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インドがやって来た(香港の衛星テレビがインドを変えた?)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

もし、ですよ、
あなたのお仕事、そして
プライベートの生活が順風満帆であれば、
果たして今の生活を変えようと思うでしょうか?

(おそらく思わないでしょう..)

それは国とて同じです。
物事を大きく変える(改革)ためには、
【現状がうまくいっていないこと】が必要なのです。

インドにもそういう時がありました。
1991年の【通貨危機】です。

インドは歴史的に中東との関わりが深いのですが、
その一端は、産油国への出稼ぎ労働者の多さでわかります。
1990年に湾岸戦争が起こった際、
多くの出稼ぎ労働者が職を失ってしまいました。

(これが意味することは・・)、
出稼ぎ労働者が稼いでいた外貨が、
インド国内に還流しなくなったのです。

また、当時のインドは
共産圏国との貿易量が多かったのですが、
1991年にソ連邦が崩壊し、
インドはここでも外貨獲得の手段を失います。

(逆説的ですが)この【通貨危機】があったからこそ、
インドは「市場主義経済」へと
舵を切ることができたのだと思います。
(災い転じて・・ですね)

その頃(同じ1991年です)、
そんなインド経済の大変動などは露ほども知らず、
わたしはカルカッタ(現 コルカタ)のドミトリーで
ひとり放浪気分を楽しんでいました。

当時のインドでは、3度の食費で50ルピー程度、
ドミトリーは20~30ルピー程度で泊まれましたから、
ほんとうにお金がかからなかったのです。

そのドミトリー内には共用のテレビがありました。
それが、スターTV(衛星テレビ)だったのです。
1991年は、香港に本拠を置くスターTVが、
インドで放送を開始した年でもありました。

(※ スターTVは現在、スター(STAR)に改称されています。
ニューズ・コーポレーションの傘下にあります)

インドの人たちはこの衛星テレビを通じてはじめて、
生のアップデイトな欧米の情報と接することになります。
<市場経済が発展する影には、必ず「情報量の増加」があります>

もし、インドを訪れる機会があれば、鉄道に乗って
住居の屋上部分を見てみましょう。
STARのアンテナがそこかしこに掲げられているはずです。

現在、STARは60のチャンネルを持ち、
複数のヒンディー語チャンネル、
タミル語などインドの地方語チャンネル、
英語チャンネル、映画(英語)専門チャンネル、

クリケット専用のチャンネル、
「クレヨンしんちゃん」もやっているアニメ専門チャンネル、
ニュース専門チャンネルなど、盛りだくさんなのです。

IMG_0392.jpg

(インドでは、クリケットの選手はスーパースターです)

IMG_0404.jpg

(STARムービーのチャンネル。
英語の映画には、必ず英語の「字幕」が付けられている。
これが、インド人の英語力向上に寄与しているのでは・・)

IMG_0403.jpg

(いろいろなコマーシャルを見ましたが、
とにかく化粧品のCMが多かったです。

それから健康食品のCM。インドでは、
美容・健康産業がたいへん有望だと感じました。
写真はダイエット商品のCMです..)




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| 2010年 インドがやって来た | 11:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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