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今、アメリカではどんなETFに人気があるのか?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

米国のETF事情と日本のETF事情を比べると、
「周回遅れ」という感がありますが、

今、アメリカで人気があるETFを知っておくことで
「これから日本で起こる動き」が
ある程度予測できると思います。

○ まず、通貨ETFです。
これは言い方を換えると「外貨預金ETF」と云えます。

なぜ、米国で通貨ETFが人気になっているかというと、
アメリカドルの価値が下がり続けているから」です。

たとえば、
CurrencyShares というブランド名で
9つの通貨ETFを運用する
RYDEX SGI という会社があります。

一例を挙げてみましょう。
「豪ドルETF」
CurrencyShares Australian Dollar Trust
(銘柄コードFXA)を買うということは?

アメリカの人が豪ドルを買うのと同じ効用が得られます。
(USドルに対して)豪ドルが高くなると、
当該ETFの価格は上昇します。

また、投資している通貨の利息を源泉に、
当ETFは毎月「分配金」を出しています。
(これは、必要ないと思うのですが・・)

続いて、
○ 商品(コモディティ)ETF。
これはもう、言うまでもありません・・。

そして、ショートETF。
以前にコチラの記事でもご紹介しましたが、

○【ショートETF】の画期的なところは、
信用取引口座を開かず、証拠金を積まず、
決済期限を気にせずに、

ひとつの銘柄をふつうに買うことで、
【売り建て】(ショート)ができてしまうこと。

実際、アメリカでは、
国内株式、海外株式、債券、通貨、商品など、
さまざまな国・地域、さまざまな資産について
【ショートETF】が登場しています。

たとえば、ProSharesという運用会社では、
なんと62本のショート型ETFが存在します。

続いて、
○ ヘッジファンド型ETFです。

「ヘッジファンド?
なんだか中身が複雑で、手数料も高そうで、
よく分からない・・」
という方が多いのではないでしょうか?

実際、ヘッジファンドには、
ロング・ショート、グローバルマクロ、
マーケットニュートラル、イベントドリブン、
裁定取引など、さまざまな投資戦略が存在します。

だったら、
これらヘッジファンドの戦略をひとまとめにして、
【Hedge Multi-Strategy 指数】というものを作り、

その指数と連動するETFを
作ってしまおうじゃないかというのが、

indexiQが運用する
IQ Hedge Multi-Strategy Tracker ETF
(QAI)です。
(まさに、ヘッジファンドがETFになってしまったのです)

年間のトータルコストは1.13%
S&P 500 に対するベータ値は0.30 となっています。

そして、
○ スプレッドETFです。

これは、先ほどの「マーケットニュートラル」という
ヘッジファンドの戦略に近いのですが、
ひとつのETFの中に、
ふたつのポジションを組入れてしまおうというもの。

たとえば、今のトレンドで言えば、
金(ゴールド)を買い建てて、
S&P500を売り建てる。
この行為が「ひとつのETF」で出来れば便利ですよね。

具体例)
FactorShares 2X: Gold Bull/S&P500 Bear (FSG)
FactorShares というブランド名で運用されています。

2X:とありますから、正確には
S&P 500を2倍のレバレッジを掛け売り建て、
ゴールドを2倍のレバレッジを掛け買い建てています。
(それがひとつのETFとなっているのです..)

このように多彩な投資スタイルが、
たったひとつの証券口座を持つだけで可能になっているのは、
まさにETFというツールの賜物ですね..。




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