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たまには基本の海に還りましょう


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

おそらく、ヒトという生き物は、
きほん」を忘れるように出来ているのかもしれません。

新しい金融商品や、コストの引き下げや、
さまざまな投資理論の話、
AさんやFさんの意見・考えなどを聞いているうちに、

複雑怪奇な投資という現象が、
「なんとなく自分にも分かったような」気になってしまうのです。

嗚呼、ダメだ、ダメだ・・ (注: 自分に対して言っています)

たとえば、
ネット証券会社のトップページなどを見れば分かりますね。

私たちはもう、ほんとうに
数多くの「金融商品」に取り囲まれています。

○ たくさんの金融商品が
周りに溢れていればいるほど、
私たちは「特有の感情リスク」に晒されることになります。

ひとつ目)

こんなにたくさん「金融商品」があるんだから、
自分に合った、かつ大きなリターンが実現できるモノを、
見つけられるんじゃないかな・・。

うん、きっとそうだ!
ちょっとこのG商品を買ってみよう・・、
という【思い込み】。

ふたつ目)

こんなにたくさん「金融商品」があるんだ・・。
(と、まるで
さまざまな料理が並んだメニューを眺めるように、)

まあ、わたしに合うのは結局のところ、
以前から慣れ親しんでいるW商品かな?

買い方も知っているし、
最近はあんまり成績がよくないけど、
まあ、使い勝手分かっているから
やっぱりW商品にしておこう・・、

という【思い込み】。

そもそも、
こんなにもたくさんの金融商品がある中で、
たくさんの情報を仕入れる、そして
それぞれの金融商品をいちいち試してみる、

ということが、ホントに
投資の【本質】を知ることにつながるのでしょうか?

わたしは、そうは思いません。

日々、現れては消えていく
たくさんの金融商品たちは、
いわば、投資という海の上に漂う「船たち」です。

○ 海の上に浮かぶ、
たくさんの船について知ることが重要なのではなく、
投資という海のおおもと、その性質を
謙虚にかつ執拗に知ることが重要なのです。


20-旅行カバン


では、投資という海の本質は?

○ それは、
あらかじめ決まっていないリターンと、
襲ってくる波の大きさ(リスク)、
そのふたつの現象、だけ・・。

投資という海が内包しているのは、
リターンとリスクという【変動空間】なのです。

この、
リターンとリスクの実体は「無数」にあります。
年100%のリターンも、
逆に-100%のリターンも内包しています。

投資という海はひとつの社会ですから、
あらゆるリスク、リターンの可能性が詰まっている
といっても過言ではありません。

上記のような↑言い方をすると、
「じゃあ、ぼくにも
facebookのような会社が見つけられるかも!」
と思ってしまいがちですが、

しかし、facebookを、
(今日私たちが認識するfacebookである前に)見つけ、
かつ、そこにリスクマネーを供することは

延々と続く砂浜で小さなダイヤを見つけ、
それに惜しげもなくお金を注ぐようなもの..。

また、投資という海では、
(波の大きささえ許容できるなら)
年率20%の金融商品を見つけることだって可能です。

(逆の視点から言いますと、
ずいぶんと大きな波を取り入れ、
年率20%の金融商品を作ることは可能なのです)

ただし、
背中に背負う波の大きさを考慮しない
年率20%、100%のリターンには
(はっきり言って)【意味】がありません..。

なぜなら、実際に波が発生してしまったときに、
所有する資金の70%、80%を失うと、

もう、実質的に同じスタンスで
資産運用を行うことは不可能になるからです。
(私たちが富豪の娘、息子でない限り・・・)

○ あなた自身が許せる範囲の波(リスク)で、
いかに高い結果リターンを現出できるのか。

私たちの先人はひたすらこのことに悩み、
私たち自身も頭を抱えているわけです。

では、
この問いに対する答えは何かというと、

○ あなた自身が許せる範囲の波(リスク)
⇒ 分散によって作り出す

○ いかに高い結果リターンを現出するか
⇒ コストを減らすことによって近づける

えっ!? カンさん、それだけ??

はい、つまり(結論としては)
分散」「低コスト」となるわけです。

上記のような帰結は、
はっきり言って凡庸で、かつドラマ性に欠け、
会社帰りのバルの中でのおしゃべりには
決して出てきません。

しかし、重たい【真実】なのです・・・。




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