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アンパンマン的アメリカの終焉・・その2)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

昨日、アメリカの【比較優位性】はゆっくりと、
(しかし)着実に小さくなっていきます、とお話しました。

アンパンマンとして、
自らのアン(技術・ノウハウ)を分け与えてきた
アメリカの歩みは、
そのまま、ヒトの歴史そのものに拡大解釈できます。

むかしは、針のような細い細い経路で、
技術やノウハウが少しずつ伝播されたものですが、
(たとえばシルクロードなどを通じて・・)

今や、経路は太く、早く、
かつ、伝えるべき場所も無数にあります。

「それって、世界に投資を続ける私たちにとって
よいことなの?」
(はい、もちろんそうです!)

アメリカから、
【アンパン】をもらった数多の国が成長を続け、

ある国は【工業化社会】へ、
またある国は【脱工業化社会】へ移行していくからですね。

アメリカ
脱工業化社会

   日本・ドイツ           
 脱工業化社会への過渡期

           中国
          工業化社会

             フロンティア国
            工業化社会への入り口

上記の図のポイントは、
有史以来、最多の国が
すでに【工業化社会】の入口へ移行しているということ。

つまり、世界経済が            
底辺から頂に向かって、
その【厚み】を増しているということなのです。

また、山の中腹では、
中国など【工業化社会】に入った国々が、
(これまた)アンパンマン的に、
多くの「フロンティアマーケット」に投資を行っています。

かつてアメリカが蒔いた種が、
川上から川中へ移動し、
そして、その精神が川中から川下へ、
脈々と伝わり育ち始めているのです。

◆ 次のステージへ踏み出す可能性を秘めた国が
かくも多く存在する、ということそのものが、
この50年~60年の、
アメリカの【最大の功績】ではないでしょうか...。

また、上記の図のように、
経済のグローバル化は進んでも、
各国の経済発展の【ステージ】は異なります..。

この、
経済発展の「ステージ」が異なること自体、
景気循環に「差異」を生じさせます。

【広く・浅く】投資を続ければ、
それなりの「分散効果」が得られるのです。


gf01a201502152000.jpg


世界経済は
新たな【発展ステージ】に向けて
すでに離陸を始めており、

私たちは、
世界のGDPに占める
アメリカの割合が低下することを通じて、
それを実感することになるでしょう。

アメリカのプレゼンスが低下することは
決して「悪いこと」ではなく、
むしろ「良いこと」なのです..。

もし、あなたがバンガード社の
「トータルワールドストックETF」(銘柄コードVT)
のような世界株式を保有すれば、

そのETFを持ち続けるだけで、
世界経済の【勢力図の変化】について行くことができます..。

(おそらく遠からず、
VTもフロンティアマーケットを、
投資対象として組み入れることでしょう)

個人的に興味深いのは、
IT産業、金融産業などの
「基幹産業」がなくなったあとのアメリカが、

どんな産業を
自国の商売に仕立てていくのか・・ということ。

それは意外と
「農業」とか「水」とかであったりするのでは..?

あるいは【心の充足】をサービス業化し、
映画産業のように世界規模で販売していく...?

わたしはできるだけ長生きをして、
アメリカの行く末を見届けたいと思っています。




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