ジョージ・スティーブンス、再び。
こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
イギリスの貿易商であり、投資家でもあった
ジョージ・スティーブンス(1841~1917)の言葉を
ご紹介します。
彼は晩年、自身の投資を振り返って
次のように語っています。
「投資のお陰で、わたしは自分の資産を殖やすことができた。
しかし、こんなに大きな利益を実現して、
果たしてよいのだろうか?
わたしのあとに投資を始める人は、
ほんとうに儲けることが出来るのだろうか・・」
私たちは知っていますね、
スティーブンスさんの心配が杞憂に終わったことを。
翻って、です。
この慌しい2011年を生きる私たちはどうでしょうか。
もう人は到達すべきところに達してしまい、
あとは内省の日々を送っているのだと勘違いしていませんか?
【限界】という柔らかなシーツに身を包み、
私たちはヒロイックな小説の主人公のように、
厭世的な気分になってはいないでしょうか・・。
それは、一種の【自惚れ】です。
最先端の流行も、最新のテクノロジーも、
時が過ぎれば「過去のひとコマ」になるだけなのです。
時代はあなたを一瞥することなく、
容赦なく進んでいき、
(例えば)2050年は必ずやってきます・・。
2050年がどんな時代になっていようが、
人々はご飯を食べ、働き、時には考え、生活し続けるのです。
(そうですよね?)
あなたが実行すべきこと、それは、
これから豊かになる世界に、実りの種を蒔き続けることです..。
| ヒトは1万年前からお金と付き合ってきた | 08:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