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キム・アーサーさんはどうして個別株のトレーダーからETFのアドバイザーになったのか?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

たとえば
「あのさ、宇多田ヒカルっていいよね・・」と呟いて、
あなたはイスラエルの人と【共感】できると思いますか?

んー、それってすごく難しそう・・。

日本で宇多田ヒカルを知っている人は、
何百万人といますが、
そもそも宇多田ヒカルを知っているイスラエル人が、
いったい何人くらいいるのでしょう?

(6人くらい?)

ところで、
わたしはETFという道具に関して
ずっと【孤独】でした・・・・・。

ETFの名前は
10年以上前から知っていたのですが、

「あのさ、ETFってね・・・」と、
身近に話し合える人が(ずいぶん長い間)
全然いなかったのです..。

それほど、ETFは
日本においては異次元的な雰囲気を醸し出していました。

(まるでレバノン料理のようです。)
・・あっ、レバノンの人、ごめんなさい。・・

ところが、2006年から
楽天証券が海外ETFを扱い始め、
ETFはようやく
「知る人ぞ知る商品」になり始めました。

しかし、日本から見た場合、
アメリカとの【温度差】は未だに存在します。

「アメリカでは
ETFのみでポートフォリオ提案をしている
アドバイザーがいるんだよ」と、
さまざまな情報を見て知ってはいても、

ほんとうにそのアドバイザーと会って話をしてみないと、
なかなか【実感】のレベルまで到達できません。

そういった意味で、
今回「日経マネー」さんからお話をいただき渡米できたことは、
わたしにとって意義深い経験でした。

さて、
わたしが縁あって対談させていただいたのは、
ETFのみを用いて運用提案をしている
Main Management代表のキム・アーサーさんです。

キム・アーサーさん

アーサーさんは、もともと
バンク・オブ・アメリカで
個別株のトレーダーをされていた方で、

(まあ、はっきり言いますと)
ETFとは180度違う世界にいた方です

Main Managementのサイトでは、
トップページでしっかりと
【ETFを用いた資産マネジメントのパイオニアです】
と謳っています..)

ではなぜ、アーサーさんが
まったく畑違いのETFビジネスに参入しようと思われたのか?
お話を伺った限りでは、
時代の変化を敏感に感じ取られた】ことに尽きると思います..。

(突然ですが、)時代って何でしょう?

たとえば、資産運用の分野で
時代を作っているのは
結局のところ、ひとりひとりの投資家(ユーザー)です。

◆ ユーザーの嗜好、考え方が変わることで
「時代が変わったなあ・・」と形容されるわけです。

アメリカにおいて 50年、60年前は、
運用といえば【個別の株】で始まり、
「個別の株」で終わっていました。

サービスを提供する証券会社は
定額の「売買委託手数料」に守られ、
(はっきり言えば)殿様商売をしていたわけです。

(まるで秘伝の宝物のように、
「個別株のレポート」を作っていればよかった..)

ところが、
米国では1975年に株式の売買手数料が「自由化」されます。
(5月1日であったため、今でも「メーデー」と呼ばれます)

うがった見方をすれば、
株の売買仲介だけでは収入が不安定になってしまったため、
証券会社は【投資信託】という新種の
金融ツールに目をつけたともいえます。

時は流れて、
1980年代に始まった異例のブル相場
(長期上昇相場)によって、
「投資信託」はアメリカの個人投資家のハートを掴みます。

購入時手数料、運用管理費用など、
ひとつの商品から得られる利益が大きく、
「投資信託」(特にアクティブ・ファンド)は
証券会社の収益を支える基幹商品に成長したのです。

ところが、それと同時に、
線の細い流れではありますが、
インデックス・ファンドも普及し始め、
その流れを汲んだ【ETF】が2000年代に脚光を浴びます。

(◆ これほど洗練された金融ツールが
ユーザーに受け入れられるために、
これだけ【長い月日】が必要だったとも云えるでしょう..)

最初は証券会社内で、誰もが言ったことでしょう。
そんな実入りの少ない商品、誰が扱うのさ・・

キム・アーサーさんもバンカメ時代、
そんな同僚のことばを聞いていたかもしれません。

しかし、結局のところ、
時代を変えるのはひとりひとりのユーザーなのです..。

アーサーさんが
Main Managementを立ち上げたのは2002年のことです。
「2002年!」

そう、その年は2008年に引けを取らないくらい
マーケットにとっては【悪い年】だったのです..。

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