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トルコは大切な国です


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

「婚約しているのに、結婚してもらえない・・」

これは、EU(欧州連合)に対するトルコの立ち位置を示す、
有名なたとえ話です。

昨今では、婚約したことさえ反故にされそうな雰囲気が
(欧州内には)漂っています。

まあ、「ユーロ危機でそれどころではないよ」という
声も聞こえてきそうですが..。

欧州連合とは、
老齢化するヨーロッパを蘇らせるための秘策です。
途中、東西冷戦の終結という歴史のサプライズがあり、
EUは東ヨーロッパも巻き込んで拡大しています。

(現在、ポーランド、チェコ、スロバキア、
ハンガリー、ルーマニアなどもEUの加盟国です)

ではなぜ、トルコはEUに加盟できないのでしょう。
財政赤字など、経済的な問題のため?
(んー、表向きはそうかもしれません)
しかし、最大の障害は 宗教 なのです。

これまでヨーロッパは
キリスト教という文化が根付く共同体でした。

1000年に及ぶキリスト教とイスラム教を巡る
戦いの歴史が、
イスラム教の国たるトルコを、
EUに加盟し難くしているのは事実だと思います。

しかしながら、
現在68歳のヨーロッパを若返らせ、
新たなエネルギーを吹き込むには
トルコが欧州連合に加盟することが必須と考えます。

インデックス投資を実践していると、
国・地域をひとつの風呂敷に包み込む
「指数」というものに関心が行きます。

地域の「指数」はふつう、
私たちが慣れ親しんだ【区分】を採用します。

たとえば、ヨーロッパ株価指数であったり、
ラテンアメリカ株価指数であったり、
先進国指数であったり、新興国指数であったり..。

これって、
「地域はこんなふうに分かれていますよね、」
という 暗黙の了解 に基づいています。

たとえば、
MSCI ACアジア・パシフィック指数は、
東アジア、東南アジア、インドを含めた指数ですが、
オーストラリア、ニュージーランドも含まれます。

オセアニアが【アジア】であることは、
この10年ですっかりコンセンサスとなりました。

あるいは、
(日本以外の)先進国の指数である
MSCIコクサイ指数には
今年からイスラエルが加わっています。

「欧州連合」(EU)にトルコが加盟すれば、
ヨーロッパは新たな概念を獲得することになります。

◆(政治経済の実態に少し遅れますが、)
ヨーロッパ株価指数にトルコが加えられる日も来るでしょう。

少し視点を転じてみてください。
中東、北アフリカを見れば、

経済発展が続くことで、政治と宗教が分離していき、
(トルコが採用しているような)世俗主義を採用する
イスラム国家が増えることが予想されます。

トルコが名実共に欧州に加わることで、
ヨーロッパと周辺イスラム国との関係強化が図れるはずです。

トルコは今後、
地政学的にますます重要な国になるでしょう。

(そういえば、
NYSE Liffeプレゼンツ【どうなる欧州経済!? Vol.1】
で、竹川美奈子さん、rennyさんと
パネルディスカッションをしたとき、

rennyさんが、
「欧州サッカー連盟(UEFA)に、トルコは入っているんです」
と言われていたのが印象的でした..)

◆ 参照記事
ユーロの意味、欧州連合の意味・・

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