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公的年金はサブで、じぶん年金がメインです


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今はむかし、
マルサの女2」(1988年)という映画がありました。

この映画の中で、
三国連太郎扮する地上げ屋の鬼沢が、

「日本は世界の金融センターになるんだ。
誰かが汚い仕事をしなきゃならんだろ。
もたもたしていると香港に追い越されちまうぞ!」
という旨のセリフを口にしていました。

あれから24年・・。
状況はすっかり変わってしまいましたね。

たとえば、財政に余裕がある当時に、
公的年金の抜本的改革に着手しておけば、
今私たちの目の前に広がる【風景】は、
ずいぶん違ったものになっていたでしょう。

映画から遅れること10年あまり。
1999年に「日本の社会保障」という本が発売されます。
(著 広井良典 岩波新書)

この中で著者の広井さんは
1.1階部分の基礎年金の保険料は「税方式」に変える。
2.2階部分の厚生年金については、
国が主催する年金を止め、民間の保険に移行する。

という「提言」を行っています。

1階部分の国民年金は
消費税の増税、あるいは福祉目的税を作って、
その財源に充てると示しています。

(保険料の徴収では、
未納問題や徴収コストの面で難があるため..)

2階部分については、
要するに年金制度そのものを「民営化」する
という提言なのです。

つまり、私たちひとりひとりが、
自分で民間の「年金保険」などに入って、
(自分のお金でもって)
自分で将来の年金を積立てるというもの・・。

「えー、じゃあ、国の年金制度が
1階部分だけになっちゃうじゃん。」
と思われるかもしれませんが、【その通り】です。

(※ 本書が発売された当時に、
公的年金の抜本的改革に着手しておけば、
今、目の前に広がる【風景】は
また違ったものになっていたでしょう..)

私たちはすでに2012年を迎えています。
今から23年後(2035年)の「人口構造」を俯瞰すると、

2035年

もはや「賦課方式」は機能せず、
年金給付の絶対額そのものを削減しなければ
制度が維持できないことは明白です..。

考えてみますと、
1階「国の主催」
2階「民間」というパターンは、

【医療保険】では実施されています。

私たちは国が主催する「医療保険」
(健康保険)に加入しているため、
病気になったときは、
自己負担が3割で済んでいますね。

(これが1階部分です..)

しかし、それだけでは心もとないので、
長期の病気、入院に備えて
2階部分のところで、
民間の「医療保険」にも加入するわけです。

民間の保険に関しては、
私たち自身が、
サービス提供会社(保険会社)の中から、
自分で選んで、自分で保険料を支払っています。

ところで、
年金制度とはいったい何でしょうか?

それはセカンドライフを賄うための
「超長期のつみたて貯蓄制度」です。

◆ この制度の中で、
今後、国が関与してくる割合が減り、
自助努力で賄う部分が増える、ということ・・。

(公的年金はサブで、じぶん年金がメイン
という発想の転換が必要です...)

2階部分を純粋に「年金保険」で賄うか、
あるいは資産運用によって制度設計するのか、
それはあなた自身が最終的に選択することです。

えっ、わたしですか?
わたしは何十年にもわたって
保険会社の倒産リスクを背負うのがイヤなので、
投資信託のつみたてで
「じぶん年金」をせっせと作っています..。

*********************
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| 人生をプランニングする | 13:01 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Re: タイトルなし

そうです、自動車保険もおっしゃる通りですね。

| カン・チュンド | 2012/04/14 19:24 | URL |

自動車保険もそうですね。一階部分が自賠責。二階部分が民間の自動車保険。こういうやり方を、年金が採用したとしても、さして問題ないように思います。

| 木更木義人 | 2012/04/14 14:43 | URL |














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