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リ・バランスは年2回がベター?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

おそらく、半年後も、8年後も、
【市場が一方向に振れやすい】という性向は、
変わることがないと思います。

これは良い・悪いという問題ではなく、
私たちは【新しくなった市場の動き】に慣れるしかないのです..。

シンプルに考えましょう。

日々株式市場に参加する人たちが増え、
一度に(より)多くの資金が流入する一方、
逆の流れになった場合は、
一度に(より)多くの資金が流出します。

結果、
マーケットの価格変動の「振れ幅」は大きくなります。

しかも、8月、9月のような
つるべ落としの「下落」があれば、
10月のような「急騰」も起こり得ます。

このような
ジェットコースターと毎日付き合っていると、
こちらの体がおかしくなってしまいますね..。

◆「きまぐれな「急落」や「急騰」は
マーケットに予め備わっている機能のひとつで、
ワタシはそんなこと気にしないわ・・・」

という度量が、
私たち投資家には必要になってくるのです。

(結局のところ、
マーケットのアップダウンは
私たちの思惑を越えたところで、
突然、降って湧いたように【発生】します・・)

今後も、市場という船の帆(ほ)が揺れて、
不安定な状況になる可能性は多々あるでしょう。
この先、また嵐が吹かないとも限りません..。

しかし、
私たちがいつも気にしないといけないのは、
船の上部ではなく、船の【土台部分】です。

世界経済という名の
【土台部分】はけっこうしっかりしています。

今回は、
サブプライムローン問題が沸騰したときのような、
「怪しげな複合証券」もありませんし、

リーマンショック時のように、
あらゆる資産から資金が逃避したわけではなく、

世界のお金は浮気性の亭主のように、
あっちの資産へふらふら、
こっちの資産へふらふらと移動しています。

アメリカS&P500に採用されている
米国企業の海外売上高比率は50%近くになっており、

実は、米国の上位1500社が保有する現預金は、
「1兆5000億米ドル」にものぼります。

つまり、企業はグローバルに稼いではいるのですが、
リスクを取って「投資」するには至っていない・・。

米国企業、いや、
世界を股にかけて収益を上げる企業が、
「新たな投資」に歩み始めることで、
市場のセンチメントは変化していくと思われます。

さて、
これは以前のブログでも触れましたが、
当オフィスのお客様には
リ・バランスを【年2回】されることをオススメしています。

私たちが暮らす「地球」は、
日に日に一体化が進んでいます。

1万キロメートル離れた「地域」で起こった出来事が、
まるでご近所さんの火事のように、
市場の中で「一瞬のうち」に広まります。

今回のマーケットの乱高下でも感じたのですが、
世界のマーケットは2008年以降、

1.同時に「共鳴」し、 
2.価格変動の波は「短期化」し、 
                       
かつ、 
3.価格変動の振れ幅も「大きく」なっています。

この傾向はおそらく
今後も変わることはないでしょう・・。

マーケットが動くときは2種類しかありません。
1.その値を上げる
2.その値を下げる

どちらにしても
安くなったものを買い、高くなったものを売る
チャンスですから、

1.今後、株式市場の波の起き方が【短期化】する、
かつ、
2.波の振れ幅が【大きくなる】傾向を鑑みると、

リ・バランスの機会を、
年1回から年2回に増やしたほうが、
「リターンの底上げ」に貢献することになると考えます。

※ ただし、
まだ「つみたて投資」をスタートさせて数年未満の方は、
そもそも積み上がった資金が限られるため、
年1回のリ・バランスで十分と考えます。

このリ・バランスを考える際に大前提となること..。

私たちは安全資産、リスク資産という
ポートフォリオを組んでいる限り、
いつでも追加投資できる資金を有しているということです。

 ちょっと「おさらい」しておきましょう。 

○ リ・バランス その1とは?
 【不幸な6ヶ月です..】

(リスク資産 → マイナスになる
 安全資産 → 割合が増える)

安全資産である
「日本債券ファンド」を一部解約して、

(割合が減ってしまった)
リスク資産を買い増しすることで、
【リ・バランス】を行えます。

○ リ・バランス その2とは?
 【幸せな6ヶ月です..】

(リスク資産 → プラスになる
 安全資産  → 割合が減る)

(割合が増えた)
リスク資産を一部解約して、

(割合が減った)
日本債券ファンドを買い増しすることで
【リ・バランス】が行えます。

○ つまり、
ポートフォリオ内に【安全資産】を持っている限り、
ボーナスなどの追加資金がなくても
「リ・バランス」が実施できるのです..。

言い方を換えると、
「安くなったものを買い、高くなったものを売る」
【機会】がいつでも存在するということです・・。




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