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(もちろん)つみたて投資は万能ではありません


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今日はたぱぞうさんの
以下記事に触発されて書きます。
ドルコスト平均法のメリットデメリット

つみたて投資とは、
リスク資産にお金を入れていく、
ひとつの具体的な方法です。

よく『定時・定額購入』という言い方をしますね。

もちろんつみたて投資には
一長一短があります。


たぱぞうさんも書いておられる通り、

シンプルに
右肩上がりの相場がずっと続いた場合、

つみたて投資は
(一括投資に比べ)
リターンが劣ってしまいます。


たとえば毎月5万円のつみたてをする中で、
投資対象のファンドの価格が
順調にずっと上がっていけば、

(同じつみたて金額で)
買える『口数』が
どんどん減っていくことになり、

機会損失につながるためです。


あるいは、
次のようなケースはどうでしょう?


上がって下がる図


あなたがつみたて投資する投資信託が
前半どんどん上がっていき、
後半はどんどん下がってしまいました。

(もし)一括投資をしていたら?
成績は?

±ゼロです。


ところがつみたて投資の場合、
成績は・・?

マイナス27%弱になります。



もちろん、
投資を行う【時間の尺度】をどう取るかで
見える景色は違ってきますが・・。

ひとつだけ確かなことは、
一括投資と比して
つみたて投資は明らかに、

長期にわたって投資をし続けないと、
効き目が出てこない手法
なのです。


Blog-Post-Header-2.png


先ほど
右肩上がりの相場が続いた場合を
挙げましたが、

逆に、
ファンドの価格が
どんどん下落し続けるようなケース
どうなのでしょう。


一括投資では
すでに投資の実行を終えているため、
損失(マイナス)が膨らんでいくばかり・・。

いっぽう、
つみたて投資も
成績自体はマイナスが重なっていきます。


が、つみたて投資は
まだ投資の実行の途上であり、

ファンド価格が下落し続ければ
(同じつみたて金額で)
買える『口数』がどんどん増えていくため、

表面上見える「損益の数字」とは別に、
口数の貯金】を行っていることになります。


この↑ニュアンスをお伝えするのが
いちばん難しい!


下落相場が長く続けば続くほど、
(かつ)それでも
つみたてを長く続ければ続けるほど、

この【口数の貯金】は大きなものになります。

たとえば以下のケース。


図1


(10年後「つみたて投資の成績」はなんと
プラス15%強となり、儲かってしまいます。
一方、一括投資の成績はマイナス50%です。)


【保有口数】が膨大になれば、
(長い長い下落のあと)
投資信託の価格のわずかな上昇でも、

【口数】×【価格】の式により、

あなたの【つみたて投資の成績】は
急回復するのです。

(※ 【口数】×【価格】の式が大切。
一度貯め込んだ【口数】は
決して減ってしまったりしません。)

たとえば
リーマンショックの前からつみたてを
続けていた人が、その後の回復過程で
驚くほど大きなリターンを得たような例もあります。


端的に言って、

1.つみたて投資は
「悪い相場」に強いのです。



そして、
つみたて投資の成績が
最終的にプラスになるためには、

悪い悪いのあとに、

2.後半、ないし終盤で、
投資信託の価格が
【上昇】することもまた重要です。



繰り返しになりますが、
30年間つみたてを続けて、


上がって下がる図


のように価格が下がったままで
つみたてを終えれば、

あなたの成績は
マイナスになってしまいます。


したがって、

長ーい目で見て、
その投資対象の期待リターンが
プラスになるものを「つみたてる。」


これが大原則なのです。

あっ、これは『一括投資』も同じですね(^^)


最後に、

長期的に
期待リターンがプラスになるものを
「積み立てて」いけば、

たとえば、20年、30年と
つみたて投資を続けると、

当然、
『平均の購入単価』は?

上がっていくわけです。


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【終わりで大きく儲かる「つみたて投資」】で知られる星野泰平さんも言っておられますが、

『つみたて投資』をすれば、
総じて購入単価が低くなる、
というのは 実はおかしな表現 です。

期待リターンがプラスのものを
規則的に買い続ければ、
平均購入単価』は
長期で見れば上がっていきます。

それこそが、
真のつみたて投資の姿なのです。




あ



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