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ゼロサムゲーム を楽しみたいですか?


こんにちは、カン・チュンド です。

今よりもずっと繊細で、
例えば映画の中に
人生の意味 を求めていたような、
そんな時分のお話ですが(笑)

当時のわたしは
「幸せの総量には限りがある・・」と思っていました。

誰でも当然、幸せ になりたい。
でも、不幸な人 もたくさん存在する。

もともと 幸せの総量 というのは決まっていて、
ある時は Aさんが幸せを引き、
ある時は Bさんが不幸を引いているだけではないか・・。

結局、幸せの量 と 不幸せの量 を足すと、
いつも「同じ」ではないかと・・。
そんなふうに思っていました。

先日、為替レート を予想するお話をしましたね。

時に円売り・ドル買いが勝ち、
時に円買い・ドル売りが勝つのです。
という言い方をしました。

今日はこんな 例 を挙げさせてください。

あなたは今「トヨタの株式」を持っています。
それを2,800円で買いました。
今、トヨタの株価 は4,000円になっています。

→「んー、そろそろ売ってもいいかな・・」
あなたはそう思いました。
(もうある程度 株価 は上がっただろう・・)

一方、4,000円の株価を見て、
ぜひトヨタの株式を買いたいなあ、という Bさん が現れました。

当然 Bさんは 4,000円でトヨタの株式を買って、
→ その値が上がることを期待しているのです。
(まだまだトヨタ株は安いぞ・・)

そういうわけで 4,000円 で
トヨタ株式の「売り買い」がめでたく成立しました。

株式でも 為替の取引でも、
【売り買い】が成立するためには、

◆ まったく正反対の思惑を持った、
  複数の人間 が必要になります。
 (例えば あなた と Bさん のように・・)

確かに、あなたと同じ考えを持つ人ばかりが
マーケットに居たのでは、
売買 は成立しませんよね。


(もう一度「いちば」に戻ってみてください・・)
売買 が成立しているということは、
売りたい人と、買いたい人が
「同数」存在している ということです。

トヨタの株式 を売りたい人と
買いたい人も「同数」居るのです。
??

じゃあ、なぜトヨタの株価 が
上がったり下がったりするのでしょうか?
(シンプルに考えてください・・)

どちらがより切実に売りたいと思っているか、
あるいは買いたいと思っているかの「違い」だけなのです。

買いの方々が、
より切実にトヨタの株式を買いたいと思っておられるなら、

その価格は
両者の均衡点を越えて、上がっていきます。

逆に売りの方々が、
より切実にトヨタの株式を売りたいと思っておられるなら、

その価格は
両者の均衡点を越えて、下がっていきます。
そして「成約価格」が決まるのです。

そんなシーソーゲームを、
「いちば」の中では 1日に何十回と繰り返しています・・。

さて、あなたとBさんの話に戻りましょう。

4,000円で売買は成立しましたが、
その後 トヨタの株価が下がり、3,200円になりました。

あなたはこう思います。
「あの時売っておいて正解だったな・・」
( 誰にも気付かれぬよう、ちょっと含み笑い・・)

一方、Bさんはこう思います。
「ちぇ、高く買いすぎたな・・」

しかし(よ~く考えてみてください)
トヨタの株価は
4,800円 になる可能性だってあるのです。

あなたはこう思います。
「うわー、
もうちょっと待ってたらよかったな。800円分の利益が・・」

Bさんはこう確認します。
「ふむ、思った通りだ。とりあえず800円の利益だな・・」

この場合、800円分の利益 が、あなたにではなく、
Bさんの方に転がった ということになります。

株価 が上がったり下がったりすることで、
あなた と 誰かさん の間で、
利益 という「付加価値」は

あっちに行ったり、こっちに来たりします。
(ゼロサムゲームですね・・)

あなたが勝つこともあれば、
誰かさん が勝つこともあります。

つまり、株式の売り買いがあるたびに、
どちらかが勝ち、どちらかが負けているのです・・。

何千、何万という「勝ち負け」を足すと、
利益(付加価値)はちょうど ゼロ になります。
(ホントです、)

もうお分かりですよね?

あなたが 短期売買 で資産を形成するためには・・、
「勝ち続ける」必要があります。

別の言い方をすると、
いつでも「負けてくれる相手」を
正しく探す必要があるのです。

まあ4人でやる麻雀なら、
それも不可能ではないと思いますが、
マーケットで果たしてそれが出来ると思いますか?



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