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米国ではETF間で熾烈な首位争いが繰り広げられています・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

「ウォールストリートジャーナル電子版」の記事、
Emerging Market Inflows Offer Warning To Financial Advisers
を見ていて、なるほど・・と唸ってしまいました。

ETFという金融ツールを通して、
欧米の投資家が「先進国株式」から「新興国株式」に、
資金をシフトさせているのが分かります。

米国のアセットアロケーション専門家は、
新興国に1ドル投資を行うとしたら、
(アメリカ以外の)先進国株式に2.5ドル分振り分ける
ポートフォリオを推奨してきたらしい..(同記事より)。

仮に米国株式の時価総額が、
世界株式の約50%とすると、

株式の配分割合は概ね、

米国株式         50%
(米国以外)先進国株式 35%
新興国株式        15% となります。

これって「株式市場の時価総額ベースで
配分を行いましょう」ということなのです。

ところが、投資家の取捨選択の結果である
ETFの純資産額を見ると、状況は大きく違っています。

最大の新興国株式ETFである
i シェアーズMSCI Emerging Markets ETF
(銘柄コード EEM)は、
純資産額が 約390億ドルとなっています。

一方、最大の(米国以外)先進国株式ETF
i シェアーズMSCI EAFE ETF (銘柄コード EFA)
の純資産額は 約343億ドルであり、

すでに新興国株ETFが、
先進国株ETFを大きさの上では凌駕しています。

私たち日本の投資家だけでなく、
米国の投資家もこの2、3年で
「新興国マーケット」に対する印象が
ずいぶん変わったのだなと実感します。

さらに興味深いのは、
新興国株式ETFの首位争いです。

WSJの記事によりますと、
バンガードEmerging Markets ETF
(銘柄コード VWO)には、

先月7月の1ヶ月間だけで、
約20億ドル分の資金流入があったそうです。

7月末時点の
同ETFの純資産額は 約290億ドルとなっており、
VWO と EEM の差は日に日に小さくなっています。

わたしはこのふたつのETFを継続的にウォッチしていますが、
当初、純資産額の開きは10倍以上ありました。

えっ、わたしの予想ですか?

おそらく、バンガードが
i シェアーズの新興国株ETFを追い越す前に、
i シェアーズは思い切って年間経費率を下げてくるでしょう。
(熾烈な首位争いはまだまだ続きます..)

※ i シェアーズMSCI Emerging Markets ETFも、
バンガードEmerging Markets ETFも、
楽天、マネックス、SBI証券等で購入することが可能です。

◆ 参照記事
EEM(エマージングマーケット・インデックス・ファンド)の
正体とは? その2)

EEM(エマージングマーケット・インデックス・ファンド)の
正体とは? その3)


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