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いちばん多い相談パターンは? 引越しのしかたです・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

たとえば、―このポートフォリオは正しいー
と「認知」することと、

―じゃあ、そのポートフォリオを作ろうー(「実践」する)
ということの間には、深くて大きな河が流れています。

なぜかというと、先に「別のカタチのポートフォリオ」を
作ってしまっているケースがあるためです。

一例ですが、銀行の窓口で、
「どれがおすすめですか?」と聞いてしまった方がおられます。

あるいは、証券会社の担当者に
「このファンドがおすすめです」と言われ、
紹介されたものをそのまま購入してしまった方がいます。

たまに、「もう少し早くカンさんと出会っていたら・・」
というメールをいただくのですが、ぜんぜん大丈夫ですよ。
いつでも【軌道修正】できます。

なぜなら、
< あなたはまだ、投資を始められたばかりではないですか!>

(いや、もう8年も経ってしまっていて・・。
いえいえ、でも、今まで投資を行った年数より
これから投資を続ける年数のほうが長いですよね?)        
          ↑ ここ、重要!

さて、当オフィスの【典型的ご相談パターン】は
以下の通りです。

1.(今から思うと)「買ってはいけない金融商品」を購入した

2.自分の資産全体を見るにつけ、
ポートフォリオ(資産の配分)をもっと適切なものに変えたい
と考えている

3.保有する金融商品もインデックス・ファンドに変更したい
と思っている

でも、
4.買ってしまった株、投資信託が値下がりしてしまい、
【動こうにも動けない・・】

「さて、どうしたものでしょうか?」と
ご相談に来られる方がけっこう多いのです。

つまり、これは(シンプルに言ってしまうと)
引越し作業】のご相談です。

引越し??

○ 今、持っている金融商品から、
ほんらい持つべき金融商品への【引越し】

○ 今現在の資産配分から、
ほんらい在るべき資産配分への【引越し】ですね。

ご相談者にとってのネックは、

(今、保有している金融商品が)
購入時よりだいぶ値が下がってしまい、
また、購入時に手数料も支払っているため、
【買い換えるとなると、だいぶ損をしてしまう】ということ。

ご心情としては、
⇒ 「今、売るのはちょっと出来ない。」
⇒ 「損がなくなったら売ろう。」というものです。

(お気持ちはよく分かります・・)
しかし、相談者はまったく違った【心情】も、
同時に抱えておられます。

⇒ 「このまま放っておいても高いコストがかかる。」
⇒ 「買い換えの時期が 先延ばし になればなるほど、
ほんらいのカタチで投資を行う【時間】が短くなってしまう。」
              ↑ ここ、重要!

よーく考えてみましょう。
あなたの相談の「目的」は、
自分にふさわしくない金融商品を【売る】ことですか?

(いいえ、そうではありません)
あなたの「目的」は、
引越し作業】そのものですね。

別にあなたは、
これで資産運用を止めてしまうわけではありません。
(どちらかというと)
投資という旅に出発し直すのです。

そこには【売却】と【購入】というふたつの作業が伴います。

よく、いつ【引越し作業】をすればいいですか?
と聞かれるのですが、
それは、「今」です。

でも、売却のタイミングを考えないと・・・。
えっ? 果たしてそうでしょうか..。

これは【引越し作業】ですから、
かつて住んでいた「ポ」から、
ほんらい住むべき「ポ」へ移るわけです。

それは【同時進行】ですよね?

※ たまに、今持っている商品が十分上がって、
そしたら売って、で、
買うべきものは安くなったら買います。
という方がいますが、
【それを待っていたら2020年になってしまうかもしれません!】

既存の金融商品を解約する作業と、
インデックス・ファンド、ETFを購入する作業は
同時】に行うわけです。

言い方を換えますと、
既存の金融商品を売らない限り、
あなたにふさわしいファンドは買えないわけです・・。

※ ほんとうは売りたいけれど、
まだ売れない金融商品を保有しながら、
インデックス・ファンド、ETFを買ってしまうと、
背中に背負うリスク量が過大になってしまいます

売り、買い、【同時進行】、タイムラグを空けない、
ということはたいへん重要で、

売りに続いてすぐ買いを行えば、
安く売らざるを得なかった
⇒ でも、安く買えた ということになりますし、

(逆に)高く売れたよ、
⇒ でも、そこそこ高く買ったよ ということになります。

売り時、買い時に「恣意性」を与えず、
システマティックに作業を行えば、
【引越し作業】とは結局、損も得もない
ニュートラルな作業となるはずです・・。

ただし、一度に売り、一度に買うを行うのは、
あまりにも投資の執行時期が「一点」に集中するため、

たとえば、10ヶ月をかけて毎月
売りの作業・・・・・・・・10回
買いの作業・・・・・・・・10回
というように、

等分で分割「売却」分割「購入」の時期を決め、
予め【工程表】まで作ってしまえばよいと思います..。

(毎月の「売り」と「買い」の執行日は、
手帳に書いてしまうぐらいのシステマティックさが必要)

まるで会社の定例会議のように、
この【引越し作業】は「予め決まっていること」と
思えるようにしましょう。

もちろん、あなたには
それなりの決意と時間とエネルギーが必要ですが、
この【引越し作業】が済んでしまえば、
あなたの気持ちはうんと楽になるはずです・・。

繰り返しになりますが、
今まで投資を行った年数より、
これから投資を続ける年数のほうがうんと長い
のですから・・。




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| わたしのFP修行 | 13:05 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Re: タイトルなし

岩崎さん、コメントありがとうございます。
私たちはときに「近視眼的」思考に陥りますが、
人生も投資も基本は「長期スパン」です..。

| カン・チュンド | 2011/06/16 11:10 | URL |

>今まで投資を行った年数より、
これから投資を続ける年数のほうがうんと長い

その通りですね
重みのある言葉です。

| 岩崎 ひろみ | 2011/06/14 00:58 | URL | ≫ EDIT














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