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ファイナンシャルアドバイザーがETF について知っておくべき25の事柄 その3)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

前回に引き続き、知っているようで知らない、
【ETFの常識】について学んでいきましょう。

(と言いましても、前回から
だいぶ時間が空いてしまったので、
ちょっと復習しておきましょうか・・)

25の事柄 その1)
25の事柄 その2)

さあ、あなたの思い込み、固定観念は
いったん部屋の隅に置いておいてくださいね。

7. コモディティETFは(原則)現物を内包していない
 (ただし、金・貴金属を除く・・)

ETFという器の中に、
たとえば、株式や債券など、
資産の裏付けとなる「現物」が入っていれば、
それはとてもスタンダードなETFといえるでしょう。

商品(コモディティ)は、
金、銀、プラチナなどの「金・貴金属」を除いて
原則「現物」を器の中に入れることができません。

(想像してみてください。器の中に
原油やとうもろこしが入りますか?・・)

したがって、
商品ETFの実際は、
各々の商品の先物に投資したり、
商品指数との連動を約した「債券」を
保有したりしているのです。

この事実を、
(つまり狭義でいうところの
「現物裏付け型ETF」とは異なることを)
よく理解しておく必要があります..。

8. 「ETFなら、すごく分散されているよね!」
にも例外がある。


ETFの説明をする際に、
「○○ETFという、ひとつの銘柄を買うことで、
あなたは何百という個別株を同時に動かすことが出来ます。」
という言い方をすることがあります。

ETFの醍醐味は、低コストで、
ダイナミックな銘柄分散が出来てしまうことですが、
すべてのETFがそうだとは限りません。


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たとえば、稀に、
○ 組み入れ銘柄の中で巨大な会社(1銘柄)が存在し、
全資産の20%以上を占めていたり、

○ 組み入れ銘柄をよーく見ると、
ひとつのセクター(業種)で
全資産の50%以上を占めていたりすることがあります。

あなたがもし、
○○ETFに興味を抱いているのなら、
次の3つの項目をチェックするようにしましょう。

1.組み入れ銘柄の「総数」をチェック
2.組み入れ第1位の、全資産に占める割合をチェック
3.上位組み入れ10銘柄の、全資産に占める割合をチェック

他のすべての条件が同じなら、
組み入れ銘柄に偏りがあるETFよりも、
偏りがないETFのほうがベターであることは
言うまでもありません。

ETFs.jpg

9.ETFはクローズされる恐れがある

2011年4月末現在、
世界には2,670本のETFが上場しています。

が、その姿は、
多様なETFがきめ細かく均等にばらけている・・・
という状況とはほど遠いです。

現実は、巨大ETFが
マーケットを寡占しています。

2,670本あるETFの中で、
純資産トップ100のETFが、
全純資産残高のおよそ62%を占めているのです。
(2011年4月末現在)

このトップ100のETFは、
純資産額が数十億ドルを超える巨大な器です。

しかしその一方で、
純資産1000万ドル未満の、
小規模なETFが460本以上も存在します。

(1000万ドルは、1ドル80円とすると、
8億円程度となります・・)

あまりにも純資産額が小さいETFには、
【上場廃止】のリスクが生じます。

上場廃止とは・・?

純資産額が小さいETFは、
(運用会社にとっては)
ビジネスとしてペイしないため、
ETFの上場を取りやめ、
運用自体を終了させることがあります。

これが上場廃止です。実態としては、
投資信託でいうところの【繰り上げ償還】なのです。

私たち投資家は、
この上場廃止のリスクを真摯に受け止め、
純資産の小さすぎるETFは避けるようにする必要があります..。




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| ETFのお勉強 | 13:42 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Re: タイトルなし

ありがとうございます!

| カン・チュンド | 2012/01/10 09:33 | URL |

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

| 株とETF | 2012/01/09 16:03 | URL |














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