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ウォール・ストリート・ジャーナルの記事『ウォール街の新たな王者、インデックスファンド』より


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

本日(20日)の午前10時35分頃、
以下記事に気付き、すぐにツイートしました。



ウォール・ストリート・ジャーナルの記事
ウォール街の新たな王者、インデックスファンド』によりますと、

アメリカでは月次報告ベース(8月末時点)で、
米株式のインデックスファンドの資産額
(4兆2700億ドル)が初めて、

アクティブファンド(4兆2500億ドル)を上回った模様・・。
(モーニングスター調べによる)


WSJ3.jpg


これは控えめに言っても
金融の歴史上【エポックメイキングな出来事】です。

あの、インデックスファンド(ETF含む)がメジャーになるなんて・・。



バンガードの創設者、ジョン・ボーグルが
「First Index Investment Trust」を設定したのが
1975年12月31日のこと。

この日までは(驚くことなかれ、)

すべての投資信託は
「人の能力に信じて託すアクティブファンド」だったのです。

そもそも、
市場全体を保有する金融商品など、
誰も作ろうとはしませんでした。


バンガードの試みは
当時業界からは
“Bogle's Folly”(ボーグルの愚行)と揶揄され、

当時のフィデリティインベストメント
エドワード・ジョンソン氏は、
次のようなコメントを残しています。

「多くのアメリカ人が
市場の平均で満足するなんて考えられない!」



tn.jpg


ただ、市場全体に投資を行えば、
自然広範な分散が可能になり、
銘柄のメンテナンスも容易になって、
コストが引き下げられます。

唯一の欠点は「面白みが薄い」ことでしょう。


上記記事内では、

この10年で
インデックスファンド、ETFに約1兆3600億ドルが流入したいっぽうで
アクティブファンド、アクティブETFから約1兆3200億ドルが流出したと伝えています。

そう、投資家の多くが
「面白くはないが」「理に適った投資」に、
粛々とシフトしていったことが分かります。



ただし、必ずしも
インデックスファンドが
メジャーになったわけではありません。

上記記事では次のようにも伝えています。

以下、引用)

投信の業界団体インベストメント・
カンパニー・インスティテュートによると、

同団体のデータでは
米株のインデックス投信・ETFの資産額は
アクティブファンドを追い抜いていないという。

引用、終わり)



waiting-2.png


また、インデックス業界は
寡占化が進んでいます。

現状、ブラックロック、バンガード、
ステート・ストリートの3社で
インデックスファンド市場(含むETF)の
約8割のシェアを占めており、

すでに健全な競争が
損なわれている可能性があります(これは由々しき問題。)



あるいは、記事も伝えていますが、
インデックスファンドが「株主」としての権利行使を
どのように行うべきかという課題も残されています。

それよりも何よりも、
インデックスファンドが大きくなり過ぎることで、

マーケットの、
ひとつひとつの企業の【価値】を発掘する機能が
損なわれることがあってはなりません・・。


市場平均が素晴らしいのではなく、

個々の企業が
縦横無尽に活動し、
その株価がフェアにプライシングされる、

その結果としての
『市場平均』が素晴らしいわけですから。

あ




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