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ETNはETFの弟分? その2)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

通常のインデックス・ファンドにしろ、
ETF、ETNにしろ、
「インデックス型の金融商品」には
【先行者利益】というものが存在します。

「なに、先行者利益って??」
要するに、
いちばん最初に【商品】を作ったところが強いということ。

S&P500のETFしかり、
金(ゴールド)のETFしかり…。

この【先行者利益】は「証券取引所」にも当てはまります。

欧州にはじめてETFが上場したのが2000年。
日本にはじめてETFが上場したのは2001年・・。

両者の間にはたった1年の違いしかないのに、
その後、ETFマーケットの大きさで差がついてしまったのは、
ずばり、「ラインナップの拡充のスピード」の違いです。

実は、昨日お話したETNの品揃えは、
(昨日、東証に2本が上場するまでは)
アジアの中ではシンガポールの1本のみだったのです。

日本のマーケットは「ETN」に関しては
【先行者利益】を享受できる可能性があります。
(特にアジアからの資金を取り込むという形で・・)

さて、もう一度おさらいしておきましょう。
【ETNとはETFの弟分のような存在です。】

◆ ETFを、万人向けのスタンダードな金融商品とすると、
ETNは、投資経験がある人向けの、
ある意味「マニアック型の商品」です。

(ETF、ETNは互いに競合するというよりも、
相互補完的な役割を担うと考えられます・・)

ETNが普及するか否かは(ズバリ)、
ラインナップの拡充を短期間で図れるかどうかにかかっています。

8月23日に上場した2本、
9月6日に上場する7本だけでなく、
ETNならではのラインナップが必要なのでは・・。

それは??・・ズバリ、
ショートETNです。

ショートETFのくわしい解説はコチラ。
ショートETFが登場するとどうなる?

要するに、一般の証券口座で、
(任天堂の株と同じように)買い注文するだけで
【売り建て】ができるようになる・・。

投資家の利便性という意味で
このショートETNが与える影響は計り知れません。

※ リスクヘッジのために【売り建て】をしたいけれど、
信用取引にはちょっと抵抗があるなあ・・
という人は結構多いのです。

8月22日、ワールドインベスターズ・トラベルカフェにて
ETN 「iPath」 上場前夜祭に出演した際、
市場関係者の方のお話をお伺いして、
「ショート型のETNが登場するのはそう遠くないのでは・・」
とわたしは感じました。

実は米国のiPath(ETN)では、
多彩なレバレッジ型ETNを取り揃えています。
LEVERAGED ETNs

この種のETNが上場され、
中上級者のニーズに応えることで、
ETFとETNの棲み分けは自然にできていくと思います。

もうひとつ、楽天証券の新井党さんが
ETN 「iPath」 上場前夜祭の中で
以下の主旨のことを言われていました。

コアの部分はETF。サテライト部分はETNで・・
ETNでぜひとも期待するのは「フロンティアマーケット」の
組入れです。-

なるほど・・・。

ETNの役割を、
ETFという器には入れにくい資産を
スピーディーに組成すること・・
】と規定すれば、

外国人に対して投資規制が存在する国の株式、
たとえば「フロンティアマーケット」の各種指数と連動する
ETNを組成することで、
潜在需要の掘り起こしができると考えます…。

追記)

ETF、ETNという名称はどうも硬いので、
こんな呼び方はどうでしょうか。

ETFは「選んで・楽しい・ファンド」
ETNは「選んで・楽しい・ネオ債券」?!

【9月6日上場】ETN一覧

2022 iPath 貴金属指数連動受益証券発行信託
2023 iPath 産業用金属指数連動受益証券発行信託
2024 iPath エネルギー指数連動受益証券発行信託
2025 iPath 農産物指数連動受益証券発行信託

2026 iPath 穀物指数連動受益証券発行信託
2027 iPath ソフト農産物指数連動受益証券発行信託
2028 iPath 畜産物指数連動受益証券発行信託
(数字は銘柄コードです・・)




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