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インデックス型は 無視 ですか?


こんにちは、カン・チュンド です。

(突然ですが)投資信託の評価会社
モーニングスター」ってご存知ですか?

この会社、本家はアメリカなのですが、
HPを見ていただくと、まさに情報が満載です。

先日(たまたま)「年間リターン解説」という
コーナーを見つけました。

読んでみますと、
純資産額が10億円以上

ブルベア型などを除いた
合計1,065本の株式投資信託が
ピックアップされています。

いったい何をしているのでしょうか?
そうです、今年6月末までの
「1年間の収益率」を比較しているのです。
要するに「ザ・ベスト10」です(笑)

ちなみに「ザ・ワースト10」も併設!

「年間リターン 解説」を見てみると、すごいですね。
えっ、トルコ、インドネシア、
韓国のファンドがベスト10に!?

一方ワースト10の方には、
日本の小型株ファンドが並んでいます。

(あくまで2004年7月から
 2005年6月末 までの1年間ですよ・・)

この「ザ・ベスト10」という催しは、
非効率的なマーケットにおいて、

いかにファンド運用会社が
「輝かしい成績」を残しているかを
称えるためにあります(笑)

「いいかい、
ファンドマネージャーって奴は
あらゆるデータを駆使し、

その調査能力に磨きをかけることで、
市場平均 を上回る成績を上げることができるんだ。

つまり、俺たち投資家も、
あらゆるデータを掘り下げることで、
市場平均 を上回るファンドを
見つけることができるってわけさ」

そんな 声 が聞こえてきそうですね。

確かに、モーニングスターの
「ファンド条件検索機能」はスゴイです。

トータルリターン、リスクメジャー、
運用期間別、純資産額 の入力などができ、
事細かな 検索 が可能になっています。

例えば、

トータルリターンが3年で20%以上
インデックスファンドで、手数料が無料ファンド
積み立てができる、手数料無料ファンド
純資産総額500億円以上のファンド

などの検索も可能です。
(これは便利!)

しかし、しかしですよ、

過去3年間、5年間のあいだ、
株式市場という「いちば」の 平均値 と比べて
リターン が優れている、
という種の【検索機能】はないのです(笑)

確かにモーニングスターの
データベースは優れモノです。

私たち個人の投資家にとっては
たいへん便利な「道具」でもあります。

が、この データベース では、
市場(いちば)というところの 効率性 については、
きれいに無視されたまま なのです・・(笑)

つまり、果たして、
人間の目利き力で 銘柄 をピックアップする
アクティブ・ファンド が、

どれくらいコンスタントに
「いちばの平均値」を上回る成績を残しているのか・・。
という点について、
素通りしているわけです。

さらに云えば、

1,000を超える投資信託の中で、
何十もの カテゴリー を作り、
精緻な検索機能 を備えた
この データベース でさえも、

2005年7月から2006年6月までに
(つまり これからの1年間に)、

「いちばの平均」を上回る アクティブ・ファンド を
選び出すことに関しては(残念ながら)無力なのです・・。

なぜなら、

◆ 過去の実績 は、
 未来の成績 を保証するものではないですから・・。
 (ここ、重要!)

またこんなページもありました。

モーニングスター社が
毎年行っている「ファンド オブ ザ イヤー」
ファンド オブ ザ イヤー2004
 
上記の受賞ファンドを覚えておいて、
2005年、2006年、2007年 と
どんな成績を残しているか
ウォッチしてみるとおもしろいかもしれません。

(もうひとつだけ)
モーニングスター の
「ファンド条件検索機能」ですが、

この【投資対象】の中に、
インデックス型 という分類が存在しません。

一体なぜだろう・・?
まずは アクティブ運用 ありき、
という発想なのだろうか・・?

では皆さん、
すてきな週末をお過ごしください。



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