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私たちの世代は親を裏切らないといけない?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

もうだいぶ前の話ですが、
あるお客様からこんな話を聞いたことがあります。
(仮にAさんとしましょう)

Aさんが結婚して数年経ったころ、
奥さんの家に遊びにいったときに、
お義父さんにこう言われたのだそう。

「Aくん。そろそろを買わないのかね。
子どももこれから大きくなることだし..」

Aさんは、
「家は所有にはこだわず借りる考えです」と言うと、
お義父さんは急に怒り出しました。
「家を持たないなんて、一体どういうことだ!」

「男は家を持ってはじめて一人前じゃないか。
それに借金してこそ男は大きくなるんだ!」

・・皆さんはどう思われますか?

正確にいうとAさんは、
・先に借金をして不動産という資産を手に入れるより、
・先に金融資産を積み上げて

(そのあと余裕があれば、不動産購入を検討する)
という考え方なのです。
※ わたしもまったく同じ考えです。

が、しかし、お義父さんがAさんに対して
反論したくなる気持ちも分かります。

なぜならお義父さんは、
借金をして、不動産を購入して、
(一家の大黒柱として生きてきて)、
【うまく行った】という「成功体験」を持っておられるからです。

自分が実践してうまくいったことを、
人にも勧めたくなるのは当然です。

しかし、上記が有効であるためには、
【基礎的な状況(ファンダメンタルズ)が変わっていない】
という条件がつきます。

あなたはどう思われますか?

◆ あなたのご両親が30代の頃と、
今現在の 基礎的な状況(ファンダメンタルズ)は
同じであると思いますか?


以下、わたしの妄想です。
(注: Aさんのお義父さんが言ったわけではありません)

「Aくん。会社に入ったら、必死の思いで
定年まで勤め上げないとダメだぞ」

「会社員は上司にかわいがられてなんぼだ」
「預貯金ほど堅いものはないよ」

「酒の付き合いを断るようじゃ出世はできない」
「保険には万一のためたくさん入っておかないと」

「女性は家庭を守り、男は外で稼いでくる」
「株なんて相場師がやるものだ」

私たち子どもは、親の背中を見て育ってきました。
道徳的な規範や、人として大切なことの多くを
私たちは親から教わっています。

わたし自身、自分の親を尊敬していますし、
今の自分があるのは親が愛情を注いでくれたおかげです。

しかし、こと、
経済的な規範(ルール付け)に関しては、
ある意味、親がやってきたことを裏切らないといけない
思っています。

このジレンマに悩む方が、
当オフィスのコンサルティングにおいても
少なからずおられるのです。
(そのお気持ちは痛いほどわかります..)

これまで親御さんと密な関係を築き、
経済的に安定してきた方ほど、
親の世代のスタイルを否定することに
抵抗を感じる方が多いようです。

わたしなら、こうアドバイスします。
あなたもわたしも「親が亡くなったあと」
生き続けなければなりません。

人生の半分は親が存在しない生活なのです。

ということは、
親の尊い考えを受け継ぐ部分と、

(親のスタイルを否定してでも)
自身にとって有効な規範を貫く部分の「両方」を、
併せ持つ必要があるのではないでしょうか..。

◆ 参照記事
反逆のライフプランニング
あなたに今できる投資とは?




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