
「NASDAQ-100ETF」(1545)があります。


LINE証券で扱っている
・日本株という銘柄と
・ETFという銘柄の違いは?


これ、シンプルに言いますと、

〇 キャンディーを一個だけ買うのが
「個別株」投資。

〇 袋詰めのキャンディーをワンパックとして
買うのが「ETF」投資です。


ミックスキャンディ

伝わっていますか?)


具体的にいうと
NASDAQ-100ETFは、

ナスダック市場に上場する3,000超の会社の中から、
上位100社のみをピックアップして袋詰めにしています。

まずはこちらをご覧ください。

★ 上位10銘柄の構成比率(ナスダック100指数ベース)


etf_pickup_product_02_img04.png

画像元:野村アセットマネジメント(NEXT FUNDS)
(上記比率は2019年6月末時点)

内海くんが
NASDAQ-100ETFを購入すれば、
これらの超有名企業を自動的に買い付けることになります。

(おおよその会社名は知っていますよね?)


もちろん、
内海くんの興味をそそる会社の「株価」を
単純に追いかけても結構。

また、
世の中に大きな変化が生じた場合に、

複数の会社の株価が
どの程度異なった値動きをするのか、
観察してみるのも面白いかもしれません。


あるいは、
内海くんの知的好奇心をくすぐるのは(意外に)

上位10社以外の、
90社の「さまざまな会社」かもしれません。



こちらの表をぜひチェックしてみましょう。
Nasdaq 100 Companies(SlickCharts)

上記サイトは、
ナスダック上位103社を
【株式の規模(時価総額)順】に掲載したものです。


〇 たとえば53位の
MercadoLibre Incはアルゼンチンの会社です。
(ナスダック100に採用されているのです)

同社は南米市場向け
オンライン取引ウェブサイトを運営しています。

〇 あるいは83位の
Ctrip.com Internationalはどうでしょう。
こちらは上海市に本拠地を置くオンライン旅行会社です。

そう、
NASDAQ-100ETFは、
アメリカ以外の会社もけっこう取り込んでいるのです。


ちなみに、上位10社以外の、
残りの90社あまりを、
週に一回、一社ずつ調べたとしても、
2年近くかかりますよ(^^)


たった一銘柄である、
NASDAQ-100ETFを保有するだけで、
さまざまな学びが可能になります。

(そしてLINE証券なら
当該ETFは1口から、
現状8300円程度で購入できます)


ABC_header-global-opportunies.jpg


・・が、万一、
投資を続けていく途中で、

当該ETFの価格が
急落、暴落するようなことがあれば、どうしましょう?


えっ、
慌てない、慌てない。

袋詰めのキャンディーを
それだけ「安く」買えるということですから・・。

世界は、
わたしや内海くんが知らない会社、
知らないサービスで溢れているのです。


追伸)

LINE証券のポテンシャルには
計り知れないものがあります。

株式に投資を行う社会的な意味、
投資家が行使できるダイナミズムについても、
若い人たちにやさしく諭してあげて欲しいと思います。

〇 参照記事
Impress Watch
LINE証券がスタート。「金融の民主化」を目指すスマホ証券

あ




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| 金融機関にモノ申す | 15:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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デンマークの銀行がマイナス金利の住宅ローンを提供(期間10年)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

米国CNBC「make it」の
こちらの記事によりますと、

デンマークの銀行 Jyske Bank A/Sは、
8月5日、
マイナス金利の「期間10年の住宅ローン」を提供すると発表しています(金利はマイナス0.5%!)



cnbc モーチン


同じくデンマークの銀行 Nordea Bank Abpは、
20年固定金利の住宅ローンを金利ゼロ%で、
また30年固定では
金利プラス0.5%で提供すると言及しています。

ただし、以下の点ご留意を


記事内では
Jyske Bankのハウジングエコノミスト
Mikkel Høegh氏が

ローンの手数料等を合わせると、
実質マイナス金利とはならない可能性があるとしています。

また、冒頭のJyske Bankの10年ローンは
「家の増改築」「ローンの借り換え」に限られるようです。



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それにしても、です。
一体どうしてこんなことが起こるのでしょうか?

実はデンマークでは先月、
すべての国債の利回りが
『マイナス』に陥ってしまいました。


えっ!?


