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債券さん、債券さん、こんにちは。 パート2


こんにちは、カン・チュンド です。

運用の初心者にとって
株式 より 債券 の方が
馴染みやすいのは自明の理です。

今、あなたの脳裏に
ひとつの「命題」が浮かんでいます・・。

→「ボクは個別の債券を買うべきなのか、
それとも債券ファンドを買うべきなのか?」
んー、どうなんでしょう・・、

まず私たちは、
何のために「債券」を保有するのか、

それを明確にする必要が
あるのではないでしょうか。

一般的な運用者は、
定期的な収入をもたらす
「打出の小槌」として 債券 を捉えます。

いちばん気になるのは・・?
「利回り」ですね。

あなたのリタイア後の生活を
少しイメージしてみましょう。

あなたは、あなたが保有する債券に
約束されている「利回り」を毎朝確認し、

そこからもたらされる【利息】によって
第2の人生を全うしようと考えます。

まさに 債券 と
あなたのセカンドライフ は一蓮托生ですね。

一方、わたしのようなアドバイザーは
債券をひとつの「ツール」として捉えます。
「ツール」?

はい、

◆ 債券とは、あなたの資産の集合体
(ポートフォリオ)の価格変動を抑える
【道具】なのです!

よろしいですか、
ひとつの債券からの「収益」が重要なのではありません。

リスクを抑えた、
ポートフォリオ全体からの「収益」が重要なのです!

(実もフタもない言い方をすると)
◆ 債券 だけでは「資産形成」はできません。

債券は、あなたの資産全体のリスクを
コントロールするために保有されるべきであり、
その場合、債券ファンドの方がベターです。

その理由は・・?
「個別の債券 は単価が高い」から。
(個人向け国債などは除きますが)

ふつう個別の債券を買おうとすると
(特に社債!)50万円、100万円の
お金が必要になります。

リタイアを身近に控えたあなたが
(資産額5,000万円)、
資産の4割を「債券」に割り当てたとしましょう。

トータルで2,000万円分の
「債券」を買うことになりますが、

【分散投資】を旨とすれば、
あなたは 発行日・満期日 が異なる
20種類 の債券を購入する必要があります。
(ひとつ100万円とすると・・)

でもまあ、
これで一応「分散投資」はできましたね。

それと比較して、
もしあなたが 債券ファンド を選択すれば
単価はすごく安くすみます。

大抵のファンドは1万円から購入できます。

MMFに至っては1円単位、
(ドル建てMMFなら)
1ドル単位から購入が可能です。
ということは・・?

もし「債券ファンド」を選択すれば、

ひとつのファンドを保有するだけで何十種類、
いや何百という「債券」を
いとも簡単に保有することができるのです・・。

ひとつ具体例を挙げてみましょう。
これは日本では購入できませんが、
Vanguard Short-Term Bond Index Fund
というファンドがあります。

このファンド、米国で
IRA口座(退職者用の専用口座)を有していれば
1,000ドルから保有でき、

自動的に600を超える
個別債券を間接保有することになります。
(信託報酬を含めたコスト比率はナント0.18%!)

すごいですね。
→ 2,000万円をかけて
20種類の債券を保有する場合と比べてみてください。

もうひとつ具体例を・・。
(これは日本で購入できます)
中央三井外国債券インデックス・ファンド

当ファンドは
1万円から購入できます。

組み入れている世界各地の債券(国債等)は
なんと343銘柄に及びます。

それに ファンド であれば、
支払うコスト(関連手数料)
時価(基準価格)が
誰にでもわかるように開示されていますね。

個別の債券 は(その点)、
コスト開示が 不明瞭 なのです。

例えば、すでに発行されている
債券を購入する場合、

販売してくれる証券会社の
「儲け」がいくらになるのか
(= 私たちが支払う手数料がいくらになるのか)
はっきりしません。

(外貨建て債券を買う場合、為替手数料が
いくらかかっているのかも不明瞭な場合が多いのです・・)

(まあ常識的に考えて)
債券価格101円00銭 で仕入れた債券を、
101円00銭 で売ってくれる人はいないわけですから(笑)、

・コストは不明瞭よりも明瞭な方がよい
 ということは覚えておきましょう・・。



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