FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ほんとうにヘッジファンド的手法がETFに入り込んでいます


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

突然ですが、
私たちは「目」をいくつ持っていますか?
(・・ふたつです)

「目」はどこにありますか?
(えっ、顔の左右にひとつずつでしょ。)

ということは・・、
あなたの視界は180度ですよね。
(そうですが..)

これを【株式市場】でイメージすると、
180度とは、
私たちが銘柄を 買う(ロング)という世界です。
(えっ、ほかに何かあるの?)

はい。実は、
【株式市場】には後頭部にも「目」があります。
そこでは、360度という「視界」を持つことが可能です。

つまり、市場に上場する銘柄を
「売り建てる」こともできるのです。

これから「下落」すると予想する銘柄をあらかじめ借りて、
それをあらかじめ【売って】、
あとから買い戻すことで「利益」を得ることができるのです。

これが「空売り」(ショート)です。

今、文章として書くと5行も費やしましたが、
実は【ショートETF】を用いれば、

売り建てる、とか、
あらかじめ【売って】、
あとから買い戻す、とか、
そんな面倒なことを考えずに、

【ショートETF】を買うだけで
空売りと同じ効用が得られます。

(拙記事【ショートETFが登場するとどうなる?】
ご参照ください)

そして、ここからが本題なのですが、
この2月に、FactorShares という運用会社が
米国で5つのETFを設定しています。

このETFは高度な
マーケットニュートラル型金融商品と言ってよいでしょう。

(はっきり言って、この種の金融ツールは
私たちには縁遠い存在でした..)

それは、高級イタリア製家具が設えられた
プライベートバンクの応接室のみで取り扱っていた
【オートクチュール的金融商品】だったのです。

(ほんの少し前までは・・)

たとえば、
FactorShares 2X: S&P500 Bull/TBond Bear
(銘柄コードFSE)は、

S&P 500を買いながら、
米国長期国債をショート(空売り)する金融商品です。

・・・あっ、わたくし間違えました。
FactorShares 2X とありますね。
2X、ダブル?

はい、実はこのETFは、
S&P 500にも、米国長期国債にも
「レバレッジ」を掛けています。

正確には、
S&P 500を2倍のレバレッジを掛けて買い建て、
米国長期国債を2倍のレバレッジを掛けて売り建てています。
(それがひとつのETFとなっているのです..)

そして、当該ETFの年間経費率は 0.75%。
当ETFのファクトシートは【こちら】です(PDFファイル)
 
FactorSharesの
他の4本のETFは下記となります。

FactorShares 2X: TBond Bull/S&P500 Bear
米国長期国債をダブルロング、S&P 500をダブルショート
FactorShares 2X: S&P500 Bull/USD Bear
S&P 500 をダブルロング、米ドル先物をダブルショート

FactorShares 2X: Oil Bull/S&P500 Bear
原油先物をダブルロング、S&P 500 をダブルショート
FactorShares 2X: Gold Bull/S&P500 Bear
金先物をダブルロング、S&P 500 をダブルショート

なんと言いますか、
ほんとうにプロ投資家向けのETFですね..。
(本日はマニアックな内容となりましたが悪しからず..)




関連記事

| ETFのお勉強 | 11:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT














TRACKBACK URL

http://tohshi.blog61.fc2.com/tb.php/1361-cc4edf7d

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT