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信託期間が5年未満の投資信託が34.1%もあるなんて・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

突然ですが、
投資信託の『基準価格』って
毎日変わりますよね。

でもこれは、
任天堂の株価の変動とは本質的に異なります。

任天堂の株価って?
「任天堂さん」というひとつの事業体への評価ですね。

でも、たとえば
200銘柄をうちに抱えた
「日本株アクティブファンド」はどうでしょう?


1434454545-3867.jpg


文字通り、
ファンド内で
200個の事業体への評価(株価)
日々アットランダムに変わる中、

その「総体」として
「日本株アクティブファンド」の価格
上下するだけなのです。



こういう類の商品、
つまり、
さまざまな銘柄の『集合体』である投資信託は、

ほんらい、
短期で売ったり買ったりするのではなく、

ある程度「長く持ち続けないと」、
その効用が得にくいと思いませんか?



ところが
日本の金融村の人たちは

長距離ランナーに
400m走を走らせるように、

ほんらい中長期の運用に適している
「投資信託」に、
400m走、800m走を強いているのです。


つまり?

【信託期間(運用期間)】が短い投資信託を、
いまだに量産しています。




モーニングスターの記事。
見落としがちな信託期間の傾向とは
から追ってみましょう。


朝の星


同記事によりますと、

国内公募追加型株式投信
(確定拠出年金及びファンドラップ専用、ETF等除く)のうち、

信託期間(運用期間)が
あらかじめ決まっているファンドが
なんと63%近くを占めています。

そのほとんどが
運用期間10年未満のもの!


朝のほ 円グラフ

画像元:モーニングスター


さらに驚くことなかれ、
信託期間5年未満のものが
34.1%も占めている・・(悲)


信託期間が5年未満の投資信託が
3割以上も存在するという事実は、

運用会社・販売会社が
自分たちの商品である「投資信託」を、

長期で育てていくという意思に欠けている、
ということに他なりません。



いっぽう、
こういうことを言うと、
販売会社の人は
こんな言い訳をするかもしれません。

「いやカンさん、実際、
短い期間で運用してその中で結果を出してくれ、
という(投資家の)要望も多いんですよ。」


やれやれ。


そのような、
短期志向の投資家の傾向を
正していくのも金融サービス業者の役割では?



さらにモーニングスターの記事を読み込んでいくと、
驚愕の事実が・・。

以下、引用)

信託期間と信託報酬等(税込)について見ていこう。
信託期間ごとの平均値を見ていくと、

5年未満のファンドが1.63%、
5年以上10年未満が1.56%、
10年以上が1.21%、
無期限が1.19%となり、

相対的には
信託期間が短いファンドのほうが高コスト、
信託期間が長いファンドのほうが低コストとなっている。

引用、終わり)



そう、
信託期間が短いほど、
けいぞくコストは割高になる・・。



そしてもうひとつ、
とどめは

『信託期間が5年未満のファンドの半数が、
ナント毎月決算型かつ通貨選択型ファンドである。』


という事実です。


darui_woman.png


開いた口が塞がらないとはこのこと。。

金融機関が投資家を啓蒙せず、
投資家もその口車に乗り続けている姿は、

双方が800mのトラックを、
息も絶え絶え、はあはあ言いながら、走っているようなものです。

(ほんとうはのんびり長距離を走ればよいものを。)


もちろん、
あなたに今すぐ出来ることはあります。

それは、
信託期間が『有期限』のファンドに
サヨナラすることです。

(投資の骨太方針。その3!
運用期間が『無期限』のファンドのみを投資の候補とする。)

モーニングスター記事
見落としがちな信託期間の傾向とは

あ




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