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【アメリカ視察 第8弾】 最適なETFの組み合わせを商売にしている会社があります


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

以前、このブログで
ETFのみを推奨するアドバイザーなんて本当にいるの?
という記事を書きました。

アメリカでETFが広まった理由は、
ファイナンシャルアドバイザーが
お客様にETFを紹介したからです(なんとシンプルな・・)

「でも、ETFってぜんぜん儲からないでしょ。」
はい・・・、
コミッションベースで収入を捉えればまさにそうです。

しかし、顧客の資産残高に対して
一定割合のフィーを徴収する報酬体系ならば、
ファイナンシャルアドバイザーがETFを推奨することに
合理的な理由が発生します。

コストが低いETFを勧め、結果、顧客の資産が殖えれば
アドバイザーの懐も温かくなるからです。
(なんとシンプルな・・)

実際、アメリカでは
CFA(米国証券アナリスト)
CFP(ファイナンシャルプランナー)などが、
ETFを組み入れたアセットアロケーションを顧客に推奨し、
ETFを保有する個人投資家が急増しました。

そして、今回アメリカに行ってわたしは驚きました。
◆ 最適なETFの組み合わせを
商売にしている会社があるのを知ったからです。

その会社は個人投資家、ファイナンシャルアドバイザー、
財団、機関投資家などを「顧客」とし、
ETFのみを用いた投資運用を「仕事」としています。

(いわゆる投資一任業務として、
運用の一切を行っているわけです)

それが HAHN Investment Stewards です。
(カナダのトロントとケロウナに本拠があります)

この運用会社の特徴は、
1.道具としてETFのみを用いている。
2.しかし、運用スタイルは「アクティブ」である。

??

言い方を換えますと、
道具はETF(インデックス)を用いるが、
運用そのものは(アクティブ)に行うということ・・。

より具体的には
タクティカル・アセット・アロケーション(TAA)
という手法で、
マーケットの変化に応じて、資産の保有割合を
機動的に変えていく運用スタイルを取り入れています。

サイト上にキャッチコピーが載っています。
the active management of passive indexes.

(ふ~ん・・・)

わたくし自身の考えは
HAHN Investment Stewards とは異なります。
(わたしの運用管理に対する考えは
リ・バランスのちょっと深めの考察】の中で
述べています・・)

さて、では、HAHN Investment Stewards は、
どんなポートフォリオを組んでいるのでしょうか。

(サイトにはたくさんの事例が載っているのですが)
Managed ETF Portfolios のページから、
Core Portfoliosの中の、
Global Growth Portfolio (pdf) を見てみましょう。

キャッシュとカナダドル建て債券、
アメリカドル建て債券を合わせた割合が約16%、
株式(アメリカ、カナダ、海外)が62%強。

20%は Opportunity Investments と記されていますが、
これはTAA的な運用から推察すると、
機動的に資産の入れ換えを行う部分と思われます。

そして、このGlobal Growth Portfolio の
上位組入れ5銘柄が、

►iShares MSCI EAFE Index Fund (Hedged)
►WisdomTree LargeCap Dividend Fund
►Cash
►iShares MSCI EMU Index Fund
►iShares S&P/TSX 60 Index Fund

と記されています。
(Cash 以外はすべてETFですね....)

better returns less risk

とにもかくにも、
ETFの組み合わせを
仕事にしている運用会社があるということは、
それだけETFの裾野が広がっているということなのです。

追記)
HAHN Investment Stewards の株式の50%は
Jovian Capital Corporation(カナダ)が保有しています。




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