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為替リスクを誤解していませんか?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

最近、「円高、円高」ということばを経済ニュースの中で
よく聞きます。

私たちは自分の資産価値を「円建て」で評価するため、
常に為替のリスクに晒されてしまいます。

ん?

今の文章、ちょっとおかしいですね。

たとえば、
私たちが自分の資産価値を「ユーロ建て」で評価しても、
私たちは同じく為替リスクに晒されます。

◆ どの通貨を軸に資産を見ようが、
国際分散投資を行っている限り、
為替リスクと無縁でいることはできません。

そして(ここからが重要なのですが)
通貨の価値が上がったり下がったりするリスクは
常に【相対的】であるということです。

たとえば、
この世に10種類の通貨しかないとしましょう。

10種類の通貨は互いに、
毎時間、そしてエンドレスの
「美人コンテスト」に晒されているようなものです。

10年 8/10 午前2時 瞬間の
栄えある「美人コンテスト第1位」は、豪ドルです。

10年 12/3 午後6時 瞬間の
栄えある「美人コンテスト第1位」は、ユーロです。

18年 3/26 午後1時 瞬間の
栄えある「美人コンテスト第1位」は、USドルです、みたいに。

(頭の中でイメージしてみましょう)

世界に浮遊する膨大な資金は、
常に【どこかの通貨】で保有される必要がありますから、

常にどこかの通貨が
「美人コンテスト」で【第1位】になるのです。

上がる通貨が現れれば、
その相手方の通貨は下がります。

(別の言い方をすると、
下がる通貨があるからこそ、
上がる通貨が存在するのです)

すべての通貨が下落してしまったり、
すべての通貨が上昇したり、ということはあり得ません。
(これが【相対的】の意味です)

◆ 先ほどの「美人コンテスト」の例でいうと、
ほんとうに美しいかどうかは別として
いつも誰かを「女王」として選ばないといけないのが
為替の世界 なのです。

実際の資産運用では、
私たちは10種類どころか、
20種類以上の通貨分散を行うことが可能です。

(たとえば、日本株式インデックス、
先進国株式インデックス、
新興国株式インデックスという組み合わせで。)

このポートフォリオの中で、
通貨の動きに注目すると、

まるで「もぐら叩きゲーム」のように、
ある通貨は地面から顔を出し(価値が上がり)
ある通貨は穴の中に隠れます(価値が下がる)。

この【一連の動き】は、
変動相場制が続く限り、永続 するわけです。
(どの通貨が顔を出すか隠れるか、という変化はあっても...)

じゃあ、いっそのこと、
「もぐら叩きゲーム」の盤面全部を買えばいいじゃん。
という話になりませんか?

つまり、できるだけ多くの通貨を保有してしまう。
そうすることで、為替リスクに対して中立になれるのです。


ただし、
それは「通貨を直接保有する」という意味ではありません。

債券、株式で世界分散投資を行えば、
自然と通貨の分散は成されるのです。

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