FC2ブログ

2019年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2019年11月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

高島屋が投資信託事業を始める?(でもホントに大丈夫?)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしはしょんぼりんぐさんの
こちらのツイートで知りました。




なるほど・・・。

分かります。。

人口が
どんどん減っていますから。


これから先のことを考えると、
前年と同じ利益を(既存の事業だけで)
確保していくのは至難の技でしょう。

高島屋だけでなく、
多くのドメスティック型企業は
事業の多角化を検討しています。


百貨店業界でいうと、

三越伊勢丹では
保険の相談・販売サービスを行っています。
こちら

直近では丸井が「tsumiki証券」を始めましたね。


では、高島屋は投信事業に対して
どんな青写真を描いているのでしょう。

株式会社 高島屋
2020年2月期第2四半期(2019年度)
決算説明会資料』(PDF)から見てみましょう。


決算説明会


下記図表の『3つ』が
今後の事業計画のカギになりそうです。


グループシナジー

画像元:高島屋 『決算説明会資料


すなわち、

1.海外出店(百貨店)の加速。
2.商業施設開発(不動産)の強化。
3.金融への取り組み。



次です。


下記図表では

新規事業:信託ほか と記されています。


金融業 高島屋

画像元:高島屋 『決算説明会資料


信託 →(投資信託のことですよね?)

投資信託等の新事業で
20~25億円の営業利益を目指す模様です。
(2023年度中期目標。)


でも、でも、です。

仮に「売上高営業利益率」を20%としましょう。

20億円の営業利益を上げるためには?
100億円の売り上げが必要。

投資信託で100億円の売り上げるためには?

フム。。

(やっぱり)購入時手数料取るのでしょうね。
これを仮に3%とします。



高コストのファンドの
運用管理費用が年1.6%で、
その半分の0.8%が販社である高島屋に入ってくるとして、

かつ、です、

毎年毎年上手に?
ファンドの入れ換えを勧めて、

毎年「購入時手数料(3%)」が
入ってくる前提で考えたとしても、

2630億円余りの預り資産残高があってはじめて、
売上高100億円くらいが確保できるわけです。


illust590.png


もちろん、

すべての顧客に
毎年毎年、
保有ファンドすべてをきれいに
「乗り換えさせる」なんて非現実的ですから、

実際は
売上高100億円をキープするためには、

2630億円の
何倍もの預り資産残高が必要になります。


・・・・

ちょっと、

怖くないですか?



もちろん、
高島屋は外商サービスを通じて
数多の富裕層との
「息の長いお付き合い」があります。

新規の顧客を開拓していくケースとは
前提条件がまるで違います。

(高島屋外商の売上は、
百貨店全体のおよそ2割を占めるのだそう。)

が、果たして、

新しい業種に参入したてで、
ほんとうに既存顧客に、

長期的な視野に立った
「資産管理サービス」というものが提案できるのでしょうか?


えっ?
高島屋の外商サービスを利用されている方に
わたしからのアドバイスですか?



高島屋さんが
これまで紹介してくれた商品・サービスと、
投資信託という商品は、根本的に異なっています。

投資信託は、
その効き目があらかじめ決まっておらず、

そして実際の効用が現れるのが
5年、10年先であったりするのです。

(そのことはぜひお忘れなきよう・・)



 _/\/\/\/\/\_
 \         /
 <「しんようFPオフィス」は間もなく
  【投資信託クリニック】に!
 /          \
  ̄|/\/\/\/\/ ̄
今後はより一層、相談者さまの『問題点』を正しく診断し、
具体的に『お悩み』を解決することに注力してまいります。

あ




関連記事

| 金融機関にモノ申す | 12:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |