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MSCIのレビュー(構成国の変更はなし)でも、韓国、台湾はいつまで新興国なのだろう?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしはMSCIという組織の内部を知らないのですが、
(多くの人は)先進国の人間であると思われます。

もし、韓国、台湾が(MSCIの分類でいうところの)
【先進国】の扱いになると、
構成国がそれだけ増えるわけですから、

既存の先進国の【構成割合】が減ることになります。
(それは、既存の先進各国にとっては苦々しいこと・・?)

しかし、苦々しい国と、
猛々しい国の【変遷模様】こそ、これまで
世界経済が【成長】を続けてきた「証し」ではないでしょうか。

MSCIが1988年にエマージングマーケット(新興国)の分類を
作ったことは英断だったと思いますが、

世界経済の【現状・勢力図】を表すべきMSCIの分類が、
実態経済を反映していないとすると、
インデックス投資を行う私たちにも影響が出てきます。

(ギリシャが「先進国扱い」で、
韓国、台湾が「新興国」のままというのはおかしいと思います。
債券指数であるシティ・グループ世界国債指数からは
ギリシャはすでに外されています..)

インデックス投資の数ある利点のうち、

○ 指数そのものが「新陳代謝」する。
(すなわち、構成銘柄、構成国は「変遷」する)

○ したがって、指数と連動する
インデックスファンドを保有し続けるだけで、
世界経済の【変化の波】に付いていくことができる。
というモノがあります。

そういった意味で、
指数が経済の実態を反映していることは重要なのです。

MSCIは、韓国、台湾を今年も
新興国の扱いのままにすることを決定しました。
(先進国への移行は引き続き「検討の対象」とされています)

また、MSCIの株式の「分類上」は、
【エマージングマーケット】(新興国)の下に
【フロンティアマーケット】が存在しますが、

カタールとアラブ首長国連邦については、
フロンティアから新興国に移行させるべきかどうかを、
年末まで検討するとのことです。

MSCI リリース
「the Results of the 2011 Annual Market Classification Review」
IndexUniverse.com
「MSCI: Korea And Taiwan Still Emerging」 




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| 指数のお話 | 09:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Re: タイトルなし

新興国、先進国、一国の株価指数にかかわらず、指数は組入れられる銘柄、国が変遷しても【指数の連続性】が損なわないように設計されています。ご心配の必要はないと思いますよ。

| カン・チュンド | 2011/06/29 10:13 | URL |

いつも楽しく拝見させていただいております。ひとつ疑問があるのですが。
これから新興国が成長すると予測して、新興国ファンド(またはETF)を買うとします。そして30年後、それらの国は成長していたとしても、ファンドの構成国はその時点での新興国なわけであまり利益を享受できないように思うのですがいかがでしょう。勘違いでしょうか?

| しほ | 2011/06/29 01:42 | URL | ≫ EDIT














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