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相続税の増税は、私たちの資産運用に影響を与えるのか


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

相続税ってふだんは馴染みがないのですが、
「税」の一種ですから、
増税とか、減税という言い方をします。

本日(18日)の日経新聞で
【相続税、半世紀ぶり増税】という記事を読みました。

ズバリ、2011年4月から相続税が増税となります。
なにが変わるかというと、
【基礎控除額】が減らされます。
現状の5000万円から、3000万円に・・。

また、法定相続人一人あたりの控除額が
現状の1000万円から、600万円に・・。

たとえば、
夫が亡くなり妻と二人の子供がいる場合
(相続人は全部で三人ですね)、
【基礎控除額】は(これまでは)8000万円でした。

ということは、
8000万円までは相続税がかからなかったのです。
(ただし、相続税の課税価格において8000万円、
という意味ですが。)

今後は、
夫が亡くなり妻と二人の子供がいる場合、
3000万円+(600万円×三人)= 4800万円 が
【基礎控除額】となります。
(ただし、妻が相続する場合には別途軽減措置があります)

さて、この相続税の改正は、
【私たちの資産運用】にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

ズバリ、「あまり影響を及ぼさないと思います。」

私たちが資産運用を行うのは、
長期的に資産を殖やすためです。

そこには確実性が存在しないため、
私たちはどんな投資スタイルが適しているのか、
どんな金融ツールを用いるべきなのかを熟慮します。
そして、粛々と運用を行っていくわけです。

もしあなたが、今年36歳や48歳や52歳ならば、
【今から相続税のことを心配しても仕方がない。】
とわたしは思います。

なぜなら、相続税とは、
この世から「さよなら」するときにかかってくる
Endの税金 だからです。

1.あなたはいつ、この世から「さよなら」するのですか?
(それは誰にも分かりません。多分、まだだいぶ先でしょう?)

2.ところで、あなたは今の時点で、
この世から「さよなら」するときの【相続税のしくみ】を、
知っていますか?

そんなの分かりません。

相続税の盲点は、
いつ発生するか分からないのに、
【今の相続税のしくみ】を前提に、
税というコストを捉えてしまうことです。

これは危険なことですらあります。
少なくとも、

◆ 相続税という「コスト」を下げるのに有利そうだから、
という理由だけで、
金融商品を選ぶことは切に避けましょう。
(それは本末転倒です。)

◆ 選んだ時点ではたしかに「有利」であったけれど、
いざ、自分がこの世から「さよなら」するとき、
【相続税のしくみ】はガラリと変わっており、
【その金融商品】を選んだ意味がなくなっていた・・。

というのは起こり得ることです。

また、わたしは前職は不動産関係なのですが、
相続税という「コスト」を下げるために建物を建てる、
所有権移転を行う、共有持分にするなどして、

○「税」という負担は減ったが、
○「遺産分割」ではトラブルが生じた という例を、
いくつも見てきました。

不動産のみで資産を残すと、
【争族】になる可能性が増してしまうのです..。




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