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小型バリュー株式インデックス・ファンド?


こんにちは、カン・チュンド です。

「歴史的データ」をひも解いてみますと、

1.小型株式 は 大型株式 に比べて
高い結果リターン を実現しています。 
(あくまで長期の時間スパンで、です)

上記のことを わたしがはじめて知ったのは、
アメリカの投資情報会社 イボットソン・アソシエイツ の
「2001 Yearbook」を買った時です。
(確か12,000円くらいしました・・)

アメリカでは あらゆる投資対象の
数値データが検証・保存されていて、

例えば上記の例 は「2001 Yearbook」には
こんなふうに数字として残っています。

1926年から2000年にかけて)

      平均リターン(年率)  平均リスク(標準偏差)

大型株式    11.0%        20.2%
小型株式    12.4%        33.4%


ところで、小型とか、大型とか、
どうやって分けているかというと、
ふつう会社の「時価総額」で分類します。

時価総額 = 株価 × 発行済みの株式数
(要は、会社の大きさ のことですね)

小型株式 は(その総体、平均値として)、
大型株式 より 高い結果リターン を
残している反面、

大型株式 より
高いリスク を内包しています。

この場合の リスク とは、
価格の上がり下がりの
「振れ幅の大きさ」のことを指します。

具体例 を挙げてみましょう。

ハイテク企業、小型の企業 を多く抱える
アメリカの ナスダック市場 では、

2000年の3月に「市場の平均値」である
ナスダック総合指数 が
5,000ポイント を超えましたが、

現在はいくらかというと・・、
2100台 です(苦笑)

(この上がり下がりの激しさは
まさにジェットコースターのよう!)

小型株式 はまだ会社として若い、あるいは、
潜在成長性が高い企業が多いために、
どうしても「リスク」は大きくなります。
(潰れてなくなってしまう企業も実際多いですし・・)

さて、上記の「分類」を更に押し広げて、
アメリカでは こんなふうに【いちば】を 細分化 しています。

      大型株式 と 小型株式
グロース(成長)株式 と バリュー(割安)株式

つまり、【いちば】を
4つのカテゴリーに分けているのです。

大型 グロース    大型 バリュー
小型 グロース    小型 バリュー

そもそも、
グロース(成長)株式 とは?

将来的な成長性が高い企業。
あるいは属する業界が
発展途上である企業を指します。

バリュー(割安)株式 とは?

株価が本来の価値より
割安に放置されている企業。
成熟した業界に属する企業が多い。

そこで、です。
皆さんは、

グロース(成長)株式 と、
バリュー(割安)株式、
どちらの 結果リターン の方が高いと思いますか?

んー、なんだか
グロース(成長)の方が、
リターンが高そうですね・・。

が、しかし・・、
2.バリュー株式 は グロース株式 に比べて、
  高い結果リターン を実現しています。

前出した「2001 Yearbook」では、
こんなふうに数字として残っています。

1928年から2000年にかけて)

        平均リターン(年率)  平均リスク(標準偏差)

グロース株式     9.8%        20.1%
バリュー株式    13.1%        28.0%

ふむ、ふむ。
意外性の中に 真実 が隠されている、
というのは本当なのですね(笑)

◆ 株価 が本来の価値より割安に放置されている
ということは、
私たちに 超過リターンの源 を提供してくれている、
ということなのです。

過去の結果リターンは
未来のリターンを保証するものではありませんが、
私たちは 1.2.の【事実】を重く受け止めて、
運用の戦略作りをするべきでしょう。

わたしは以前から思っているのですが、
日本の 株式市場 ではどうして、

大型株式、小型株式、グロース株式、
バリュー株式 といった「区分け」が
きちんとされていないのでしょうか?

上記のように【いちば】を 細分化 すれば、
それぞれのカテゴリー内で
平均値 となる【指数】を設定することができ、

同じ【いちば】の中でも、
どのカテゴリーの 株式 が

(総体として)上がっているのか
下がっているのかが、
一目瞭然 で分かるようになります。

例えば、東京証券取引所 は、
投資家の利便性向上のために、

上記のような 市場 を細分化する【指数】を
早急に開発すべきではないでしょうか・・。

そうすることによって、
私たち運用者には
「投資の選択肢」が増えることになります。

大型株式インデックスファンド、
小型株式インデックスファンド、

グロース株式インデックスファンド、
バリュー株式インデックスファンド

などが組成されれば、
より深く【分散投資】を行うことが可能になるのです・・。



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