デンマーク


7月初旬時点で、
デンマーク国債20年物の利回りは「マイナス0.03%」

<文字通り、金利が付かない世界の出現です。>


また、スイスでも先月、
すべての国債の利回りが『マイナス』に陥りました。

なんとスイス国債50年物の利回りですら、
マイナス0.014%となったのです。
ロイターのこちらの記事より。

冒頭の住宅ローンですが、
ほぼコストの負担なしで借り入れが可能になれば、

「これから先、家を買う人が増えてくるよね。」
という考え方は
わたしはちょっと違うと思います。


世の中的に
ローンを組んで資産を買おう、
お金を借りて設備投資を行おうという
『機運』が損なわれているからこそ、

「金利が付かない世界」に突入してしまっているわけで・・。


money-dollars-cash-burden-debt-chain-600x450.jpg


これは近代人にとって「はじめての経験」です。


たしかに過去、
大きな戦争が何度もありました。
石油の高騰にも見舞われました。

その後のインフレーション、為替の理不尽な変動、
新興国を中心とした経済危機、ソブリンリスク、
国際的テロル、サイバー攻撃等々もありました。

でも、

金利は

ちゃんと付いていたのです。



金利が付かない今の現象は、

これから先、
資本を投下しても
なかなかリターンが得られないよという
暗示に思えて仕方がありません。


現状、日本、欧州等の
国債の利回りにも憂慮します。

国がお金を借りるのに
コストがかからなくなれば、
あらゆる国で
財政拡大が正当化される可能性があるためです。

行きつくところは
(まさに)未知の世界、なのでしょうか・・。


追記)

冒頭のJyske Bankの10年ローンですが、
記事を読み進めると、
たとえマイナス金利部分が発生しても、

返済者が金利を得られるわけではなく、
ローン元本がその分減らされるくしくみであるようです。

あ




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| 経済よもやま話 | 13:25 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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投資の心得を『LDLメソッド』と呼んでみよう


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

この記事は
「あなた」に宛てて書いているというより、
あなたのお知り合いで

今まさに『投資と出会おうとしている人』に、
読んでいただきたい内容です。


たとえば「ヨガ」を習い始めるとき、
インストラクターの人から
ヨガの『心得』みたいなものを聞いたりすると思います。

それと同じように
初めて「投資」と触れるときに、

わたしならその『心得』として、

(月並みですが)
【長期・分散・低コスト】
お題目のように唱えることでしょう・・。


せっかくですから
ちょっと格好良く、
LDLメソッド』と書いてみましょうか。

02d928c.jpg


<成功する資産運用はLDLメソッド!>

L(長期)→ 時間を味方にして『安心』
D(分散)→ 偏りがないから『健全』
L(低コスト)→ 節約ができて『経済的』



ちょっと詳しく見ていきますね。

長期(Long-term)の意味は?


短い周期のアップダウンに
目もくれない習慣を、
少しずつ積み上げていくこと。

(これが『長期』の意味。)


株式市場の特性である、
気まぐれな部分
(とても感情的なアップダウン)は、
短期でしばしば出現します。

ここにはフォーカスせずに、

株式市場の「理に適った部分」、
すなわち、

「超長期では市場全体で見ると、
インフレ率を上回る成績を挙げているよね。」
という事実にフォーカスするわけです。


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次に、
分散(Diversified)の意味は?


資産をあえて分けて、
国・地域もあえて分ける。

この「あえて」という言葉がポイントで、
あなたもわたしも、
もっと絞り込んで投資対象を「選べる」わけです。


選べるのに、
「あえて」絞り込まず、
意図的に投資先を散らすのが
真の『分散』の意味です。

また、投資時期も「あえて」分けます。
これを世間では
『つみたて投資』と呼びます。

どこにも「偏らない」体制ですから、
大きなリターンを諦める代わりに、
夜ぐっすり眠れるようになります(^^)


最後に、低コスト(Low-cost)の意味は?


投資対象からもたらされるリターンのうち、
金融機関側ではなく、
私たち投資家の「取り分」を極力増やそうとすること。

(結局コストだけが、私たちがコントロールできることなのです。)


正直、投資対象の成績がよいときは
負担する手数料は気になりません。

が、「けいぞく的にかかるコスト」は、
投資対象の成績がマイナスのときに
ボディーブローのようにじわじわと効いてきます。


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以上、身もフタもなく言ってしまうと
とってもカンタンな心得です。

この、
L(長期)D(分散)L(低コスト)を
投資の心得として、
ゆっくり進んでいけばよいのです。

ただし、一点誤解がないように・・。


わたしは「LDLメソッド」が
唯一無二の正解だとは思っていません。

投資の世界は深遠で、
その考え方、実践の幅は驚くほど広いものです。

わたしがあなたに強調したいのは、

「LDLメソッド」とは、
これまで水に触れたことがない人にとっての、
なんとか足が付く程度の15メートルプール」であるということ。



プール


つまりココを出発点にして、
自分が水に慣れてきたと判断すれば、

「水深2メートルの深いプール」や
「50メートルの競争用プール」に移動してもよいのです。

また、大海原に入っていってもよいわけです。
(その自由と責任はあなたの側にあります)


わたしの願いは、
ひとりでも多くの人に、

『LDLメソッド』を、
長い投資生活における
『最初のハブ』としていただきたい・・、

ここをスタート地点と見なして欲しい
ということなのです。




hub.jpg


(投資に限らず)
物事には順序があります。

「LDLメソッド」という根底を知らずに、
いきなりレバレッジ10倍でFXするとか、
株価急騰中のアメリカ株を買うとか、

それって、
水を知らない人が
いきなり海(うみ)に飛び込んでしまうようなもの・・。


今一度、あなたの投資状況が
L(長期)D(分散)L(低コスト)から
大きく外れていないか、
チェックしてみてくださいね。

あ




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