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「株式」+「債券」は、今も昔も変わらぬ「黄金コンビ」です


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

投資において、
【何を選ぶかではなく、
どう組み合わせるかが重要です】と
世界で最初に言ったのは・・・、

ハリー・マーコウィッツという人です。

誰? ハリーって?

1952年、アメリカ・シカゴで
当時大学院生だったハリーさんが、

「資産を組み合わせると、
リスクがどうなるのかについての論文」
モダンポートフォリオ理論】を発表しています。

それまではアメリカ人も、
・コカコーラの株を買う!
・アメリカ株ファンドを買う!というように、

】に対する投資を行っていたのです。

(だって、
わざわざ異なった資産を
「組み合わせる」なんて、
面倒じゃないですか・・)


しかし、
一見何の関係もなさそうな
【資産同士】を組み合わせることで、
万が一「メリット」が得られるとしたら・・・。

具体的には・・、
A資産 1/2 と、
B資産 1/2 を組み合わせた場合に、

運用資産そのものの
「リスクの大きさ」が、

ふたつの資産の
「リスクの大きさの平均」を
下回ることが分かったら

【異なる資産を併せて持つ】
意味が生じますよね。

※ 実はハリーさんは、
上記事項を
数学的に証明して見せた人なのです!


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実際、
【ポートフォリオ理論】は、
1990年代を通じて、
欧米の投資の現場を席巻していきます。

ところが、ITバブルを経て、
世界経済の一体化が進むなかで、

「国・地域の分散をしても、
資産の分散をしても、
あまり意味がないではないか!

と揶揄される場面が多くなっています。

あなたはどう思いますか?


たしかに、国・地域の分散は、
グローバル経済が
本格化する前に比べると、
その効果の程度は小さくなっていると思います。

しかしながら、
一国、ひとつの地域のみに
投資を行うより、

国・地域の分散を図ったほうが
よいことに変わりはありません。


また、
資産の分散
有効であり続けると考えます。

とくに株式と債券は
(今も昔も変わらぬ)【黄金コンビ】です。

株式が急落する場面では、
しばしば
「質への逃避」が起こります。

株価急落 → 株式を売却
そのお金で債券を購入 → 債券価格上昇

というのはよく見られる『パターン』です。


また、株価が上昇する場面では
リスクテイクする投資家が増え、

債券売却 → そのお金で株式購入
(債券は下落) (株式は上昇)

という『ケース』もよく見られます。

株式と債券は
互いに引き合っており、

両者の値動きは
しばしば異なってくるのです。
(これを負の相関関係といいます)



インデックス・ファンドの雄
「バンガード社」のビデオを観ても、
株式、債券、キャッシュリザーブ」と言っています。
(といいますか、バンガードはこれ以外言っていません・・笑)

バンガード社は実は、
不動産のインデックスファンド、
ETFも運用しているのですが、

(Vanguard REIT ETF、
Vanguard Global ex-U.S. Real Estate ETFなど)

ポートフォリオでは
不動産の話はほとんど出てきません..。


そして、商品(コモディティ)に関しては
バンガードは提供商品をいっさい持っていません。
それはいったいなぜでしょう?

商品という資産の性質上、
現物を組み入れて
ファンドが組成しにくい
ということもあるでしょうが、

そもそも商品(コモディティ)は
モノの値段の一部であり、

【経済成長を反映して
その価値が上昇する資産ではない】
という認識が、
あるからではないでしょうか…。




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ここ、よーく考えてみましょう。

「株式市場」とは、
経済活動の実態を
反映する「集計場」のようなところです。

そこに上場する会社は、
あらゆる業種にわたっており、

不動産会社、商品先物会社、
金・貴金属の販売会社なども
その中に含まれているわけです。

株式市場に投資を行うことは、
ポートフォリオの価値を高める
エンジン」そのものです。


一方「債券」は、
お金の貸し借りを
取り仕切る有価証券です。

国、企業、自治体、
個人、法人の投資家を問わず、

〇 お金を借りたい・・
〇 お金を貸して儲けたい・・
という【ニーズ】は絶大ですね。

マーケット規模でいえば、
(実は)株式市場よりも、
債券市場のほうがうんと大きいのです。



このとき、
「暴れ馬」のように振舞う
【株式】をなだめるため、

脇役として
【債券】を保有することもまた、
ポートフォリオ的発想
鉄則ではないでしょうか?

〇 株式 1/2 と、
〇 債券 1/2 を組み合わせた場合に、

運用資産そのものの
「リスクの大きさ」が、

ふたつの資産の
「リスクの大きさの平均」を
下回ることが分かっているわけですから。


人の経済活動が続く以上、
株式も債券も
そのニーズが
途絶えてしまうことはありません。

依然として「株式」+「債券」は
資産形成の王道なのです・・。

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