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「ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」を読みました


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今、話題の本
ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」を
読了しました。

ズバリ、この本には【ふたつの河】が流れています。

ひとつは水瀬さんパート。
こちらは初心者向けのガイダンス → 実践といった流れです。

もう一方の山崎さんパートは、
すでにインデックス運用を実践している人に
理論的な裏付けを与えてくれる骨太なテキスト、
といった印象です。

本のページ通りに読み進めていくと、
少し混乱する? 可能性もありますので、
ここは大胆に、
【ふたつの河】を分けて読まれることをお勧めします。

水瀬さんパートはいきなり読んでもいいですが、
投資の【との字】とこれから出会い、
十分なウォーミングアップもされたいのなら、

たとえば、竹川美奈子さんの「たりないお金」を読み、
そこから
「ほったらかし投資術」の水瀬さんパートを読み進めていく・・。
というやり方をお勧めします。

「ほったらかし投資術」の冒頭、
いきなり老人ホームの話が出てきます。
序章では、水瀬さん自身が体験された「戸惑い」や「不安」が、
赤裸々に語られています。

(わたしもかつてそうでしたが、
多数の投資家が最初は「回り道」をしているのです..)

わたしが水瀬パートで好きなのは、
実践編「心がまえ」の運用中のマインドのところです。
(結局、投資とは自分との闘いですから、
平常心を保つための
自分なりのコツを持っておくことが重要です)

インデックス運用の大まかな「道筋」が明らかになれば、
次に、投資を続けていくための「理論武装」として
山崎さんのパートを読む。

いや、その前に
たとえば、
内藤忍さんの「初心者は株を買うな!」を読んでから、

山崎さんパートを読んでもよいでしょう。
(たぶん、その「流れ」のほうがしっくりくると思います)

山崎さんの「理論編」を読めば、
インデックス運用の、芳醇で奥深いテイストが
まるでワインのように味わえます。

(加えて、運用業界内部のさまざまな裏事情も
山崎さんが斬ってくれているので痛快です!)

わたしは山崎パートを読んでいて、
チャールズ・エリスの「敗者のゲーム」を再読したくなりました。

このように、本書は読み方の工夫をすれば、
一粒で二度おいしい読後感を味わえますよ。





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