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投資信託つみたてに対する誤解?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

専門家とは、日々「本質」を忘れる人のことを指します。
いや、ホントです。

「本質」って何かというと、
他との関連性や、流行性や、雑多な情報を拭い去ったあとの
真っ白な部分】のことを指します。

この【真っ白な部分】を、
わたしなどもきれいさっぱり忘れてしまうのです。
(別に自信を持って言うようなことではありませんが..)

先日、セミナーが終わったあと、
いつものように <質問コーナー> がありました。

あるお客様が、
あのー、途中で積立が出来なくなったら、
どうしたらいいのですか? と訊かれました。

「積立は途中で ひと休み してもいいのですよ。
お金の余裕が出来たら、また始めればいいのです」

えっ!? そういうのって出来るのですか!
じゃあ、今まで積み上げた分はどうなるのですか?
それは売ってしまわないといけない?

「いえいえ。今まで積み上げた分は、
残しておいてそのまま運用を続けることができます。」

わたしがそう言うと、
そのお客様は心底驚いた様子でした。

◆ どうも、そのお客様は
個人年金保険の支払い(保険料)から、
投資信託の「つみたて」をイメージされていたようです。

個人年金では、商品のトータルプランが
【最初】に確定してしまいます。

したがって(たとえば)
月2万円の保険料は「設計済み事項」なのです。

(そもそも、
「毎月2万円を28年間払えば、65歳から75歳まで
毎年80万円の年金がもらえますよ!」、
みたいな触れ込みで作られるのが個人年金保険ですから..)

個人年金保険を買った人は、
契約が解約されないよう、
どんなことがあっても月2万円の掛金を払おうとします。

しかし、投資信託の「つみたて」は似て非なるものです。
まず投資信託の場合、
商品のトータルプランというものがはじめから存在しません。

トータルプランは「あなたの中に」あるのです。

投資信託は、
あなたの人生プランの中で利用するツールに過ぎませんから、
利用したいときに、利用したいだけ、利用すればよいのです。

つみたて金額が5万円用意できるときは
5万円で積立を続けましょう。
収入が下がれば、3万円に減額すればよいのです。
(今はネット証券などで簡単につみたて金額の変更ができます)

つみたて金額が変わっても、
配分割合(ポートフォリオ)をパーセンテージで把握しておけば、
なんら怖いことはありません。

また、どうしても積立を続けることができない場合、
勇気を持って「休止」しましょう。
今まで積み上げた投資信託の残高は、そのまま運用されます。
(何も変わることはありません)

万万が一、今まで積み上げた残高の中から
お金を引き出す必要が生じた場合、
必要なときに、必要な金額だけ、
粛々と投資信託を解約しましょう。

(いつでもペナルティーなしで解約できるのが
投資信託の利点ですから..)

この際、間違っても
日本債券ファンドからのみ解約するのではなく、
配分割合の大枠を崩さないよう、
各々の投信を部分解約します。

長い人生、予期せぬことが一度や二度は起こるものです。
そのようなときに、
あなたの人生遍路に、
柔軟に対応できるのが投資信託なのです。

この柔軟性の高さは、
(特に21世紀においては)換えがたいメリットでしょう。



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