50歳のあなたへ
こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
今日は少し失礼な物言いになるかもしれません。
というのは、わたしはまだ42歳にもかかわらず、
50歳のあなたに向かって
「あなた」という言い方をするためです。
お許しください..。
さて、あなたの人生も第3コーナーに近づいてきました。
これまでの生活を振り返って、
ちゃんと【イーブン】になっていますか?
えっ、何が?
あなたにまつわる「資産」が、です。

今、あなたは「×印」のところにおられます。
お金の面で言いますと、
オギャーと生まれて、ぽてっと死んでしまうまでの間に、
人は「人的資産」と「金融資産」という
ふたつの資産を持ちます。
「人的資産」って?
ワタシたち自身ですね。
私たちは「人的資産」を
【仕事】というフィールドに注ぎ込んで
「定期的収入」を得ます。
この「人的資産」は、
年とともに磨耗していきます。
50歳のあなたは、
「オレの人的資産、もうこんなに小さくなったのか..」
とひとり呟くことがあるかもしれません。
※ ここでは経済的な側面に絞った「人的資産」のこと。
「定期的収入」(フロー)を得る元手である「人的資産」は、
定年退職と同時に大きく減ってしまいます。
(定年は65歳と想定しています..)
「でも、大丈夫よ、金融資産があるじゃない!」
というのが、
理想的な【バトンタッチ】なのです。
えっ、何の?
◆「人的資産」から「金融資産」へのバトンタッチです。
オギャーと生まれて、ぽてっと死んでしまうまでの間の、
お金の流れをシンプルに記せば、
「人的資産」→「定期的収入」→ 一部積立て投資
→「金融資産」という流れになります。
つまり、人的資産で得た収入の一部を、
金融資産の原資として積み上げる。
人的資産の目減りを、
金融資産の増加で補う。
このようなシンプルな帰結になるのです。
そして本当は、金融資産が3億円あっても
あの世には持っていけませんので、
→「金融資産」→ 取り崩し(有意義に使う)という作業が
待っています。
あなたは28歳だった頃の自分を思い出すことがありますか。
あの頃あなたは、
仕事に対して大いなる可能性を感じていました。
(何しろ、「人的資産」がどんどん大きくなる時期でしたから)
しかし、金融資産はわずかしか持っていませんでしたね。
(それで、よかったのです。)
「カンさん。ぼくはもう仕事はいいので、
どうやったら資産運用の収益率が上げられるか、
それだけを考えていきたいのです。」
というセリフは、上記の図表を見ると、
なんともおかしなことだとわかりますね・・。
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