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先に行く者は自らを過信する?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

アメリカの著名なファイナンシャルプランナーに
Ric Edelman がいます。

彼の著書「The Lies About Money」の中には
40を超えるポートフォリオが
掲載されているのですが、
 
そのポートフォリオの「考え方」は
どれも基本的に同じです。

〇 株式に投資を行ううち、
78~82%程度を「アメリカ株式」に充てる。

〇 債券、キャッシュ、オルタナティブ
(不動産・商品)にも分散を行う。


上記ポートフォリオでは、
アメリカ株式に対する
ウェイトの高さが顕著です。


どんな国の、どんな人にも、
自国の株式に
過大に投資を行ってしまうリスク
カントリーバイアス】が存在しますが、

アメリカ人はそれが
突出しているといえるでしょう。

ところで、
先進国に住む人間は、
【先進国地域に過大に投資を行うリスク】って、
背負っていないのでしょうか?


どんな国の、
どんな人でも、

〇 先に行く自分たちのことは
 「大丈夫だ」と思い、
〇 あとから付いてくる人たちを
 「大丈夫だろうか?」と心配します。

この『大丈夫だろうか?』の中には、
あとから来る人たちに
哀れみをかける【余裕】のようなものが
感じられます。

はっきり言ってしまうと、

先に行く者は自らを「過大評価」し、
遅れてきた者を
「過小評価」する傾向にあるのです。



先に行く人たちは、

「この仕事は
まだまだ君には任せられない」


と言います。

しかし、あなたとしては
チャンスさえ与えてもらえば

「やります、出来ますよ!」


と言いたいところですね。


今、世の中では、
先進国と新興国の
巨大な「綱引き」が行われています。


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それはかつての、
新興国「日本」や「ドイツ」と、
先進国「イギリス」「アメリカ」の
綱引きを連想させる、

壮大な【主導権争いのプロセス】です。
(向こう、2、30年は続くでしょう…)

私たちはどこか無意識に、
【先に行く者】として、

【遅れてきた人たち】を眺めてはいないでしょうか…。


あなたが株式市場の
「時価総額ベース」で、
株式の組入れ割合を決めるとします。
(これ自体、とても理に適った考え方です)

時価総額をもとに
「資産配分」を決めるなら、
新興国:先進国 = 15:85 程度が妥当ですね。


しかし、(そもそも)
株式市場を今日の形に
作り上げてきたのは、

先に歩く「先進国の人たち」、
特に欧米の人たちです。

遅れてきた人たち(新興国)の
時価総額が小さいのは
ある意味、当然でしょう・・。

先進国の人間が作った
【株式市場というシステム】に、
あとから入ってきたためです。


また、市場の時価総額は、
長い年月の中で積み上げられてきた、
付加価値の【成果】といえます。

その数字は、
現状下の、世界勢力図】といえるでしょう。

⇒ 未来について「予想」は加えず、
現状勢力下の資産配分とするのは
ひとつの立派な考え方です。

⇒ あるいは、未来の変化を「予測」し、
その「変化の度合い」を
資産配分に落とし込むのも、
またひとつの立派な考え方です。


わたし個人は後者の考えに立って
ポートフォリオを作っています。

今後、市場の時価総額に占める、
先進国と新興国の比率が
大きく「変化」すると
わたしは考えますが、

これは別に、
先進国がダメになるという意味ではなく、
【パワー・オブ・バランス】が変わるということなのですね。

似顔絵

◆ 参照記事
ゆうきさん「ホンネの資産運用セミナー」
【新興国市場の投資比率はGDPベースか時価総額ベースか?】

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