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VTか、全世界株式インデックスファンドか、どっちにする?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

最初に・・。
「世界の株式をざっくり網羅できる道具がある。」
これだけで(実は)素晴らしいことです。

過去を振り返ると
全世界株式型の投資』はまずETFで叶いました。

「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(VT)が登場したのは、2008年のこと。

アメリカの運用会社が
この発想を発見したのはとても興味深いですね。

いっぽう、
全世界株式インデックスファンドの登場は
2017年まで待たなければなりませんでした。


たとえば今、
あなたの手元に300万円があるとします。


これでVT(ETF)を買うか、
全世界株式インデックスファンドを買うかは
大きな違いではありません。

なるほど、
VTは米国に上場する商品ですが、
今はネット証券で「円貨決済」も出来るので、

円で資産残高があれば、
取引のとき勝手にドルに替えてくれます。


もちろん、ETFでは「指値」をしたり、
売買時の手数料が多少かかったり、
「分配金」をどう扱うかを考える必要がありますが、

「一回ぽっきり」の投資なら
別に大きな違いはありません。



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では、どのような場合に
「違い」が生じるか?

それはけいぞく的に
資金を投じるケースです。


ミリオネア―でもない限り、
あなたもわたしも時間をかけて、

少しずつ、
何度も何度も、
「リスク資産」にお金を投じていくわけです。

月並みですが、
ふつうの生活者の投資の成果は
シンプルな次の『式』で導かれます。

「入れたお金の額 × 達成できた利回り × 投資を続けた期間」


残念ながら、
真ん中の「利回り」は
自らコントロールできません。


したがって、

〇 トータルでいくらお金を投入できるか。
〇 どのくらい金融商品を持ち続けられるかに
運用の『成否』はかかっているのです。



時間をかけて、少しずつ
何度も何度も、

しかも【感情の揺れ】がなるだけ起こらずに、
お金を投じていくには
どちらのツールがベターなのか・・・

ETF or インデックスファンド?

わたしは(ETFよりも)
インデックスファンドのほうが
ベターだと思います。


もちろん中には
自分でいちいち買い注文を出すほうが、

投資をしている実感が湧いて、
長く投資が続けられるよという強者もいるでしょう。

(どんな状況下でも自分を律せる人ですね。)


ただ、大きなアップダウンが起こるようなとき、
インデックスファンドなら
完全に「しくみ」に任せて、

「金額ベース」で
時間をかけ、少しずつ、
何度も何度も継続的にお金を投じやすいのです。



seminar1.jpg


あと、
連動を目指す「指数」が違うことを
気にしている人がいるかもしれません。

以前、こんな記事を書きました。

MSCIオール・カントーリー・ワールド・インデックスとFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスの違いについて

VTは「FTSE」との連動を目指し、
小型株も含め8000銘柄近い銘柄数ですから、
「MSCI ACWI」と比較すると、

えらい違いがあるのでは・・
と思われるかもしれません。

でも結論からいうと、
双方どちらのタイプでも
「大きな違いはありません。」


次に、コストのところを比べておきましょう。
VTの年間経費率は 0.09%。

【以下、10月18日追記です。】

消費税10%換算での
SBI・全世界株式インデックス・ファンドの
運用管理費用は年0.1102%程度(税込)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のそれは
年0.1144%内(税込)です。

そんなに違わないですね。


最後に、あなたがリタイアして
『全世界株式型の投資』を
取り崩していくときのお話です。

長い月日をかけて
少しずつ商品を取り崩してゆくわけですが、

―あなたは67歳であったり、
71歳であったり、77歳であったりするわけで、―

これも『金額ベース』で解約できたほうが
ラクだとわたしは思いますよ。

(ただし、VTという美品をクリエイトしたバンガードには敬意を表する者です)

あ




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