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相続は トラブルの宝庫です


こんにちは、カン・チュンド です。

(実は)私たち一般生活者が
【資産】のことを気にし始めたのは
つい最近のことです。

なぜって?
(昔は皆ビンボーでしたから・・笑)

お金をそれなりに蓄積した70歳の山田さんも
「素朴な疑問」をお持ちなんですね。
「どうして 資産管理 なんて必要なの・・?」

んー、難しい?
いや、カンタン。
「人は皆、いづれ死ぬからです・・」

ハイ、世間では
相続 と呼ばれる作業が発生します。

実は相続が発生する前に、

当人(被相続人)が
資産の割り振り(管理)について
明確な方針を示しておく必要があります。 

なぜって?
「財産を円滑に 分与 するためです」
遺言書 を残すのがベストでしょう・・)

「わたしはまだまだ元気なのに、縁起でもない!」
と怒らないでください。

まだまだ元気な時にこそ、
策を講じなければならないのです。
注)これは資産の多寡とは関係がありません。

例えば、
資産の中身がほとんど「不動産」という状態で、
ほんとうにいいのですか?

資産の「健康」を保つために、
バランス に留意する必要がありませんか?

もし、お子さん達(相続人)が
不動産を「共有」で持つことになれば・・?

各所有者(相続人)の意見集約が難しく、
争いの元になる可能性 大 です。

例えば 残された 土地
(3人の共有)をめぐって・・。

次男 → やはりここは「建物」を建てて、家賃収入を得よう。
長女 → ちがう、事業用借地で土地をコンビニに貸すの。
長男 → 何言ってるんだ! 思い切って売却するのがベストだぞ!

はあー(溜息)

例えば、資産の中身がほとんど
「現金・預金」という状態で、
ほんとにいいのですか?
 
資産を受け継ぐ人(相続人)は
今まで大きなお金を持ったことがないのです・・。 

気分屋の人(相続人)ほど、
安易に相続したお金に頼ってしまうことでしょう。

ライフプラン(人生そのもの)が
歪んでしまう恐れがあります。
(ほんとうです!)

相続人の方には
お金をコントロールする能力、
資産管理能力 が切に問われるのです。

(一歩間違えると、
お金は 恐い恐い生き物ですから・・)

プラス、相続人の方の
「個別事情」に留意する必要もあります。

例えば、70歳の山田さんが、
40代のご子息に対して
(将来の)相続 を考えるとしましょう。

42歳の息子さんを取り巻く「経済状況」には、
なかなか厳しいものがあります。

年功序列の賃金体系は崩れ、
(将来の)期待収入 はまったくの不確定です。

税金・社会保険料負担 の増加に伴い、
年収自体は増えているのに
手取り収入が減る、
といった事態も起こってくるでしょう。

ご子息を取り巻く
「将来環境」を考えると、

定期的な収入をもたらす 金融資産 の形で
「財産」を残されることをお勧めします。
(個別債券、個別株式、各種ファンド、不動産など)

ご子息とその家族にとっては、
給与収入 プラス 別の収入源
(金融資産)となりますね。

個別債券、個別株式、各種ファンドなどの
カタチで財産を残されれば、
相続人の方が「その意味」を推し測ろうとします。

「オヤジはどうして
俺にこの株式を残したのだろう?」と。
(考えることはよいことです・・)

また、現金・預金 というカタチで
財産を受け継ぐより、
「散財しにくい」というメリットがあります。

また、資産を受け継ぐ方は
その資産を守り育てるための
「レッスン」を受ける必要があるでしょう・・。



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