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キム・アーサーさんはシスコのオフィスでわたしにこう言ったのです・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ETFのみを用いてポートフォリオ提案を行っている
キム・アーサーさんは【対談】の最後にこう言いました。

いや、正確に言いますと、
わたしがアーサーさんに、

「ETFに必要なのはどんなことですか?
そして、次にどんなETFを望まれますか?」と質問したのです。

アーサーさんの答えは明快でした。

1.ETFの淘汰が行われるべきだと思います。

数ばかり増えてしまい、
流動性が低いETFがたくさんあるのは問題だと思います。
これからは数よりも質をもっと高めていくべきでしょう。
(とにかく「流動性」が大切なのです・・)

2.債券ETFがもっと増えてしかるべきです。

そもそも、株式より債券マーケットのほうが
規模が大きいわけです。
今後のETFの「成長分野」は明らかに【債券】でしょう。

現状、債券という業界では、
既得利権が幅を利かせています。

公社債マーケットでは「単発の債券」を引き受け、
十分な利ざやを得ている証券会社が
その利権をなかなか手放そうとしません。

(逆にいえば、投資家は
不透明な取引」に甘んじている状態なのです..)

つまり、債券業界にとっては、
ETFのような商品が出てきてもらっては「困る」わけですね。
(それは、あらゆることが透明化されてしまうため?..)

アーサーさんは具体的に、
代表的な債券指数だけでなく、
もっと細分化された、
さまざまな債券指数に連動するETFが必要と話されました。

「特に先進国全般、新興国全般について、
米国債券のような
バラエティーに富んだ債券ETFがあればいいですね・・。」

これ以上は質問する時間がなかったのですが、
アーサーさんが意図しているのは、
たとえば、私たちがネット証券で購入できる、

(アメリカの)短期、中期、長期国債ETFや、
社債ETFや、ハイイールド債券ETFや、

モーゲージETF(MBS ETF)や、
物価連動国債ETFの、
【先進国版】【新興国版】を指しているのだと思います。

(たしかにあれば便利そうですね。
債券ポートフォリオの厚みが増します..)

(よく考えてみますと)
株式という資産の場合、
「市場の平均を超えられるのでは?」
という投資家の期待は大きいです。

また、実際に「市場の平均を超えられた場合」、
その超過収益(アルファ)も、
そこそこ大きなものになります。

ところが、債券の場合、
「単独の債券」を選んで投資したとしても、
「市場平均」を上回る「アルファ部分」は
そもそもそれほど大きくはないわけです。

(債券の期待リターン自体、
株式のそれに比べ低いため・・)

◆ 言い方を換えれば【債券】こそ、
単品の債券をあれこれ悩んで選ぶより、
ETFの形で保有したほうが効率的ではないかと
思った次第です。

3.先進国、新興国別のセクターETF

ふむ。これも頷けます。

アーサーさんが代表を務める
Main Managementでは、
さまざまなETFを用いたポートフォリオを構築することで
アルファのリターンが獲得できると考えています。

(したがって、セクターETFも
立派な構成候補のひとつになるわけですね..)

4.通貨ETF

通貨ETFの流動性を高め、かつ
レパートリーを増やす必要があると言われていました。

そういえば、
アーサーさんは対談の後に
こんなこともおっしゃっていましたね。

―お客様にコンサルティングするとき、
ETFは道具に過ぎませんから、
最後の最後まで「ETF」という言葉は出さないのです…。―
 (格好いい。。)

◆ キム・アーサーさんとの対談が掲載された
 【日経マネー2月号】は12月21日(水)発売です!

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