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講師は芸人です! その3)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしのセミナーを受けていただいたことがある方は、
なんとなくお分かりだと思いますが、
わたしの「しゃべりの師匠」は、

大前研一でも、ロバート・キヨサキでもなく、
桂 枝雀(落語家)です。

最初の頃は、
ひたすら枝雀のしゃべりをマネて、
セミナーの「シナリオ」を読んでいました。
(もちろん、べたべたの関西弁で・・)

そして、見た目はきちっとした
「スーツ姿」でいこうと決めたのです。
して、その戦略とは・・?

単純です。
スーツでビシッと決めているのに、
しゃべりはべたべたの関西弁・・という、
ある種の「ギャップ」を醸し出そうとしたのです。
(あっ、最大のヒミツを言ってしまった・・・汗、)

さて、聴衆に「付加価値」を感じてもらうための
3つのノウハウの三つ目は・・、

3.受講生を飽きさせない
変化パフォーマンス】を実践する、です。

たとえば、厚労省の役人の方が、
「えー、今後の確定拠出年金の普及と発展に鑑みまして・・・・・」
と話し始めた場合、
まるで棒読みで、もう面白くない、つまらない・・。

どうしてつまらないかというと、
(理由は単純で)【変化がない】からです。

言い方を換えると、
「技術」として面白い伝え方をするためには、
変化を付ければよい】ということになります。

まず、 声そのものに「変化」をつける。
声の大きさ・・大きい・小さいの「変化」をつける。
声の早さ・・ 早く・遅くの「変化」をつける。

実際の、しゃべり言葉では、
「大きい・早く」がワンセット、
「小きい・遅く」がワンセットになるケースが多いでしょう。

実際に、どのように試すかというと、
ふつうにプレゼンをしている最中に、

わざと、声のトーンを変え、意識して
声を小さく、かつゆっくり話してみるのです・・。
(聴いている方の「様子」が変わるのが実感できますよ)

声を小さく、かつゆっくりすると、
なんと言いますか、
聴衆の懐へ入っていきやすくなります。

(前回申し上げたように、これも
演じるから出来るのです・・)

また、話し方に「変化」を持たせるために、
声の大きさ、早さだけでなく、
誰に向かって話しているか、
というのを意識することも重要です。

わたしはよく、
・・・「大きい輪」に向かって話す
・・・「小さい輪」に向かって話す
という言い方をします。

この「ふたつ」を意識して、使い分けましょう。

大きい輪」で話すときは、後方を意識して、
全体を包み込むように・・。
(声は自然と大きくなります)

小さい輪」で話すときは、
真ん中より少し手前を意識して、
特定の2、3人を囲うように・・・。
(声は自然ゆっくりになります・・)

こういう「演技」は、
自分の中で何度もリハーサルしてみてください。
(もちろん、鏡の前で!)
そのうち、自分の体の中にしみ込んできます・・。

また、「変化」をつけるという意味では、
ジェスチャーも大切です。

まず、顔全体ですが、
これは「ソフトアイ」と呼ばれる、
なんと言いますか、「慈悲の顔」を意識しましょう。

お母さんが子どもを慈しむような顔です。
「すべてOKよ。
わたしに任せておけば大丈夫よ・・という顔。」

(プレゼンが始まる前から「慈悲の顔」を
意識しておいてくださいね)

それから「動く」「移動する」ということも大切です。
聴衆はずっと静止している状態ですね。

講師、プレゼンターも静止してしまうと、
聴衆の「視線」が単純な一方向に終始してしまいます。
そうすると、
飽きてくる、眠たくなる・・という症状が起こります。

必ず、左右に動いてください。
スクリーンの左に立つ、右にも立つ。
(もし可能ならば)前にも移動する・・。


illust590.png


○ 前に移動する際は、
スクリーンを振り返って、
(つまり、聴衆と同じ方向を向いて)
重要なポイントを話せれば、
パフォーマンス効果が上がるでしょう。

「変化」という意味では、
参加者に質問することも重要です。

今までつらつらと述べてきましたが、
「変化を付ける」もっとも強力な武器は
なんといっても「間(ま)」です。

間(ま)というのは、
プレゼンという生き物の「呼吸」なのです。

間(ま)は意識して、はじめて作られます。
(もちろん、あなたによって!)

「間(ま)」は(実は)、
講師が「主導権」を保つための、大切なスキルなのです。

プレゼンに間がない、というのは、
「参加者に主導権を握られている」ということ。

○ 間(ま)を恐れない。
つまり、なにも言わない「空間」を作ることで、
参加者の注意を引き、
また緊張感を高めることができます。

間(ま)の「演技」も、
自分の中で何度もリハーサルしてみてくださいね。
(また間があれば、
参加者に考える時間を与えることにもつながりますよ!)

追記)

そういえば生前、桂 枝雀が言っていました。
「笑いの原理」とは、緊張と緩和 であると・・。




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