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たまには 海外の論文 でも如何ですか?


こんにちは、カン・チュンド です。

たしか社会科の教科書に、
国際決済銀行(BIS)ということばが
載っていたような記憶があります。

今は便利な時代になりましたね、
インターネットを通じて
国際決済銀行 に「こんにちは!」と
すぐに訪問できます(笑)
BIS ⇒ Bank for international settlements

さて、この 国際決済銀行 というところ、
さまざまなレポートを発表しています。

今日、皆さんにご紹介するのは
BIS 75th Annual Report というレポートです。
(ちなみにわたしは要約版しか読んでいませんが・・笑)

BISのような「国際機関」は
基本的に 無国籍人の視点 を持っていますから、

世界経済 をわりと偏見なく、
概観することができます。

以下、わたしなりの「まとめ」です。
(我流の翻訳に、大いなる私見 が入っております・・)

ハイ、世界経済の
過去20年余りの特徴をシンプルに記すと
4つのことが云えるでしょう。

1.世界的に インフレーション を克服できた。
  (物価上昇の 振れ幅自体 も抑え込むことができた・・)

2.1.と因果関係にありますが、
  世界経済 が大きく発展した。

  特に 日本、ドイツにおいて。
 (最近はちょっと異なりますが・・笑)

3.貿易赤字の国 と
  貿易黒字の国 の「格差」が広がった。

4.資産価格の上昇、
  投資ブーム の発生と破裂が起こった


1.に関連して云いますと・・、
かつてはハイパーインフレに
悩まされたラテンアメリカ諸国でも、
インフレは沈静化しています。 

逆にモノの値段が上がらない、
緩やかに下落する「デフレ」を経験した
国があることに注目すべきです。
↑ 中国、香港、日本 でそのような動きが見られました。

そして皆さんご存知のように、
現在は 商品価格 が上昇していますね。
(特に 原油価格 です・・)

例えばアメリカでは、
原油価格の上昇が
即「消費者物価」に跳ね返ってきます。

ドル が安くなれば、
資源価格の上昇 に拍車がかかる可能性もあります。

ただし、商品価格の上昇を見て
「1970年代の再来」とするのは早計でしょう。

世界経済は 1970年代 とは
状況が大きく異なっているからです。

2.について云いますと、

「世界経済の 成長力 と そのスピードは、
明らかに 20年前 よりも早くなっています」

この原因は【新興国群】の
成長によるところが大きいです。

例えば、中国 は10%ほどの
経済成長を20年間続けています。

インド も
高度成長の軌道に乗ろうとしています。

世界経済の成長の中で、
この2国が占める割合は大きくなっています。
(その他、東南アジア諸国、東欧諸国もあり)

さて、新興国群の台頭により、

■ 経済成長のブレ
(もちろん 世界 としてですが)が
小さくなっているのは特筆すべきことです。

ただし、一国単位 では この20年で
シビアな「経済危機」を
経験している国が数多くあるのも事実です。

日本のバブル崩壊、
メキシコの経済危機(94年)

東アジアの経済危機
(タイ、韓国などの惨状が盛んに報道されました 97ー98年)、
ロシア危機(98年)、
インドネシアの混乱、アルゼンチン危機 など。

続いて 4.についてです。

1970年代、先進諸国では
信用拡大、資産価格の上昇 が起こります。

そして投資ブームの2度目のサイクルは、
80年代半ばにやってきました。
この最終局面で「不動産価格の高騰」が起こります。

→ ドイツ、日本、北欧諸国 が強く影響を受けました。
  (いわゆる 資産バブル です)

そして私たちは「3度目のサイクル」を今、
くぐり抜けようとしています。

その起点は
1990年代半ばに遡ることができます。

株価 がまず「上昇」しました。
が、2000年に大きな下落を経験します。

9.11 同時多発テロ を経て、
投資マネーは 住宅 へと向かいました。

(半ば同時発生的に)
この2年ほど、世界的な
「住宅価格の高騰」が起こっています。

→ アメリカ、イギリス、オーストラリア等において。
新興国では 中国、韓国などにおいて・・。


カンの独白・・)
皆さん、わたしは今日なぜ、
このようなレポートを延々紹介してきたと思いますか?

私たちの先達は、
今までに何度も
「市場のアップダウン」を経験してきました。

■(そしてこれからも)ほぼ間違いなく
「市場のアップダウン」を経験することになります。

市場のアップダウン とは
(言ってみれば)資本主義経済 の「成立条件」なのです。

すべての 暴騰 を予見し、
すべての 危機 を察知できれば、

(市場タイミング法によって)
あなたは5年と経たずに億万長者になれます。
(実際にはムリですが・・笑)

この市場で、私たちが犯す
「最大のミス」は何だと思いますか?

■ 暴騰、危機などの出来事の
 【結果】に反応して、行動を起こしてしまうことです。

私たちは
アップダウン があることを前提に、

かつすべてのアップダウンを
予見することはできないという
「謙虚さ」を持って、

資産運用という作業に
当たる必要があるのではないでしょうか・・。

わたしの考え(投資新説)
皆さん、素敵な週末を!



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