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ある北方人の告白・・



あなたは豊かな社会に生きているので、
土を踏みしめて育ったというより、
アスファルトに慣れ親しんで成長した人ではないですか?」

わたしは文字通り、
土と砂けむりの中で生きてきました。

今では考えられないかもしれませんが、
わたしたちが生きた時代は、
貧困と戦争が双子の兄弟のように並んで立っていました。

貧しいことは当たり前で、
人がまず思いを巡らすのは
「明日のパンをどうするか..」ということでした。

こんな話をすると、わたしがさぞ悲惨な思いをして
生きてきたと思われるかもしれません。

しかし、当時のことを振り返ってみても、
「惨めだな..」と思った記憶はないのです。
ただ、人生の選択肢がなかっただけなのだと思います。

私たち子どもは乳歯が抜け始めると、
自然と働き始めました。
(よく分からないのですが、それがひとつの目印だったようです)

たいていは親がやっている仕事の手伝いです。
(学校に行っている子どもはほんとうにごく僅かでした)

親の仕事も限られています。
多くの家は農業を細々とやっていました。
ごく少数ですが、黒テンの加工をやったり、
鍛冶を行う家もありました。

あなたは想像できないかもしれませんが、
わたしが子どもの頃は商売ができる地域も制限されていました。

私たちの国では 王宮の西門と東門の周辺、
広さにして500平米のエリアでしか商売ができなかったのです。
(それも、お店を出すのは週三回、
日の出から日没までと決められていました)

なぜだかわかりますか?

政府が、民衆が集まることを恐れていたからです。

多くの人が一箇所に集まり、
「現状の不満を口にし、それに共感すること」そのものを
恐れていたのです。

国は民衆が賢くなるのを警戒していました。
そして、それを100%コントロールしようとしました。

ところが、わたしが19歳になったとき、
きのうまで信じていた政府が突如否定されました。

王政は終焉し、国王は処刑されますが、
人々の活動(経済)は混乱を極めました。

今でもよく覚えていますが、
わたしの父親は苦笑いさえ浮かべていたのです。

わたしの家は、持っていたわずかなお金が
「紙くず」になるという経験をしました。

あなたははじめてお金というものを意識したとき、
お金に対してどんな印象を抱きましたか?

きっと【欲しいものが買えるすばらしい紙】
と思ったのではないでしょうか。

しかし、お金の形状はただの「紙」です。
そこに人々の信用が付与されてはじめて
「価値」を持つものなのです..。

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