FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ETFを誤解していませんか?(カブ好きのあなたへ・・)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

この、どこにも属している感のない、
独特の「中途半端さ」って、いったい何なのでしょう・・。

投資信託派の人は、
「ETFって、なんか株(かぶ)に似たモノでしょ」と言います。
また、個別株派の人は、
「ETFって、投資信託じゃん..」と言っています。

今日はあえて、
個別株好きの人の立場に立ってお話しますと、
ETFとはズバリ、「面白い銘柄」なのです・・。

えーっと、
個別株のフィールドってありますよね。

何百という個別の会社が、
ひとつひとつ、真ん丸い「銘柄」として、
フィールド一杯に広がっています。
どの銘柄を選ぼうが、それはあなたの自由です!

ひとつひとつの銘柄は毎日「値段」が付いて、
売り買いの機会が毎日存在しています。

おや??
ちょっと向こうのほうを見ると、
いいえ、そっちではなくて、こっち側の向こうです。

小川のほとりに
古びた木枠で出来た大きな「おもちゃ箱」があって、
あれ??
箱のフタが開いていますよ・・、
ちょっと覗いてみましょう。

なんとまあ、
さっきの個別の会社と同じように、
真ん丸い、
たくさんの「銘柄」がびっしり詰まっていますよ。

こちらの銘柄は、赤や青や黄色や
いろいろな色が付いています。

実は少し前から、
同じ株式市場の中で、
新しいタイプの【銘柄】が登場し始めているのです。

小川のほとりにあるので、
あなたはちょっと気付かなかっただけ・・。

すでにたくさんの投資家がやって来ており、
あれやこれやと物色しています。

この、
おもちゃ箱に入ったたくさんの【銘柄】たちを、
ETFと呼んでいます。

まあ、新しいタイプの「銘柄」なのですが、
同じく株式市場の中に在って、
あなたに触れてもらうのを待っています。

「なに? これって
買うのに特別な手続き要るの?」

いいえ、要りません。
ローソンの株を買うのとまったく同じですよ。

へえー、また違ったタイプの【銘柄】なのね?
そう、そうです。

赤や青や黄色の【銘柄】をよく見ると、
【名前】が書いてありますよ・・。

・中国株式会社
・アメリカ株式会社
・タイ株式会社
・金(ゴールド)の価格と同じ値動きをする銘柄

・製薬会社だけを集めて「ひとつの銘柄」にしました。
・原油価格と同じ値動きをする銘柄

・不動産の中で特定のモノをピックアップし
ひとつの箱を作って、またその箱をたくさん集めて、
「ひとつの銘柄」にしています。

・たくさんの債券、
それも、世界の主要国22カ国の国債を集めて
「ひとつの銘柄」にしています。

・金や銀や貴金属や、穀物やエネルギー資源を
ひと括りにして「ひとつの銘柄」にしています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これらは、それぞれ、

・中国株式ETF
・アメリカ株式ETF
・タイ株式ETF
・金ETF
・セクターETF(医薬品)
・原油ETF
・REIT(リート)ETF
・先進国債券ETF
・商品指数ETF と「翻訳」できます。

「カンさん。
アメリカ株式ETFって、なんでアメリカ株式会社なの?」

「アメリカという、ひとつの
でっかい会社を買っているイメージだからですよ。」

「あれでしょ、
ダウ平均とか、S&P500に連動するんでしょ。」
そうです。

「じゃあ、やっぱり指数じゃん。
それってインデックス運用でしょ。ぼくには関係ない・・・。」


short-term_long-term.jpg


あのー、
ちょっ、ちょっと待ってください。
株価指数とか、債券指数って、たしかに「指数」です。
市場の平均ですね・・。

3年B組の男子生徒20人の平均身長と同じ、
「平均」です。

指数って、かつては物事の「平均」を指し示す
【指標】に過ぎなかったのですが、

今、指数は、
【金融商品】になっています。


(実際、ETFという衣を被って、)
○ 指数を、個別株のように「売買」できるわけです。
○ 指数が、リターンを上げる「投資対象」になるわけです。

指数をトレードの対象にしたり、
ヘッジの対象に(実際)しているわけです。

これはつまり単純に、
あなたが【銘柄】を選ぶ「対象そのもの」が、
うーんと広がっているということです。

たとえば【任天堂株の見通し】って、
レポートが出たりしますよね。

証券アナリストの方が、
真ん丸い「任天堂」という銘柄の分析を行って、
買い推奨、売り推奨を行います。

「えー、バリュエーションの結果、
(理論)株主価値:1,003,391百万円
(理論)株価: 16,740円
(参考)12年2月15日終値 11,310円
任天堂の向こう6ヶ月の目標株価は
15,000円です」とか言うわけです..。

ETFだって、
任天堂と同じ「銘柄」ですから、
(まったく同じように)評価が可能です。

たとえば、
S&P500ETFの【レポート】があってもいいわけです。

バリュエーションの結果、
今は割安です、割高です。
6ヶ月の目標価格は○○○円です、
という言い方があってもいいわけですね。

それこそ、
証券会社の「週報」に、
任天堂、コマツ、
三菱UFJフィナンシャル・グループ、中国H株ETFと並んで
【推奨銘柄】として載っていてもOKなのです。

チャートと詳細なレポートが記されていて、
「んー、コマツと、中国H株ETF、どっちにしようかな?」
と比較しながら悩ましげな顔をしてもOKなのです。

実にさまざまな指数(インデックス)が、
ETFという衣を被り、新たな投資対象となっています。
そして、それは(任天堂と同じような)銘柄なのです。

別に、証券会社が、
インデックスの相場観を語ってもよいのですよ..。
???
「カンさん。どうしちゃったの?」




関連記事

| ETFのお勉強 | 18:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT














TRACKBACK URL

http://tohshi.blog61.fc2.com/tb.php/1583-d28c5bf5

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT