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国内ETF奇譚・・(2月7日の例)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

どんな商品でもそうだと思いますが、
マイナーなプロダクトというものは、
売れるときと売れないときの「落差」が大きくなります。

国内に上場するETFもそうです・・。
国内ETFの売買量が際立って増えたのは、
たとえば、東日本大震災の直後でしょう。

大震災が起こったあと、
3月14日(月)、15日(火)と、
株式市場自体は大きく下落したのですが、

日経225のETFや、トピックスETF、
その他ETFも出来高は増えました。

マーケットが急落する場面で
ETFの出来高が増えるのは、欧米はもちろん、
カナダや、メキシコや、韓国でも同じです。

おそらく、
市場が大きく下がって「買い」を入れたいときに、
多くの投資家は【どれを買えばいいのか】
分からなくなるのではないでしょうか。

そのような非常時に、
ETFという道具の「便利さ」が
再確認されるのかもしれません。

逆にマーケットが凪の状態のときは、
「ETFで投資するぞ!」となかなか思いにくいのか、
ETFの売買高が伸び悩む傾向にあります。

(ひとつの具体例として)
2月7日の国内ETFマーケットを
振り返ってみましょう。

いったいこの日はどんな状況だったかというと、
(正直に申し上げますが、)

市場の中では
1/3 くらいのお店が完全にシャッターを閉じ、
1/3 くらいのお店が午前の2時間、
または午後の2時間だけ店を開け、薄商いをし、

1/3 くらいのお店が、
1日お店を開けて「商売」をしていた・・
そんな状況なのです。
(あくまで取引所内での売買高から見た様子ですが・・)

「カンさん。それはダメだ。
そんな閑散とした市場に誰が行きますか・・。」

しかし皆さん、
ETF先進国の米国でも、
1990年代は今の国内ETFに負けず劣らず
マーケットは閑散としていました。

2001年に国内最初のETFが登場していますが、
証券取引所が重い腰を上げて、
本気になってETFを盛り上げようと動き始めたのは
2007年、2008年頃からだと思います。

◆ 誤解を恐れずにいえば、
国内のETF市場はまだ
よちよち歩き】を始めたばかりなのです。

「でも、カンさん。
日経225のETFや、トピックスETF意外は、
ぜんぜん商いがないんでしょ?」

いいえ、そんなことはありませんよ。
よーく市場の隅々まで見てみると、
バラエティーに富んだETFが
けっこう売買されています。

「資料」(PDFファイル)
ETFの基準価額と終値の乖離率について
(2月7日分 東京証券取引所)

※ 以下、○○○株というのは、
今日一日の売買高のことです。

(コード番号 1689)
ETFS 天然ガス上場投資信託
79,600株
へえー、好きな人がけっこういるんだ。」

(コード番号 1678)
(NEXT FUNDS)インド株式指数上場投信
114,500株
「インド株が? ちょっと意外ですね。」

(コード番号 1345)
上場インデックスファンドJリート隔月分配
45,700株
「リートETFの人気は根強いです。」


ETFs.jpg


(コード番号 1615)
東証銀行業株価指数連動型上場投資信託
1,139,000株
「いわゆる銀行業種のセクターETF。
どうしてこんなに出来高がある・・?」

(コード番号 1325)
(NEXT FUNDS)ブラジル株式指数上場投信
120,400株
「ブラジルがずいぶん身近になりましたね。」

(コード番号 1696)
ETFS とうもろこし上場投資信託
4,400株
「やっぱり買う人いるんだ・・。」

(コード番号 1540)
純金上場信託(現物国内保管型)
64,700株
最近はスパイダーゴールドより
出来高が多くなっています・・。」

そして、
(コード番号1680)
上場インデックスファンド海外先進国株式
17,170株

上記と同じ投資対象で、
(コード番号1550)
MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信
12,320株

(コード番号1681)
上場インデックスファンド海外新興国株式
34,490株 となっています。

最後の3本は
いわゆる「広く・浅く」投資を行うETFの王道です。

新興国株式ETF(1681)は、
安定して数万株の出来高を維持しています。
(総じて、先進国株式ETF(1680)の
2~3倍程度の出来高となっています)

私事ですが、この2月で
海外ETFから国内ETFへの【引越し作業】を終えます。

去年の10月から6ヶ月をかけて、
少しずつ
「売って」⇒「買って」を繰り返してきました。

皆さん、国内の市場で売っているものは
もはや日本だけではありません。
また、株(かぶ)だけでもありません。

一度、ETFという商品の味見をしてみては
いかがでしょうか・・。

ETFs.jpg




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| ETFのお勉強 | 19:42 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Re: 心強いです

macaroon さん。市場の成長は「長~いスパン」で見てあげてくださいね。
まるで親が子どもの成長を見守るように・・。

| カン・チュンド | 2012/02/10 08:36 | URL |

心強いです

カンさんのお言葉。心強いです。
カンさんの本も読んで勉強してますが
証券会社さんは絶対に勧めませんがね。
私も少し買ってます。
トピックスETFは配当も来ました。感激~

| macaroon | 2012/02/10 00:42 | URL | ≫ EDIT














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