FC2ブログ

2019年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2019年11月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

先進国株式インデックスから、全世界株式(除く日本)を経て、全世界株式に至るまでの長い道のり


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

まずは「ウォーミングアップ」。

あなたはG7のことをご存知ですね?

聞いたことありますけど。)

その昔、
「先進国首脳会議」と呼んでいたのを
知っていますか?

そうなんだ。)

略称を「サミット」といいます。



第1回先進国首脳会議(サミット)が
開かれたのは1975年のこと。
フランスのランブイエでした。


当時の参加国は6ヶ国。
(アメリカ、イギリス、フランス、
西ドイツ、イタリア、日本。なので最初はG6でした)


r summit

画像元:getty


日本からは三木武夫首相が参加しました。

原油価格の高騰を受け、
世界経済の舵取りをどうしていけばよいのか。
これを6ヶ国だけで話し合ったわけです。


逆の言い方をすると?

当時の「世界経済」に占める
上記6ヶ国の影響力が
いかに大きかったかが分かります。



次に資産運用のお話。

1980年代になると、
日本の機関投資家、

つまりは保険会社や証券会社や
銀行、年金基金のあいだで

「日本以外の先進各国に、
広く効果的に投資を行うべき」


という機運が高まりました。

いわゆる『分散投資』ですね。


105041.jpg


実は日本を含む
「MSCIワールド指数」
(先進国株式インデックス)は
1969年に算出が始まっていました。

しかし、除く日本である
『MSCIコクサイ指数』の算出開始は
1986年のこと。


これはわたしの邪推ですが、

80年代を通じ、
日本の経済力が突出するにつれ、
ジャパンマネーを取り込むべく、

MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)のほうから、『MSCIコクサイ指数』を創設する働きかけがあったのではないかと・・。



ともかく、
同指数の算出開始により、
少なくともプロの投資家にとっては、

日本株式だけでなく、
先進国株式インデックス』に
一定の資産を配分することは定石となったのです。

・・あっ、でも
これは機関投資家のお話。


私たち個人投資家には、
『先進国株式インデックスファンド』なんて、
夢のまた夢だったのです。

わたしが知る限り、
個人が『MSCIコクサイ指数』との連動を目指す、
『先進国株式』を買えるようになったのは、

『MSCIインデックス・セレクト・ファンド コクサイ・ポートフォリオ』が最初だったと思います。


インベスコ


同ファンドの運用開始は1997年11月
わたしは神戸の大和証券で
購入時手数料 2.1%払って購入しました。

たしか「運用管理費用」は年0.945%でした。


そこから、
全世界株式(除く日本)に至るまで、
なんと10年以上かかっています。

そう、
『eMAXIS 全世界株式インデックス』が登場したのは、
2010年7月のことなのです。

同ファンドは
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)との連動を目指します。

この、MSCI ACWI(除く日本)って
いったい何なのか?

MSCIコクサイ指数 + MSCIエマージング・マーケット指数なのです。



ひとつのファンドで
先進国株だけでなく、
一挙に新興国株式にも
投資が可能になったのは
画期的でした。


ところで冒頭、「サミット」のお話をしましたね。

あなたはG20ってご存知ですか?

聞いたことあるけど。)

G20とは、
G7プラス12カ国プラス1地域のこと。

13の国と地域って・・?

アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、
中国、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、
ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ、
欧州連合・欧州中央銀行です。



実はG20は1999年から、
20か国・地域財務大臣・中央銀行総裁会議として、
スタートしました。

mv_04_20190701160847057.jpg

写真は今年大阪で開催されたG20)


でも、なぜ20カ国になったの?

世界経済の勢力図が変わったためです。

これって資産運用の世界も同様です。

「新興国株式」という新たな投資対象が
個人投資家にも門戸を開いたのです。

そしてようやく(ようやく、)
全世界株式インデックスファンドが登場します。


sky-business-stock-bubble.jpg


あっ、突っ込みたいのは
分かりますよ。

ETFの世界ではバンガード社の
「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(VT)が、
2008年に設定されていますから、

概念(コンセプト)としては
全世界株式が
全世界株式(除く日本)より先行しているわけです。


ただ、インデックスファンドで言えば、
全世界株式(除く日本)から7年経った2017年9月に、

ようやく
「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」が登場します。

日本を含む先進国株式、
そして新興国株式にたった1本で
網羅的に投資が出来ることってやっぱりスゴイのですね。

あ




関連記事

| インデックス投資全般 | 14:23 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |